四国汽船

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四国汽船株式会社(しこくきせん)は、香川県香川郡直島町に本社を持つ海運会社。瀬戸内海直島へ向かうフェリーおよび高速船を運航している。関連会社として宇野と豊島小豆島を結ぶ小豆島豊島フェリーがあったが、2014年6月に四国フェリー系列になっている。

なお、同じ高松市に本社を置く四国フェリーとは社名、運航地域が似ているが別の会社である。

航路

フェリー

所要20分。1日13往復を運航、「あさひ」「なおしま」が就航する。
所要50分(直島行)、60分(高松行)。1日5往復を運航、「あさひ」「なおしま」が就航する。
  • 宇野港 - 直島(風戸)
所要15分、1日8往復を運航、「せと」が就航する。
車なしの徒歩、二輪車、自転車での利用は不可(2012年5月31日までこの航路と並行して運航していた津国汽船も同様だった)。日曜・祝日運休。1往復は危険物車両優先便。

旅客船

所要15分。1日4往復(季節便・深夜便含む)を運航する。
  • 宇野港 - 直島(本村)
所要20分。1日5往復を運航する。

高速船

所要25分、3月から11月までの金・土・日祝のみ1日4往復(季節便含む)を運航する。
所要55分(直島 - 豊島間22分、豊島 - 犬島間25分)。1日3往復(1往復は豊島に寄港しない)、月・火曜は運休。ただし12月1日~2月末日の水・木曜は直島 - 豊島のみ2往復を運航。
瀬戸内国際芸術祭に合わせて臨時航路として2010年7月19日より運航を開始した。芸術祭終了翌日の同年11月1日より直島 - 犬島の直行便として運航を継続。同12日より豊島経由に再変更し定期航路化した[1]

船舶

カーフェリー3隻、高速旅客船3隻を保有している。

就航中の船舶

フェリー

  • せと
2003年9月就航、藤原造船所建造
559総トン、航海速力14.0ノット、旅客定員400名、トラック20台
2015年5月1日就航、藤原造船所建造
1,099総トン、航海速力12.0ノット、全長74m、全幅15m、定員500名、バス12台または乗用車61台
  • あさひ(2代目)
2018年3月16日就航、藤原造船所建造
987.00総トン、全長74メートル、最大幅15メートル、主機関馬力1,800×2、航海速力14.8ノット、旅客定員500名、積載可能車両数 乗用車61台又はバス12台。「なおしま」同様百貨店髙島屋の子会社髙島屋スペースクリエイツが内装を手がけている。

高速船

  • サンダーバード
2005年12月就航、常石林業建設建造
19総トン、航海速力26.7ノット、旅客定員79名
  • ラブバード
2008年7月就航、常石林業建設建造
19総トン、航海速力25ノット、旅客定員65名
  • アートバード
2010年5月就航、常石林業建設建造
19総トン、航海速力30ノット、旅客定員80名

過去の船舶

フェリー

  • あさひ
1998年9月就航、藤原造船所建造。2017年、船名を「あさひII」に変更。2018年3引退、その後タイに売船され「SEATRAN FERRY」。
宇野 - 直島 - 高松航路。総トン数998t、航海速力14.0ノット、旅客定員450名、トラック24台
  • なおしま (2014年10月からは「なおしまII」)
1995年10月就航、藤原造船所建造。2014年10月、船名を「なおしまII」に変更。2015年4月30日引退、2015年5月、海外売船。
998総トン、航海速力14.0ノット、旅客定員450名、トラック24台またはバス12台または乗用車61台

高速船

  • ブルーバード
2002年5月就航、常石林業建設建造。2013年4月1日より小豆島豊島フェリーの「マーレてしま」として就航。
19総トン、航海速力28.5ノット、旅客定員79名

アクセス

事業所

参考文献

外部リンク