ダチョウ

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ダチョウ(駝鳥、Struthio camelus

ダチョウ目ダチョウ科ダチョウ属に分類される鳥。

全長 1.8m,頭高 2.1~2.8m,体重 150kgで,現生鳥類のなかでの最大種。地上性で,長くてじょうぶな脚をもつが,は退化して飛ぶことができない。趾(あしゆび)は 2本。頭と頸は大半の皮膚が見えるが,細かい綿羽が生えている。腿には羽毛がない。雄は頭と頸の綿羽が灰色で,体の羽毛が黒く,尾と翼の先が白い。雌は頭と頸が灰色,体の羽毛が暗褐色である。アフリカの草原やサバナに生息するほか,オーストラリア南部に南アフリカから家禽化されたものが移入され,一部で野生化している。地上に巣をつくり,3~5羽の雌が一つの巣に産卵し,昼間は雌が,夜間は雄が抱卵する。日中は雌の暗褐色,夜間は雄の黒色の羽毛で姿が目立たないと考えられている。主として草食性で,植物質を消化するために腸がたいへん長い。(走鳥類



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