ジェームズ・クラーク・マクスウェル

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ジェームズ・クラーク・マクスウェル(英:James Clerk Maxwell1831年6月13日 - 1879年11月5日

イギリスの物理学者。エディンバラ大学とケンブリッジ大学に学び,アバディーンのマーシャル・カレッジ大学教授 (1856) ,ロンドンのキングズ・カレッジ教授 (60) ,ケンブリッジ大学教授 (71) 。ここでキャベンディッシュ研究所の創設に尽力,初代所長となった。数学に秀で 14歳で卵形曲線に関する論文をまとめた。光の色に関する研究,土星の環の研究 (59) から,気体分子運動論に転じ (60) ,熱と運動の関係,分子の速度分布則 (マクスウェル=ボルツマン分布 ) を導いた。さらに M.ファラデーがはなばなしく展開していた電磁気現象を手がけ (64~74) ,力線に数学的基礎づけを与え,場の考えを支持して有名なマクスウェルの方程式を導いた。それに基づいて,電気振動によって電磁波が発生すること,その伝播速度が光速度に等しいこと,それが横波であることを予言し,光の電磁波説の基礎を築いた。



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