出水市

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出水市(いずみし)

鹿児島県北西部,八代海に臨む出水平野にある市。熊本県境に位置する。 1954年出水町,米ノ津町の2町が合体して市制。同 1954年大川内村を編入。 2006年野田町,高尾野町と合体。中心市街地の出水は,古くは泉と称し,中世は和泉氏の支配下にあったが,慶長4 (1599) 年以後薩摩藩の領地となり,出水郷と称した。地頭を派遣し,士族を住まわせて集落を形成,野間の関所を置いて藩北辺の警備にあたらせた。現在も馬場や士族屋敷など当時の名残りがある。鹿児島県北西部の中心都市で,工業用アルコール,電機,化学の工場などがある。出水平野とその海岸に続く干拓地では米,小麦,サツマイモ,菜種,葉タバコ,果実などを産し,イワシ,アジ,サバ,クルマエビなどの漁獲もある。ツルの渡来地として有名で,国の特別天然記念物に指定。湯川内温泉 (ゆがわちおんせん) ,白木川内温泉 (しらきがわちおんせん) などの温泉がある。九州新幹線,肥薩おれんじ鉄道線,国道3号線,328号線,447号線,504号線が通る。

脚注


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