カリストゥス2世

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カリストゥス2世(Callixtus II)

[生] ?
[没] 1124.12.13/1124.12.14. ローマ

第162代教皇(在位 1119~24)。ブルゴーニュ公家出身。

年にビエンヌの大司教となり,教会改革の代弁者,また神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世の対立者として名をはせた。クリュニーに追放されていた教皇ゲラシウス2世の死後,1119年にその後継として教皇に選出される。同 1119年のランス教会会議で俗人による聖職叙階を非難し,ハインリヒ5世と対立教皇のグレゴリウス8世を破門した。

1120年ローマに入り,1122年に皇帝との間にウォルムス政教条約を結んだ。これにより聖職叙任権は教皇がもつこととなり,叙任権論争は収束した。1123年には第1回ラテラノ公会議を招集,ウォルムス政教条約が承認された。