東池袋駅

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東池袋駅(ひがしいけぶくろえき)は、東京都豊島区東池袋四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線である。駅番号Y 10

本項では、付近にある都電荒川線(東京さくらトラム)東池袋四丁目停留場(ひがしいけぶくろよんちょうめていりゅうじょう)(駅番号:SA 25)についても記述する。

駅構造

東京メトロ

島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札階とホームを連絡するエスカレーターエレベーターを設置している。可動式ホーム柵は、有楽町線全線での設置計画により、2011年平成23年)2月26日から供用を開始している[1]

当駅は、「池袋駅務管区 東池袋地域」として近隣の駅を管理している[2]

のりば

番線 路線 行先 備考
1 Y 有楽町線 飯田橋有楽町新木場方面
2 池袋和光市森林公園飯能方面 和光市駅から TJ 東武東上線へ直通(森林公園駅まで直通)、または
小竹向原駅から SI 西武池袋線へ直通(SI 西武有楽町線経由飯能駅まで直通)


東京都交通局

相対式ホーム2面2線の地上駅である。都道435号線を挟んで千鳥式にホームが設置されている。

サンシャインシティへの最寄停留場であり、「サンシャイン前」の停留場副名称を持つ。


利用状況

  • 東京メトロ - 2017年の1日平均乗降人員44,044人であり[3]、東京メトロ全130駅中84位。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[4]
年度 1日平均
乗降人員[5]
1日平均
乗車人員[6]
出典
1992年(平成04年) 12,759 [* 1]
1993年(平成05年) 12,351 [* 2]
1994年(平成06年) 12,074 [* 3]
1995年(平成07年) 12,082 [* 4]
1996年(平成08年) 12,074 [* 5]
1997年(平成09年) 12,088 [* 6]
1998年(平成10年) 12,373 [* 7]
1999年(平成11年) 12,142 [* 8]
2000年(平成12年) 12,107 [* 9]
2001年(平成13年) 12,318 [* 10]
2002年(平成14年) 12,425 [* 11]
2003年(平成15年) 25,724 12,339 [* 12]
2004年(平成16年) 25,321 12,433 [* 13]
2005年(平成17年) 25,516 12,504 [* 14]
2006年(平成18年) 26,081 12,770 [* 15]
2007年(平成19年) 29,814 14,691 [* 16]
2008年(平成20年) 31,394 15,274 [* 17]
2009年(平成21年) 31,181 15,236 [* 18]
2010年(平成22年) 31,759 15,432 [* 19]
2011年(平成23年) 32,925 16,169 [* 20]
2012年(平成24年) 34,327 16,693 [* 21]
2013年(平成25年) 36,323 17,753 [* 22]
2014年(平成26年) 37,966 18,570 [* 23]
2015年(平成27年) 41,609 20,462 [* 24]
2016年(平成28年) 42,752 21,047 [* 25]
2017年(平成29年) 44,044

駅周辺

サンシャイン60を中心としたサンシャインシティが立地するほか、2000年代後半以降は駅周辺での東池袋四丁目再開発事業が数ヶ所で行われており、豊島区立中央図書館や豊島区立舞台芸術交流センター(あうるすぽっと)といった文教施設が入居するライズシティ池袋、サンシャインシティまでの地下連絡通路「東池袋地下通路」[7]、複数の大型タワーマンションなどが完成している。

また、駅南側の南池袋二丁目でも再開発事業が行われ、豊島区役所の新庁舎と大型タワーマンションとの複合施設「としまエコミューゼタウン」が完成、東池袋駅と地下道で直結している。

ファイル:Toshima Ecomusee Town 01.jpg
としまエコミューゼタウン

バス路線

駅に隣接して都電旧大塚電車営業所日ノ出町派出所の跡地に都営バス東池袋四丁目操車所が設置されていたが、東京メトロ副都心線の開業に伴う路線再編により2008年平成20年)6月13日限りで閉鎖され、ここから渋谷駅方面へ向かっていた池86系統も同日付けで池袋駅東口 - 東池袋四丁目操車所間を廃止、池袋駅東口始発・終着となっていたが、2018年4月1日のダイヤ改正で当駅に近いサンシャインシティまで延伸された。ただし駅の目の前は通らない。

東池袋四丁目
日出通り
サンシャインシティ南

歴史

東京メトロ

東京都交通局

  • 1925年大正14年)11月12日:王子電気軌道大塚線「水久保」(みずくぼ)停留場として開設[9]
  • 1939年(昭和14年)4月1日:東京市電気局池袋線 護国寺前-池袋駅前間開通に伴い、王子電気軌道線との交差地点近くに「日出町二丁目」(ひのでちょうにちょうめ)停留場開設。王子電気軌道水久保停留場は市電停留場付近に移設され「日出町二丁目」に改称。[10][11]
  • 1942年(昭和17年)2月1日:王子電気軌道が東京市に事業譲渡。市電池袋線および早稲田線の停留場となる。
  • 1944年(昭和19年):戦時体制による早稲田-王子駅前間営業休止に伴い、都電池袋線のみの停留場となる[12]
  • 1946年(昭和21年)7月10日:早稲田-王子駅前間営業再開に伴い、早稲田線の停留場復活[13]
  • 1967年(昭和42年)3月1日:「東池袋四丁目」に改称。
  • 1969年(昭和44年)10月26日:都電池袋線(17系統池袋駅前-護国寺前間)廃止に伴い、早稲田線(32系統)単独の停留場となる。
  • 1974年(昭和44年)10月1日:都電荒川線の停留場となる。

副都心線の東池袋駅設置計画

地下鉄13号線(副都心線)の計画段階である、1985年の運輸政策審議会答申第7号では東池袋駅が位置づけられていた。しかし、2001年の都市計画変更の際には東池袋駅は定められず、副都心線開業時点では駅は設置されなかった[14]

豊島区は、副都心線の東池袋地区への駅設置を要望しており、東京地下鉄と確認書を交わしている。それによれば、将来、相当の利用客が見込めるようになった時期に、新駅を設置する工事を行うとしている[14][15]。また、副都心線の建設段階にて新駅を設置する事前措置を行うものとしている[14]

隣の駅

Tokyo Metro logo.svg 東京地下鉄
Y 有楽町線
池袋駅 (Y 09) - 東池袋駅 (Y 10) - 護国寺駅 (Y 11)
PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局
SA 都電荒川線(東京さくらトラム)
都電雑司ヶ谷停留場 (SA 26) - 東池袋四丁目停留場 (SA 25) - 向原停留場 (SA 24)

脚注

  1. 1.0 1.1 ホームドア設置計画進行中 (PDF) - 東京地下鉄ニュースリリース 2011年4月26日
  2. 鉄道ピクトリアル2016年12月臨時増刊号 【特集】東京地下鉄 p.17
  3. 各駅の乗降人員ランキング - 東京メトロ
  4. としまの統計 - 豊島区
  5. 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  6. 東京都統計年鑑
  7. 池袋経済新聞「東京メトロ東池袋駅-サンシャインシティ間の地下通路が開通」(2011年02月02日付記事)
  8. 有楽町線の発車メロディを制作しました - 株式会社スイッチ 2011年4月6日
  9. 「日本鉄道旅行地図帳 5号 東京」(新潮社、2008年)
  10. 『昭和三十年代東京散歩(古地図ライブラリー 別冊)』 人文社、2004年。ISBN 4-7959-1296-3。
  11. 「日本鉄道旅行地図帳 5号 東京」(新潮社、2008年)
  12. 東京都交通局編「わが街わが都電」(1991年)
  13. 「日本鉄道旅行地図帳 5号 東京」(新潮社、2008年)
  14. 14.0 14.1 14.2 豊島区 (2015年2月25日). “主な意見と回答(平成25年7月~9月)”. 豊島区公式ホームページ. 豊島区. . 2015閲覧.
  15. 豊島区 (2015年7月28日). “都市高速鉄道の整備”. 豊島区公式ホームページ. 豊島区. . 2015閲覧.

出典

東京都統計年鑑

関連項目

外部リンク

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