マリア・ゲッパート=メイヤー

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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:1963年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:原子核の殻構造に関する研究

マリア・ゲッパート=メイヤー(マリーア・ゲッパート=マイアー)Maria Göppert-Mayer1906年6月28日 - 1972年2月20日

アメリカの物理学者。原子核の殻模型の提唱で知られる。

ドイツのカトウィッツ(現、ポーランドのカトビーツェ)に生まれる。1924年ゲッティンゲン大学入学、量子力学の形成期にM・ボルンの指導を受ける。アメリカの物理学者メイヤーJ. E. Mayer(1904―1983)と結婚してアメリカに渡り、1933年帰化した。1946年シカゴ大学教授、1960年カリフォルニア大学教授。第二次世界大戦前は物理化学に多くの業績がある。第二次世界大戦中に原子爆弾開発のマンハッタン計画に参加。1948年安定な原子核を特徴づける「魔法の数」の研究に着手し、1949年スピン‐軌道相互作用に基づく原子核の殻模型を提出した。これにより1963年ノーベル物理学賞を受賞した。別に同様の研究をしていたJ・H・D・イェンゼンも同時受賞した。



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