シェフィールド

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シティ・オブ・シェフィールド
City of Sheffield
イングランドの旗
位置
シェフィールドの位置の位置図
シェフィールドの位置
座標 : 西経1度28分10秒北緯53.38583度 西経1.46944度53.38583; -1.46944
行政
イギリスの旗 イギリス
 連合王国 イングランドの旗 イングランド
 リージョン ヨークシャー・アンド・ザ・ハンバー
 大都市カウンティ サウス・ヨークシャー
 市 シティ・オブ・シェフィールド
地理
面積  
  市域 367.94 km2 (142.1 mi2)
人口
人口 (2007年現在)
  市域 530,300人
    人口密度   1,441人/km2(3,732人/mi2
  都市圏 640,740人
    都市圏人口密度   3,949人/km2(10,228人/mi2
公式ウェブサイト : http://www.sheffield.gov.uk/

シェフィールド (Sheffield) はイギリスイングランド中部の工業都市である。

人口は520,700人(2005年)で、首都ロンドンバーミンガムリーズグラスゴーに次いで第5位。都市圏人口は約180万人にのぼる。

またシェフィールド大学は5人のノーベル賞受賞者を輩出している名門大学。特に理工系に強い。 蹴球クラブの発祥地といわれる。

地理

シェフィールドは西経1度28分北緯53.383度 西経1.467度53.383; -1.467に位置する。 ペナイン山脈の南端、ドン川とその4つの支流との合流地点に位置する。 367.94平方キロの市域のうち半分近くがピーク国立公園をはじめとする森林で占められており、工業都市でありながら自然も楽しむことが可能である。「7つの丘の上に建てられた町」と呼ばれることがよくあり、町の一番低い場所は標高10m、最も高い地点は500m以上ある。89%の人たちは100~200mの地点に居を構える。

歴史

川にかこまれ水車動力がえられたことや、鉄鉱石と石炭が近郊で産出したことにより鉄鋼業で発展し、近隣のリーズマンチェスターと並んで、産業革命以来英国工業の中心地として国の経済を支えてきた。1742年、銀メッキの技術がこの地で発明され、1850年代には発明家ヘンリー・ベッセマーが廉価な製鋼法ベッセマー法を開発。その結果、シェフィールドはイギリスの鉄鋼市場で特異な地位を獲得した。第二次世界大戦の際、ドイツ軍の爆撃で被害を受けたが、戦後、広範囲にわたって再建された。今は主要産業は金属加工業でナイフやフォークなど刃物産業が盛んであり、ゾーリンゲン関市と並んで「刃物の3S」と呼ばれている。

経済

製鋼業の中心地で、なかでもステンレス製品、とくにナイフフォークなどで知られる。周辺は主要な炭坑地域で、鋳鉄工場や真鍮工場も多い。1950年代以降主力産業が衰退し長く低迷状態にあったが、現在は英国有数の学術都市・科学技術集積地として息を吹き返し、英国有数の都市の座を守っている。

人口

Sheffield Compared[1][2]
人口構成 シェフィールド サウスヨークシャー イングランド
総人口 513,234 1,266,338 49,138,831
海外で出生 6.4% 8.9% 9.2%
白人 91% 95% 91%
アジア系 4.6% 2.6% 4.6%
黒人 1.8% 0.9% 2.3%
キリスト教 69% 75% 72%
イスラム 4.6% 2.5% 3.1%
ヒンズー 0.3% 0.2% 1.1%
宗教に属さない 18% 14% 15%
75歳以上 8.0% 7.6% 7.5%
失業者 4.2% 4.1% 3.3%

人口の年齢別構成は2007年時点で0~14歳16.4%、15~64歳67.9%、65歳以上15.7%である。[3]

文化

1977年より、市内のクルーシブル劇場で毎年4~5月にかけて世界スヌーカー選手権が行われ、多くの観衆を集めている。

交通

シェフィールド出身の著名人

姉妹都市・友好都市

脚注

  1. United Kingdom Census 2001 (2001年). “South Yorkshire (Met County)”. statistics.gov.uk. . 2007閲覧.
  2. United Kingdom Census 2001 (2001年). “Sheffield (Local Authority)”. neighbourhood.statistics.gov.uk. . 2007閲覧.
  3. [1]

関連項目

外部リンク