プロダクション リード

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株式会社プロダクションリード: PRODUCTION REED CO.,LTD.)は、アニメーションの企画、制作および販売を主な事業内容とする日本企業日本動画協会正会員。

旧社名は、「株式会社葦プロダクション」(あしプロダクション)。「REED」は、「」の英語読みである。

概要

1975年竜の子プロダクション(現・タツノコプロ)でCM制作と版権営業の仕事をしていた佐藤俊彦、加藤博らが新興の玩具会社「タケミ」の要請により独立して「葦プロダクション」として創業。

後発の会社のため放送枠の確保に苦労し、創業当初の3作品はやむなく日本アニメーションの看板を借りて放送にこぎつけた[1]。『くじらのホセフィーナ』から『宇宙戦士バルディオス』までの4作品は日本アニメーションの代わりに国際映画社との共同制作となり、『戦国魔神ゴーショーグン』からは自社単独制作となった。

主にオリジナル企画が多いが、数こそ少ないものの原作ものも手がける。後述のウィズグループ離脱以降の2010年代では原作アニメの比率が多くなっている。

2001年11月に大幅な増資と共にバンダイグループ(後のバンダイナムコグループ)傘下となったが、2005年末をもって再び1000万円に減資し、バンダイは資本を引き揚げた。

2006年1月20日よりバンダイナムコグループ傘下の玩具企画開発会社ウィズと業務提携し、2007年11月1日に社名を「株式会社葦プロダクション」から「株式会社プロダクション リード」に変更。これに伴い佐藤俊彦は代表取締役会長に異動し、新たに本郷武一が代表取締役社長に就任した。

2009年5月20日、ウィズとのシナジー効果が期待出来ないことおよびウィズが玩具の企画・開発・製造に特化することを理由にウィズ保有の全株式が佐藤俊彦に譲渡され、ウィズグループから離脱した[2]

関係者が設立した企業としては、1980年代前半にプロデューサーの相原義彰を中心に若手スタッフ達が集まり設立したカナメプロダクション、映画編集者の掛須秀一が、独立した辺見俊夫を迎えて1990年に設立したジェイ・フィルム、同年に制作進行の木村健吾が独立して同年に設立した東京キッズ、制作プロデューサーの下地志直らが独立して1995年に設立したジーベック、創業メンバーの加藤博らが独立して1998年に設立したアクタス、制作プロデューサーの石坂透が独立して2000年に設立したアイムーヴがある。

作品履歴

テレビアニメ

1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代

OVA

劇場アニメ

Webアニメ

実写番組

関連人物

脚注

  1. 現在でもこの3作は著作権表示が日本アニメーションとなっている。
  2. 当社子会社の株式譲渡に関するお知らせ”. ウィズ (2009年5月20日). . 2009テンプレート:Date-time separatorテンプレート:Time閲覧.

関連項目

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