我等の地

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Maamme(フィンランド語)
Vårt land(スウェーデン語)
和訳例:我等の地

国歌の対象
 フィンランド

採用時期 1867年
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我等の地(われらのち、フィンランド語: Maammeスウェーデン語: Vårt land)はフィンランド国歌。楽曲がエストニアの国歌と同じである。

また、フィンランドにおいては第二の国歌としてジャン・シベリウス作曲のフィンランディアが知られている。

歌詞は詩人のユーハン・ルードヴィーク・ルーネベリにより、スウェーデン語で書かれた。ルーネベリの詞にパーシウス (Frederik Pacius) が曲をつけ、1848年5月13日に開かれた学生たちの春の祝典で初めて演奏された。

1863年に公用語がフィンランド語になると、パーヴォ・カヤンデルがフィンランド語に翻訳し、広く国民にも知られることとなる。フィンランド語バージョンはスウェーデン語版と意味はほとんど同じであるが、カヤンデルの訳にはフィンランドを意味する「Suomi(スオミ)」といった単語が用いられており、スウェーデン語版と意味が全く同じというわけではない。

1919年にこの曲は公式な国歌として制定された。国歌として歌われるのは1番と最後の11番の歌詞のみであり、基本的には他の番は歌わない。


歌詞

後半四行は繰り返す。

フィンランド語版

<poem> 1. Oi maamme, Suomi, synnyinmaa! Soi sana kultainen! Ei laaksoa, ei kukkulaa, ei vettä rantaa rakkaampaa kuin kotimaa tää pohjoinen. Maa kallis isien.

11. Sun kukoistukses kuorestaan kerrankin puhkeaa; viel' lempemme saa nousemaan sun toivos, riemus loistossaan, ja kerran laulus, synnyinmaa korkeemman kaiun saa. </poem>

日本語訳(フィンランド語版を参照)

<poem> 1. おお我らの国、フィンランドよ、故郷の地よ! その黄金の名を響かせよう! 谷も、丘も、 湖も浜辺も、愛されはしないだろう この北の祖国のようには 我らの高貴な父祖の地のようには

11. 君の繁栄が殻を破り いつしかは花咲かす 我らの愛でさらに高まる この煌めき、希望、喜び 祖国よ、我らは愛国の歌を 高らかに歌わん! </poem>


スウェーデン語版

<poem> 1. Vårt land, vårt land, vårt fosterland, ljud högt, o dyra ord! Ej lyfts en höjd mot himlens rand, ej sänks en dal, ej sköljs en strand, mer älskad än vår bygd i nord, än våra fäders jord!

2. Din blomning , sluten än i knopp, Skall mogna ur sitt tvång; Se, ur vår kärlek skall gå opp Ditt ljus, din glans, din fröjd, ditt hopp. Och högre klinga skall en gång Vår fosterländska sång. </poem>

日本語訳(スウェーデン語版を参照)

<poem> 1. 我らの国、我らの国、故郷の地よ! 高貴なる言葉よ、響けや高らかに 空まで届く程の山々も 底深き谷間も、波打つ浜も この北の祖国よりは愛されないだろう 我らの父祖の地よりは

2. 未だ芽を閉じている君の花は その絆より実を結ぶ 見よ、私たちの愛でさらに高まる 君の光、輝き、喜び、希望が そして、より高らかに響かせよう 私たちの愛国の歌を </poem>


外部リンク