小早川隆景

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小早川 隆景(こばやかわ たかかげ)

安土桃山時代の武将。毛利元就の3男。母は吉川国経の娘。天文 13 (1544) 年竹原小早川家を,同 19年沼田小早川家を継ぎ,兄吉川元春とともに毛利氏を助け,「毛利の両川」と呼ばれた。毛利氏が山陽,山陰,九州の一部を領有しえたのは2人の功によるところが大きい。豊臣秀吉が中国征伐に出陣し,本能寺の変の報に接して天正 10 (82) 年,毛利氏と講和した際,交渉にあたったのは隆景であった。以後秀吉と親交を結び,秀吉の四国,九州征伐に参加し,功によって伊予国を,さらに同 16年肥前,筑後の各2郡を与えられた。次いで文禄の役に従軍。文禄2 (93) 年,碧蹄館の戦いで明将李如松を破る。同4年参議,次いで権中納言に進み,また大老として秀吉に重用されたが,家督を養子の秀秋に譲って本領備後三原に隠退した。 (小早川氏 )  



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