ライアン・ネルセン

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{{#invoke:Infobox3cols|infobox}} ライアン・ウィリアム・ネルセン ONZM[1]Ryan William Nelsen ONZM, 1977年10月18日 - )は、ニュージーランドクライストチャーチ出身の元同国代表サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダー。オールホワイツ(代表の愛称)では主将を務めた。

経歴

クライストチャーチ生まれ。セント・トーマス・オブ・カンタベリーカレッジを卒業し渡米。アメリカ合衆国グリーンズボロ大学サッカークラブで2年間を過ごしたのちスタンフォード大学サッカークラブへ移籍。スタンフォード大学に在学した2年間で政治学を専攻し卒業した。

2001年のドラフト4位でMLSD.C. ユナイテッドへ入団。2003年からキャプテンを務め、同年と翌年にMLSベストイレブンに選出される。MLS4年間の在籍中に7ゴール、5アシストを記録した。

2005年1月6日プレミアリーグブラックバーン・ローヴァーズFCに入団。ディフェンスの立て直しに成功し3年間の契約延長に合意した後、ブラックバーンの援助もあり就労ビザの取得に成功した(サッカーニュージーランド代表はFIFAランク70位以降のため就労許可が得られなかった)。2006年度にはオセアニア年間最優秀選手賞を受賞。2006-07シーズンハムストリングの損傷により出場機会を減らすが2007年に復帰すると、同年よりブラックバーンの主将に就任する。シーズン終了後にクラブと5年間の契約延長に合意。2009年4月26日の対ウィガン・アスレティックFC戦でプレミアリーグ初ゴールを記録した。

2011年4月に膝を負傷して以降は1試合の出場に留まり、翌年1月にブラックバーンとの契約を解除。同2月1日トッテナム・ホットスパーFCと契約した[2]

シーズン終了を以てスパーズを退団し、6月18日クイーンズ・パーク・レンジャーズFCと1年契約を交わした[3]

QPRではシーズン開幕以来全21試合に出場するなど主力としてプレーしていたが、2013年2月1日にMLSのトロントFC監督に就任することが発表された[4]

代表歴

ニュージーランド代表として1999年6月19日、ポーランド代表戦でA代表デビューを果たした。

2008年に行われた北京オリンピックにはオーバーエイジ枠で選出された(ブラックバーンとの契約により初戦と第2戦のみの出場)。

2010 FIFAワールドカップでは3試合に出場。グループリーグ敗退に終わったものの、3引き分けで出場国中唯一の無敗であった。

2012年ロンドン・オリンピックにも2大会連続オーバーエイジ枠で選出された。

所属クラブ

監督歴

脚注

  1. "Football heroes congratulated on honours - tvnz.co.nz"、Television New Zealand. 、2010年12月31日。
  2. Ryan Nelsen signs for Spurs after Blackburn cancel contract”. BBC Sport (2012年2月2日). . 2017閲覧.
  3. QPR sign Ryan Nelsen and Andrew Johnson”. BBC Sport (2012年6月18日). . 2017閲覧.
  4. QPR defender Ryan Nelsen named new manager of Toronto”. BBC Sport (2013年1月8日). . 2017閲覧.

外部リンク

テンプレート:オセアニア年間最優秀選手賞