トラファルガー広場

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座標: 西経0度07分41秒北緯51.508154度 西経0.128107度51.508154; -0.128107

トラファルガー広場(トラファルガーひろば、Trafalgar Square)は、イギリスロンドンウェストミンスターにある広場である。この広場は政治演説をする人が多いことでも有名で、週末には何らかの集会が行われていることが多い。

歴史

1805年のトラファルガーの海戦における勝利を記念して造られた。当初は「ウィリアム4世広場」という名前だったが、建築家のGeorge Ledwell Taylorの提案によってトラファルガー広場となった。トラファルガーの名は海戦があったスペインのトラファルガル岬に由来する[1]が、元々はスペインに進出したアラビア人がタアリフ・アルガル(洞窟の岬)とアラビア語で呼んでいた。

この広場は、エドワード1世の時代には王家の厩であった。1820年代、ジョージ4世が建築家のジョン・ナッシュにこの地域の再開発を依頼。現在の形になったのは1845年である。

構造

中央に噴水のある広いスペースで出来ておりナショナル・ギャラリーの入り口へ続く階段がある。以前は噴水周辺は四方を道路に囲まれていたが、ミレニアムを記念したさまざまなロンドン改造工事の一環として、建築家ノーマン・フォスターの監修で道路の一つがふさがれ、ナショナル・ギャラリーから噴水までが大きな広場となった。

ホレーショ・ネルソン提督の記念碑(ネルソン記念柱)は噴水の隣に、巨大な4頭のライオンのブロンズ像に囲まれて建っている。

広場の北側はナショナル・ギャラリー、東側はセントマーティンズ教会がある。また、南東方面はアドミラルティ・アーチに隣接している。南はホワイトホールとサウス・アフリカ・ハウス、北はチャリング・クロス・ロード、西にはカナダ・ハウスがある。

風景

ファイル:Trafalgar square england 1908.jpg
1908年のトラファルガー広場

脚注

  1. 中村久司 『観光コースでないロンドン イギリス2000年の歴史を歩く』 高文研、2014年。ISBN 978-4-87498-548-9。

関連項目

外部リンク