横浜高速鉄道

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横浜高速鉄道株式会社(よこはまこうそくてつどう、英称:Yokohama Minatomirai Railway Company)は、横浜市神奈川県などが出資する、第三セクター方式の鉄道会社である。本社は横浜市中区元町一丁目に所在。みなとみらい線の運営およびこどもの国線の保有を行っている。

沿革

路線

みなとみらい線は、2004年2月1日の開業時から東急東横線と相互直通運転を行っており、2013年3月16日からは、東急東横線が東京メトロ副都心線および、副都心線を経由して東武東上線西武有楽町線西武池袋線西武狭山線(臨時列車のみ)、2017年3月25日からは西武秩父線との相互直通運転を開始したことから、東京急行電鉄、東京メトロ東武鉄道西武鉄道の4事業者への直通運転が実施されている。臨時列車を含めると東京都交通局都営地下鉄三田線埼玉高速鉄道埼玉高速鉄道線)の2事業者も含まれる。

運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2014年4月1日改定。

  • みなとみらい線(ICカード利用時も同額)
キロ程 運賃(円)
1 – 3 km 180
4 - 5 210

車両

両車両とも、運行・整備は東急に委託されている。他社からの乗り入れ車両は各路線記事中の車両節を参照のこと。

施設

2001から2007年度まで、京浜急行電鉄横浜駅の鉄道駅総合改善事業工事の主体として、下りホームなどの施設を京浜急行電鉄に賃貸していた[1]

損益

2004年(平成16年)2月1日のみなとみらい線開業に伴い、着実に営業利益を伸長させてきている(2014年3月期の営業利益は約16.1億円)一方で設備投資等も要求され借入金や長期債務の金利負担が重く、毎期20億円近くの支払利息が発生している。しかし堅調な営業利益増とそれに伴う金利負担削減策等が功を奏し、2014年3月期において初めて約3.9億円の純利益を計上した。しかしながら2015年3月期は約3.4億円の赤字と再び赤字決算となったことで、現時点で約122.5億円近い累積欠損を抱えており暫くは厳しい経営状況下にある。

主要株主

2016年3月31日現在[2]

脚注

  1. 横浜市都市整備局・鉄道駅総合改善事業(京急横浜駅改良)の概要について
  2. 横浜高速鉄道株式会社 有価証券報告書 第28期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

外部リンク