ラテン語

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ラテン語(ラテンご、ラテン語: lingua latina リングア・ラティーナ)

インド=ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。最初はラチウム地方だけの言語であったが,ローマの発展とともにその国語として広大な地域に行われるようになった。前 600年頃のものとみられるブローチの銘が現存最古の文献である。前1世紀までには洗練された文章語をもつようになったが,この古典ラテン語は中世,近世を通じて学術語ならびにローマ教会の典礼用語としてヨーロッパ文化をになった。しかし一方,民衆の日常語は文章語とは次第にかけ離れたものになり,これを俗ラテン語というが,それが地方色を強めて分岐発達して現在のロマンス語派の諸言語になった。ラテン語は高度の曲用,活用の体系をもち,典型的な屈折語の一つである。ヨーロッパの諸言語に与えた影響は,特に語彙の面で著しいものがある。現在も,学問上の術語などに利用されている。




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