愛媛県

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えひめけん
愛媛県
地方 四国地方
中国・四国地方
団体コード 38000-8
ISO 3166-2:JP JP-38
面積 5,676.23km2
総人口 1,354,766
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 239人/km2
隣接都道府県 徳島県香川県高知県広島県
以下、海上を隔てて隣接
山口県大分県
愛媛県庁
所在地 790-8570
愛媛県松山市一番町四丁目4番地2
北緯33度50分29.8秒東経132度45分56.4秒
外部リンク 愛媛県
愛媛県の位置

愛媛県行政区画図

― 市 / ― 町

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愛媛県(えひめけん)

四国の北西部にある県。北と西は瀬戸内海に面し,東は香川県と徳島県,南は高知県に接する。

近世には伊予8藩と天領があり,明治4 (1871) 年8県が置かれ,1873年愛媛県となる。

県域の大部分は四国山地に属し,その北側を中央構造線が通る。石鎚山を主峰とする石鎚山脈が県の中部を占め,西は豊後水道に面したリアス海岸となる。道前平野以外は砂丘の発達がみられる。松山市沖に忽那諸島,今治市沖に芸予諸島がある。気候は,北部では比較的温暖少雨の瀬戸内気候,南西部の海岸部は太平洋岸気候で多雨。台風のコースにあたること,初夏,宇摩地方 (四国中央市など) に吹くやまじ風,晩春から初夏の瀬戸内海の霧や秋から春に発生する肱川下流の濃霧,肱川あらしなど変化に富む。伊予絣,菊間瓦,砥部焼別子銅山 (1973閉山) とともに早くから知られ,今治のタオル,平野部の米作,南予および瀬戸内諸島のミカン,モモ,ビワなどの果樹栽培,内海および豊後水道の沿岸漁業などが主要産業に数えられるが,近年ハマチ,真珠などの養殖漁業への転換がはかられている。

1964年今治市,東予市 (現西条市) ,新居浜市,西条市,伊予三島市 (現四国中央市) ,川之江市 (現四国中央市) の各市を中核とする地区が東予新産業都市に指定され,松山を主とする地域とともに近代工業が盛んである。なお川之江,伊予三島地区は,静岡県の岳南地区とともに日本の二大製紙業地帯である。南部沿岸にわずかに生息するニホンカワウソは国の特別天然記念物。瀬戸内海国立公園足摺宇和海国立公園石鎚国定公園道後温泉などがあり,1970年から南予の観光開発も進んでいる。

JR予讃線は海岸を縦走して宇和島市まで通じる。国道 11号線は徳島市,高松市,松山市を結ぶ四国の幹線。 56号線は松山-宇和島-高知間の海岸線。 33号線は松山-高知間の連絡線。 192号線は川之江-阿波池田間の東西連絡線。高速自動車道は川之江ジャンクションにより東に高松自動車道,西に松山自動車道,南に高知自動車道が通じている。また,本州四国連絡橋の来島海峡大橋が 1999年に完成し,西瀬戸自動車道 (瀬戸内しまなみ海道) で本州と結ばれた。松山港,今治港,八幡浜港などの各港から中国,九州および近畿地方へ定期便が就航。松山に空港がある。


関連項目

外部リンク

先代:
石鉄県神山県
香川県(第2次)
行政区の変遷
1873年 -
次代:
-----
香川県(第3次)