滝、瀧(たき)
水流がほぼ垂直に落下するところ。河床の高さに落差がある場合に生じ,滝をつくっている岩石を造瀑層という。一般に滝は岩石の固い部分や地殻運動で生じた傾斜の変換部などに生じ,本流の河床が支流の河床よりも著しく低く,その合流点が懸谷をなす場合にも生じる。浸食作用が進行すると,滝は次第に上流に向って後退し,急崖は縮小して,ついには消失するようになる。アメリカとカナダの国境にあるナイアガラ瀑布はケスタの崖に生じた滝。日本の華厳滝は男体山の溶岩でせきとめられて生じた中禅寺湖の水があふれ出たもの。
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