ゆりかもめ (鉄道会社)

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株式会社ゆりかもめ: Yurikamome Inc.)は、東京都内で鉄道事業および軌道事業新交通システム)を営む株式会社東京臨海ホールディングス子会社で、東京都も出資する第三セクター方式の企業である。

1988年(昭和63年)設立時の商号は東京臨海新交通株式会社だったが、1998年(平成10年)4月1日に運営路線の愛称名を商号とした。運営路線の詳細については、正式名称である「ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線」の項を参照されたい。

歴史

路線

車両

側方案内式の新交通システム車両で、軽量ステンレス製車体。編成番号の19・20・29・30・49・50は欠番。ゴムタイヤを履いている。電気方式は三相交流600V。ATOATCなどの保安装置のバックアップにより無人運転されるが、荒天時や研修の時期に有人運転される場合もある。なお、7000系の4次車以降は1-3次車と制御方式が異なり7200系として区別されるが、外観に大きな違いはない。ただし7200系のうち2005年製のものはカラーリングが異なるなど、製造年度による細かな違いがある。

現有車両

過去の車両

導入予定の車両

  • 7500系 - 7200系置き換えのために2018年から2020年にかけて導入される予定[5]

運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・ICカードの場合は1円未満切り捨て、切符購入の場合は10円未満切り上げ)。2014年4月1日改定[6]。9km以上は券売機で切符を購入したほうが安くなる。

キロ程 運賃(円)
ICカード 切符購入
初乗り2km 185 190
3 - 5 247 250
6 - 8 319 320
9 - 15 381 380

企画乗車券

  • ゆりかもめ全線が1日乗り降り自由となる「ゆりかもめ一日乗車券」が各駅の券売機で発売されている。価格は大人820円、小児410円。

マスコットキャラクター「ゆりも」

ゆりもは、株式会社ゆりかもめが東京臨海新交通臨海線の開業10周年及び2006年有明駅 - 豊洲駅間開業を記念して2005年に登場させたキャラクターである。

路線愛称の由来になった東京都の都鳥「ユリカモメ」をモチーフに、胸にゆりかもめのシンボルマークが描かれている。

脚注

  1. 鉄道ジャーナル』第32巻第7号、鉄道ジャーナル社1998年7月、 98-99頁。
  2. ゆりかもめ新型車両デビュー! (PDF)”. ゆりかもめ (2013年3月15日). 2013年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2015閲覧.
  3. 3.0 3.1 ゆりかもめ、新型車両7300系の営業運転開始…両開きドアとロングシート採用 - レスポンス、2014年1月19日
  4. 新交通ゆりかもめ向け全自動無人運転車両(AGT)48両発注 2020年に向けて導入 - 三菱重工
  5. ゆりかもめ は新型車両を導入します(ゆりかもめホームページ)2018年3月29日閲覧。
  6. 消費税率引き上げに伴う運賃改定についてのお知らせ (PDF) - ゆりかもめ

外部リンク