加美町

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加美町(かみまち)は、宮城県の北西部に位置するである。大崎地方に属する。

地理

宮城県北西部に位置し、内陸型気候である。平均気温11.7℃、年間平均降水量1,223mm。

  • 山:船形山、荒神山、吹越山、大倉山、薬莱山
  • 河川:鳴瀬川、田川
  • 湖沼:長沼、白沼、魚取沼

人口

加美町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

歴史

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の町域にあたる中新田町広原村鳴瀬村、小野田村、宮崎村賀美石村が成立。
  • 1943年昭和18年)2月11日 - 小野田村が町制施行し、小野田町となる。
  • 1954年(昭和29年)
    • 7月1日 - 宮崎村、賀美石村が合併し、宮崎町となる。
    • 8月1日 - 中新田町、広原村、鳴瀬村が合併し、中新田町となる。
  • 2003年平成15年)4月1日 - 中新田町、小野田町、宮崎町が合併し、加美町となる。
    • 当初は、色麻町を含めた加美郡4町すべてが合併し、「加美市」となることが決まっていたが、色麻町が合併協議会から脱退し、市の要件を満たせなくなった。当時の宮城県の条例では、3町での合併によって「村」となる可能性もあったが、条例改正により引き続き「町」となった。

行政

  • 初代町長:星明朗(ほし あきお)
  • 2代目町長:佐藤澄男(さとう すみお)(2007年(平成19年)6月17日当選)
  • 3・4代目町長:猪股洋文(いのまた ひろぶみ)(2011年(平成23年)8月28日当選)
    • 加美町長選挙:
      • 2007年(平成19年)4月、旧中新田町長でもあった星明朗の引退に伴い、新人5候補(中新田出身2名、小野田出身3名)で町長選が行われたが、トップの佐藤澄男(元町議、小野田出身)も法定得票(有効投票数の4分の1)に足りず、宮城県で初、全国では4例目の再選挙が2007年(平成19年)6月17日に行われた。4月町長選の最下位候補が立候補せず、新人4候補(中新田出身2名、小野田出身2名)で行われ、次点の猪股洋文(元県職員、中新田出身)と6票差で佐藤が当選した。
      • 任期満了に伴う2011年の選挙では、逆に猪股(当時・社福法人の役員)が佐藤を下す結果となった。猪股は2015年の選挙では無投票再選となり、現在2期目。

友好都市

経済

産業

  • 産業分類別就業人口(2000年(平成12年)国勢調査
    • 第一次産業:2,562人
    • 第二次産業:5,837人
    • 第三次産業:6,257人
    • 合計:14,656人

郵便局

  • 中新田郵便局(集配局)
  • 小野田郵便局(集配局)
  • 宮崎郵便局(集配局)
  • 加美鳴瀬郵便局
  • 西小野田郵便局
  • 賀美石郵便局

教育

高校

中学校

中新田中学校は、文部科学省が推進する「学力向上フロンティア」指定校(フロンティアスクール)である。

小学校

交通

バス

2010年(平成22年)10月1日に、ミヤコーバス小野田線・宮崎線が廃止。小野田・宮崎地区へは、中新田西町で加美町住民バスに乗り継ぎが必要。

道路

鉄道

現在、町内に鉄道路線は無い。昔は仙台鉄道が走り、停車駅もあった。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

史跡

  • 城生柵跡
  • 東山官衙遺跡
  • 菜切谷廃寺跡

自然

  • 荒沢の滝
  • 薬莱山(やくらいさん)

加美富士とも呼ばれる標高553mの山で、ふもとに下記の各種レジャー施設が存在する。

レジャー

  • やくらい薬師の湯
  • やくらいウォーターパーク
  • 荒沢自然館
  • やくらいリゾート
    • やくらいゴルフ倶楽部
    • やくらいガーデン
    • やくらいファミリースキー場

祭事・イベント

  • 小野田の田植踊り(宮城県指定無形民俗文化財)
  • 火伏せの虎舞(宮城県指定無形民俗文化財)
  • 薬莱三輪流神楽(宮城県指定無形民俗文化財)
  • ドラゴンカヌー大会

出身有名人

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク


座標: 東経140度51分17秒北緯38.57180度 東経140.854788度38.57180; 140.854788