熊谷市

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熊谷市(くまがやし)は、埼玉県北部にある人口約20万人のである。

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概要

埼玉県北部地区を代表する都市であり、特例市業務核都市深谷市と一体指定)・景観行政団体特定行政庁に指定されている。江戸時代には中山道宿場熊谷宿が置かれ、宿場町として栄えた。現在でも市内には国道17号をはじめとする4本の国道(および各線の計6つのバイパス)、9本の主要地方道上越新幹線をはじめとする3本(JR上越新幹線・JR高崎線秩父鉄道秩父本線)の鉄道路線が通過しており、交通の要衝としての役割を果たしている。また人口は県内第9位であるが、農業産出額県内第2位、商品販売額県内第3位、製造品出荷額県内第4位であり、埼玉県北部における経済上の一大拠点をなしている。

2005年10月1日に熊谷市と大里郡妻沼町、同郡大里町が合併(新設合併)し、新たに「熊谷市」が設置された。また、2007年2月13日には大里郡江南町を編入し、埼玉県北部では初の20万人都市となったことにより、諸手続きを経て、2009年4月1日に特例市の指定を受けた。

1990年代以降、夏の気温の高さが全国的に知られるようになり、2018年7月23日に観測史上最高気温となる41.1℃を記録し、高知県四万十市の41.0℃抜き、5年ぶりに記録を更新した。このほかにも、月別最高気温や猛暑日数などの多くの最高記録が観測されている。首都東京に近く、歴史的に古くから熊谷という地名が知られていることも相まって、“猛暑の本場”として、メディアに取り上げられる頻度も高い[1]。気候については後述。市ではこの知名度を逆手にとってまちづくりに利用すべく「あついぞ!熊谷 熊谷新時代まちづくり事業」を展開している(後述)。

市の花、桜(熊谷スポーツ文化公園にて)  
関東最大の祇園祭「うちわ祭」の山車(7/21)  
うちわ祭の際の市街地の様子(7/22)  

気候

熊谷市
雨温図説明
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12
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気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁

夏場の高温・猛暑に関する多くの最高記録が観測されている。2018年7月23日14時16分には、41.1℃が観測され、2013年8月12日13時42分に記録した高知県四万十市江川崎の41.0℃を抜き、日本観測史上の最高気温の記録となった[2]2007年8月16日14時42分に気温40.9°Cを観測した際は、1933年7月25日に山形市で観測された40.8°Cを74年ぶりに上回り、同日14時20分に記録した岐阜県多治見市と並び、当時の日本観測史上の最高気温となっていた。2011年6月24日には、6月の最高気温39.8℃[3]を記録し、1991年6月に静岡市で観測された38.3℃を20年ぶりに更新した。2000年9月2日には全国の9月最高気温では歴代最高である最高気温39.7℃を観測した[4]2010年9月5日京都府京田辺市で39.9℃を記録したが、観測機器につる草がからまっていたために記録が取り消されている[5])。他にも2010年に年間猛暑日日数が群馬県館林市と共に国内最多の41日で全国一位となった[6]2012年にも群馬県館林市と同数の32日で全国一位を記録した[7]。 また、2018年7月23日14時16分に41.1℃を観測したことにより、再び日本観測史上の最高気温更新となり、(なお、この当市での41.1℃を筆頭に日本各地で猛暑が続いており、気象庁が同日に緊急記者会見を開き「災害レベル」として熱中症に注意を促す事態になった[8])。 このように、熊谷が高温となるのは、海風に乗り北上してくる東京都心のヒートアイランド現象により暖められた熱風と、フェーン現象によって暖められた秩父山地からの熱風が、一般的に日中の最高気温となる午後2時過ぎに同市の上空付近で交差するためだと考えられており、「熱風の交差点」と呼ばれることもある[9]

冬場においては、冷たく強い北風(赤城おろし)が吹くとともに朝は氷点下まで冷え込む日も多く1月の平均最低気温は-0.7℃となっている。ただし、この数値はさいたま市の-1.5℃より高く、越谷市の-0.5℃[10]についで県内では2番目に高く、東京都心に近い都市とさほど変わらない。さらに、昼間は10℃前後まで上がることも多く内陸にありながらも冬の気温は高い。これは、夜間でも季節風が収まらず、放射冷却になりにくいことに加え、県内の他の観測地点が比較的、市街地と離れた場所で観測されているのに対し、熊谷気象台が都市化の影響の最も強い市街地中心部にあることも関係しており、1月の平均最低気温は1961年 - 1990年平年値の-1.8℃より大幅に上昇している。一方で、降雪が観測される日数は関東の中でも少ない部類に入る。北関東の山間部において雪を降らせる雲が、利根川を越えて当市まで到達することがあまりなく(利根川対岸の太田市・大泉町などで降雪が観測されているにもかかわらず熊谷では観測されないなど)、また東京方面において雪を降らせる南の雲も熊谷まで到達することはあまりない(隣接する行田市・鴻巣市では積雪が観測されているが、熊谷では降雪が観測されないなど)。近年では温暖化の傾向により関東平野部で大雪になる日が少ないので、その傾向がより顕著に表れている。ただし平成26年豪雪により、熊谷市では最大積雪量62cmを記録し、これまでの最大積雪量であった43cmを大幅に上回る記録を出し、近隣の深谷市や行田市とともにハウスや店舗、彩の国くまがやドームの屋根や窓が破損し、農作物に甚大な被害を被った。

年間の平均気温は15.0℃、平均降水量は1286.3mm、平均風速は2.4m/s。平均日照時間は2042.1時間で、一年のうち最も日照が多い地域の一つである(1981年から2010年までの平年値)。

また、1917年6月29日の午後5時頃、当時の長井村では直径29.6cm(七寸八分。大正寺の住職が計測。単純計算すれば23.6cmだが、1尺を37.9cmとする鯨尺を用いたと言われる)、中条村今井地区では重さ3.4kg(九百匁。荒物商の角屋の主人が天秤で計測)もの巨大な(ひょう)が降った[11][12]。これは当時の熊谷測候所の調査によるもので、今まで観測された中では世界一の大きさであるとされる[13]。市内には熊谷測候所から発展した気象庁熊谷地方気象台がある。

テンプレート:Kumagaya weatherbox

地理

ファイル:Kumagaya city center area Aerial photograph.1990.jpg
熊谷市中心部周辺の空中写真。市街地の南を荒川が南東方向へ流れる。1990年撮影の10枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

埼玉県の北部、荒川扇状地の東端に位置し、県庁所在地であるさいたま市から北北西約45km、東京都心から北西約60kmの距離にある。市域の約3分の2が北端の利根川と南側の荒川とに挟まれた地域であり、ほか約3分の1が荒川の南側に、残りの一部が利根川の北側にも及ぶ。このうち荒川左岸に接する地域に中心市街地がある。そのほとんどが荒川や利根川によって形成された沖積平野であり、豊かな自然や肥沃な大地、また豊富な地下水を有する。ただし、荒川以南の一部地域は比企丘陵に含まれる。また、市内からは西に秩父山地を、北に赤城山を仰ぐ。市内最高地点は櫛引台地に位置する三ヶ尻観音山の標高83.3m。

なお、当市の平坦なエリア(荒川扇状地)は、北西・南西方向の山地・丘陵に加え、南東方向にも大宮台地(鴻巣市箕田地区・北鴻巣駅付近が北端)があることから、盆地であると誤解されることがあるが、正しくは「妻沼低地」と呼ばれる低地の一部にあたる。

利根川左岸(群馬県側)にある市域として唯一「妻沼小島(旧 妻沼町小島)」地区(一部間々田・出来島地区がかかる)があり、集落が存在する。大河を隔てており、直接対岸へ渡る橋も無い(一旦太田市に入り刀水橋を渡るルートなど)単独孤立地区のため、陸続きで隣接する群馬県太田市との結びつきが強く(水道・電気・固定電話などライフラインの多くを太田市側に依存)、太田市への編入を望んでいる現地住民も少なくない(長い間埼玉県だったためこのままで構わないという意見もある)。しかし、旧妻沼町議会で陳情書が否決され、熊谷市としても認めない方針である(太田市は正式に申請があれば認める方針を示しているが、受け入れる側の立場としては働きかけ等できないために静観している)。 逆に利根川右岸(埼玉・熊谷側)では、利根川総合運動公園(妻沼ゴルフ場)の一部敷地が大泉町大字仙石・大字古海、グライダー飛行場の一部敷地が千代田町大字舞木となっているが、いずれも居住者はいないため、特に問題にはなっていない。

また、市内久下付近を流れる元荒川には環境庁(現環境省)のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されたムサシトミヨの世界唯一[14]とみられている生息地があり、市内の小中学校の児童や生徒などによって保護・繁殖活動が行われている。なお、ムサシトミヨは埼玉県の天然記念物ならびに県の魚として指定されており、生息地は平成の名水百選に認定されている。

また、熊谷市の水道水は他の同規模の都市と比較して味が良いことで知られる。厚生省(現:厚生労働省)の「おいしい水研究会」が行った調査によると、熊谷市は国内において水道水がおいしい都市32のうちのひとつに数えられている[15]。これは、市内に供給されている水道水の約7割[16]が市内の井戸より汲み上げられた水であるために塩素化合物による消毒が軽度で済むこと、地下水がミネラル分を多く含み、比較的硬水に近いことなどが理由として挙げられる。なお、市の水道庁舎(東部浄水場)では、地下水の原水「蓮生の泉」を試飲することができる[17]

地名の由来[18][19]
熊谷という地名のおこりには諸説ある。いずれの説も、平安時代後期には既に地名となっていたと推測される。
  • 熊谷直貞(当時の平直貞。熊谷直実の父)が、この地域に存在したを退治したことによるもの。
    • ただし、直貞が熊谷氏の姓を名乗るようになったのは熊谷が地名となった後のことである。
  • 神谷(くまけや)より。高城明神の鎮座によるもの。
  • 曲谷(くまがい)より。この地域において荒川が大きく蛇行し、がりくねっていたことによるもの。

歴史

古代の武蔵国大里郡郡家郷(「ぐうけごう」、久下・佐谷田付近)、楊井郷(「やぎいごう」、御正・吉岡・大麻生付近)の地である。古代から近世にかけての熊谷市域は上記の大里郡の他、幡羅郡埼玉郡男衾郡に及ぶ。

平安時代親王任国制度により桓武平氏高望王の子である村岡五郎(平良文)がこの地(武蔵国村岡)に下向、地元豪族と通じて土着し坂東平氏に代表される関東の平氏三浦氏千葉氏秩父氏鎌倉氏大掾氏中村氏梶原氏長尾氏眞田氏土肥氏土屋氏梶原氏長江氏大庭氏村岡氏俣野氏畠山氏河越氏江戸氏豊島氏葛西氏稲毛氏渋谷氏など)の祖となったという説がある(ただし諸説あり)。

中世には熊谷氏を始め、久下氏奈良氏など多くの武士団が興った。とくに治承・寿永の乱(源平合戦)時の熊谷直実が有名であり、熊谷氏の名字も地名の熊谷が由来となっている。後に地名の読みは「くまがい」ではなく、「くまがや」と改称した。

江戸時代のこの辺りの地域は忍藩領や幕府領、旗本領が複雑に入り組んでいた。また、中山道宿場熊谷宿が置かれた。

明治に入り、廃藩置県が行われる中で入間県群馬県の合併により成立した熊谷県県庁所在地となり、地域の中心都市として発展した。明治以降の熊谷周辺の主要地主、指定の任職家は東部(佐谷田、成田)の野原家、馬場家、西部(三尻・籠原)の小林家、津久井家、南部(吉岡)の黒田家、北部(奈良、中条)の石坂家、山下家、現南河原地区の束田家、大幡地区原島の清水家等が挙げられる。以後、これらの名家からは国会議員市長、地域の要職者、文化人、教育者が輩出されている。例えば石坂養平黒田海之助も含まれる。

沿革

行政区域の変遷

熊谷市域にかつて存在した各自治体に関しては、それぞれの項目を参照すること。

旧町名

明治初期における熊谷駅(熊谷宿)の町名。現存のものも含む。

  • 本町
  • 築波町(現在の筑波)
  • 築波町新地
  • 仲町
  • 鎌倉町
  • 桜町
  • 竹町(現在の鎌倉町の一部)
  • 雁金小路
  • 墨江町(現在の星川1丁目)
  • 泉町
  • 栄町
  • 聖天町


他にも通称の町名などがあった。弁天町(現弥生)や文化町、乙女町(ともに現本石)、元町(現在の星川2丁目)など。

人口

熊谷市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

1920年第1回国勢調査人口で当時の熊谷町は、22,282人を記録した。これは、国内150位、県内では川越町(現川越市)に次ぐ2位であり、県庁所在地の浦和町(後の浦和市、現さいたま市)の約2倍の人口を有していた。

市の人口はほぼ均衡状態にある。なお、出生と死亡はほぼ同数である。

行政

歴代首長

代(旧町) 氏名 就任年月日 退任年月日
岡村新三郎 1890年4月18日 1893年5月5日
2 志村徳行 1893年7月8日 1893年12月15日
3 根岸常次郎 1894年4月25日 1896年12月2日
4 柴田忠明 1898年7月18日 1899年2月23日
5 荒木度三 1899年2月24日 1921年5月8日
6 齋籐茂八 1921年9月6日 1929年10月3日
7 新井良作 1929年10月30日 1933年3月31日
代(旧市) 氏名 就任年月日 退任年月日
初 - 2 新井良作 1933年4月1日 1939年5月14日
3 齋籐茂八 1939年6月25日 1942年4月15日
4 矢島武男 1942年4月19日 1945年11月30日
5 根岸忠 1946年1月15日 1947年3月7日
6 - 8 鴨田宗一 1947年4月8日 1958年4月23日
9 栗原正一 1958年5月19日 1962年5月18日
10 - 14 黒田海之助 1962年5月19日 1982年5月18日
15 - 16 増田敏男 1982年5月19日 1986年6月
17 - 20 小林一夫 1986年8月3日 2002年8月2日
21 富岡清 2002年8月3日 2005年9月30日
代(新市) 氏名 就任年月日 退任年月日
初 - 4 富岡清 2005年11月6日 現職

財政

2007年度(平成19年度)予算
  • 一般会計 551億円
    • 市税収入見込額 305億2,089万円(55.39%)
    • 国庫支出金 42億3,512万円(7.69%)
    • 市債 38億6,260万円(7.01%)
  • 特別会計 401億8,000万円
2006年度(平成18年度)決算
  • 一般会計
    • 歳入決算額 594億5,084万円(うち市税収入 302億円)
    • 歳出決算額 552億9,407万円

まちづくり

あつさ はればれ 熊谷流(あっぱれ! 熊谷流)
熊谷は、快晴率が高く、夏の最高気温も高い傾向にあり、これを逆手にとって、街づくりに生かそうとする企画である[21]
元々は、後述のあついぞ!熊谷が単独で展開されていたが、2007年に、マスメディアによる取材も増え宣伝効果も高まっていた中、当時の観測史上日本最高気温の40.9℃が記録され、市民にも被害が出たため、「ヒートアイランド対策推進都市」を宣言、2008年度より本格的にヒートアイランド対策にも力を入れることとなり[22]、「あっぱれ!熊谷流」が生まれた。
あついぞ!熊谷は、2006年度より開始している事業で、人の熱さにも繋げたまちづくりを目指し、市民などから企画を募集し、その支援を行う。後述の雪くまもその一環である。また、マスコットキャラクターとして「あつべえ」がある。立正大学と共にあついぞ.comを立ち上げた。
ヒートアイランドとして対策は、舗装に遮熱性塗料を塗る、冷却ミストの設置、熱中病予防対策の発信などが行われている。
前述の岐阜県多治見市・高知県四万十市(2013年以降)とは、新旧の日本一暑い街同士として、熱中症対策の共有や暑さ勝負などの連携を行っている。
四万十市に最高気温の記録を奪取されてからは、気温の高さで競うのではなく、熱中症対策を更に重視するとして、「暑さ対策日本一」を掲げ、より市民の安全を最重要視した各種対策を官民連携で実施しており、「熱中症予防声かけプロジェクト ひと涼みアワード」において、トップランナー賞などを5年連続で受賞し、「暑さ対策日本一」を有言実行している[23]
さくらのまち
日本さくら名所100選に選ばれており、毎年「熊谷さくら祭」を開催している荒川の熊谷桜堤始め、桜の名所が多数ある。熊谷運動公園の愛称として「熊谷さくら運動公園」を設定し、また同公園陸上競技場をメインスタンドとする「熊谷さくらマラソン大会」を毎年開催している。旧熊谷市時代は熊谷青年会議所により「桜の大使」を任命し、さくらのまちとしてのPR活動が行われていたが、最近は行われていない。
スポーツ熱中都市
2006年7月に宣言した。市内の県営熊谷スポーツ文化公園内にラグビー場が設置されていて、各種大会が開かれており、「ラグビータウン熊谷」と名乗っており、ラグビーワールドカップ2019開催地に県と合同で立候補し、12都市のひとつに選定され、開催に向けラグビー場の改築を行う。熊谷スポーツ文化公園には陸上競技場も設けられているほか、市営の熊谷運動公園もあり、この2公園にて定期的に実施される大規模なスポーツイベントには、以下のものがある。
グライダー
葛和田地区(妻沼地区)の利根川河川敷には妻沼滑空場があり、日本学生航空連盟の関東地区におけるグライダーの活動拠点として使われている。毎年グライダーフェスタを開催している。2006年はインターネットなどで広報した結果、昨年に比べ来場者が約2000人増えたという[25]
熊谷市交通バリアフリー基本構想
2004年に彩の国まごころ国体が開催された後、第4回全国障害者スポーツ大会が開催されたため、その準備・整備過程で、バリアフリーに対する意識が向上、研究がさかんとなった。その一環で実用に至ったのが、車いすでも交差点における歩道の段差を越えやすくした「熊谷UD(ユニバーサルデザイン)ブロック」である。2005年度 毎日・地方自治大賞優秀賞も受賞した[26]
熊谷駅前防犯センター安心館
近年、市の玄関口といえる熊谷駅周辺は、犯罪・風俗店の進出などで治安が悪くなっていた。この対策として駅近くに熊谷駅前防犯センター安心館を設置、市民ボランティアによるパトロールを支援する。また、市立図書館分館を併設することにより、近辺に風俗店を出店できないようにした(県条例)。西川口がB級グルメの町として生まれ変わろうと努力しているように、熊谷も風俗店の存在が周囲の環境に悪影響を及ぼさないよう様々な対策を講じている。
迷惑喫煙対策
熊谷駅周辺・籠原駅周辺は、『路上喫煙マナー条例』(2006年10月1日施行)により駅周辺での喫煙を禁止しており、代わりにエリア内には喫煙所がいくつかある。なお、マナー意識向上が目的であり、現地に係員を配置しての直接的指導は行なっていないが、それ故に最近マナーの悪化が指摘されており、喫煙所の撤去依頼が市に寄せられている[9]
ハートフルミーティング
現市長は、ハートフルミーティングと称した、地域自治体(小学校学区域)単位で住民と直接話し合いをする機会を設けている。
テクノグリーンセンター構想
産学連携などを目的として、県と一体化して進めていた事業。国道17号と市道「市役所通り」の交差点の一角、約7440m2の土地を取得(群馬銀行熊谷支店および老朽化が進んでいた市営駐車場の移転などで捻出)したが、その後、県側の財政状況の見直しなどから整備が半凍結状態となり、空き地だけが残されている。一時、半分を「熊谷コミュニティ広場」として整備し、フリーマーケットなどに使われていたが、現在一般貸し出しを停止している。また、転用について調査したところ[27]、15階程度のマンション・小規模ショッピングセンター程度しか需要が見込めないとの結果が出て、市は、厳しい状況としてさらなる検討を進めている。
都市宣言
非核平和都市[28]」「交通安全都市」「人権尊重都市」「男女共同参画都市」「スポーツ熱中都市」「ヒートアイランド対策推進都市」を宣言している。
熊谷市親善大使
2011年4月1日付で出身・ゆかりがありかつ現在市内に居住していない著名人に対して、親善大使を任命し、熊谷市の魅力をPRしてもらう[29]。3年間の任期とされていたが、2018年現在も親善大使として扱われている。以下の5人が任命され、これまで増減はない。

平成の大合併

熊谷市は、(旧)熊谷市、大里郡妻沼町、大里郡大里町が平成の大合併の一例として、2005年10月1日に新たに合併してできた市である。さらに2007年2月13日には、大里郡江南町を編入した。江南町の合併により、特例市指定要件を満たしたため、指定を受ける別手続きを行った。

合併と特例市指定への経緯

2001年、「大里はひとつ」を合言葉に市長小林一夫と深谷市長新井家光(共に当時)を中心に大里地域の合併について話し合いを始め、2002年7月には各町も参加し、任意合併研究会が設立されたものの、2003年3月には破談してしまった。理由は「新市の市役所の場所について熊谷市(熊谷市役所を活用)と深谷市(位置が新市の地理的中心となる熊谷市の籠原駅付近に新たに建設)で意見が分かれ、合併特例債の使い道に関して大きな隔たりがあるため」と報道されたが、2002年12月に旧熊谷市が行なった住民アンケートにおいて大里地区全体よりも1市3町(現在の熊谷市)での合併を望む回答が多かったことも影響した可能性もある。それに次ぐ形で翌月には熊谷市と深谷市それぞれが中心となって2つの法定の合併協議会が成立した。熊谷市側は「熊谷市・大里町・江南町・妻沼町合併協議会」であった。しかし2004年3月21日江南町の合併を問う住民投票で反対派多数という結果となり、同年5月31日合併協議会を解散した。翌日、「熊谷市・大里町・妻沼町合併協議会」を設立し、2005年10月1日に熊谷市・大里町・妻沼町が合併して新「熊谷市」の誕生となった。

一旦は離脱した江南町であったが、単独では厳しい状態にまで財政が緊迫していた。破綻・行政再建団体移行の可能性もあることが試算で出たため、危機感を募らせた当時の町長および合併推進派町議員を中心として、再び合併に向けて動き始めた。過半数の住民による合併賛成の署名も集まり、2006年1月30日、熊谷市へ合併協議の申し入れ、同年4月1日に「熊谷市・江南町合併協議会」を設置し、2007年2月13日に江南町が熊谷市に編入され、特例市指定手続きを開始した。以下で詳細を記述する。

  • 2003年4月1日 - 熊谷市・大里町妻沼町江南町合併協議会設立。
  • 2004年
    • 5月31日 - 同年3月21日に江南町で行われた住民投票で合併が反対となったことを踏まえ、合併協議会解散。
    • 6月1日 - 熊谷市・大里町・妻沼町合併協議会設立。
    • 11月11日 - 熊谷市・大里町・妻沼町合併協定調印式。
  • 2005年
    • 3月25日 - 埼玉県議会が、熊谷市、大里町および妻沼町の合併を可決。
    • 3月30日 - 埼玉県知事が熊谷市、大里町および妻沼町の廃置分合を決定し、総務大臣に届出。
    • 4月28日 - 熊谷市、大里町および妻沼町の廃置分合が官報で総務大臣から告示。10月1日の合併が確定された。
    • 10月1日 - 熊谷市、大里郡妻沼町、大里郡大里町が合併し、新たに熊谷市が設置された(新設合併)。
  • 2006年
    • 4月1日 - 熊谷市・江南町合併協議会設立。
    • 7月13日 - 熊谷市・江南町合併協定調印式。
    • 10月12日 - 埼玉県議会が、熊谷市および江南町の合併を可決。
    • 10月18日 - 埼玉県知事が 熊谷市および江南町の廃置分合を決定し、総務大臣に届出。
    • 11月10日 - 熊谷市および江南町の廃置分合が官報で総務大臣から告示。2007年2月13日の合併が確定された。
  • 2007年2月13日 - 大里郡江南町が熊谷市に編入された。
  • 2008年10月22日 - 「特例市の指定に係る申出書」を総務大臣へ提出[30]
  • 2008年11月21日 - 特例市の指定都市に熊谷市を追加する改正を行う政令公布[31]
  • 2009年4月1日 - 政令施行に伴い、特例市に指定される。

合併後の住所表記

基本的に合併前と同一の地名とするが、「大字」を冠する住所については「大字」を削除した。

  • 例1:熊谷市本町一丁目 →(変更なし)
  • 例2:熊谷市大字箱田 → 熊谷市箱田
  • 例3:大里郡妻沼町大字弥藤吾 → 熊谷市弥藤吾
  • 例4:大里郡大里町大字冑山 → 熊谷市冑山
  • 例5:大里郡江南町大字樋春 → 熊谷市樋春

例外として、旧熊谷市、旧妻沼町、旧江南町の以下の住所表示に関しては、同一もしくは類似しているため、旧妻沼町および旧江南町の住所表示について、旧町名をつけた。

  • 『中央』
    • 熊谷市中央一丁目から中央五丁目 →(変更なし)
    • 大里郡妻沼町中央 → 熊谷市妻沼中央
    • 大里郡江南町中央一丁目から中央三丁目 → 熊谷市江南中央一丁目から江南中央三丁目
  • 『小島』
    • 熊谷市大字小島 → 熊谷市小島
    • 大里郡妻沼町大字小島 → 熊谷市妻沼小島
  • 『代』と『台』(共に「だい」と読む)
    • 熊谷市大字代 → 熊谷市代
    • 大里郡妻沼町大字台 → 熊谷市妻沼台

合併推進構想

埼玉県が策定している『埼玉県市町村合併推進構想(仮称)』では、構想対象市町村の組合せとして、大里地域の組み合わせに県民の意見を取り入れ、行田市[32]を加えた「熊谷市・行田市・深谷市・江南町(当時)・寄居町」という組み合わせが提言された。一方で平成の大合併期においては、熊谷・行田両市ともお互いを合併検討対象として挙げてはおらず、この構想が発表されても、深谷・寄居含めて合併を模索する動きは特に見られなかった。

広域行政

一部事務組合
協議会

立法

市議会

熊谷市議会を参照。

  • 定数:32名
  • 任期:2015年(平成27年)5月1日~2019年(平成31年)4月30日
  • 議長:富岡信吾(熊志会)
  • 副議長:小林一貫(熊志会)

埼玉県議会

  • 選挙区:北第5区(熊谷市)[33]
  • 定数:3名
  • 任期:2015年(平成27年)4月30日~2019年(平成31年)4月29日
氏名 会派名
小林哲也 埼玉県議会自由民主党議員団
田並尚明 民主党・無所属の会
大嶋和浩 無所属県民会議

衆議院

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
埼玉県第11区(旧・江南町域の熊谷市など) 小泉龍司 無所属 6 選挙区
埼玉県第12区(旧・江南町を除く熊谷市、行田市加須市羽生市、旧・川里町域の鴻巣市 野中厚 自由民主党 3 選挙区

経済

  • 市内純生産額 : 6034億9700万円(2004年度、当時の1市3町の合計)
    県内第5位。さいたま市、川口市所沢市川越市に次ぐ。
  • 産業別就業者数[34]
    • 第1次産業 : 4,435人
    • 第2次産業 ; 27,927人
    • 第3次産業 : 67,359人

商業

ファイル:Kumagaya sta east.jpg
ショッピングモール「ティアラ21」
(右端に見える隣接した白い建物は熊谷駅ビルアズ)

年間商品販売額 : 8144億4500万円(2004年度、以下同じ[35]

  • 県内第3位。さいたま市、川越市に次ぐ。

事業所数は2,545で、このうち卸売業は672事業所、小売業は1,861事業所となっている。年間商品販売額8,144億4,500万円のうち、卸売業が5953億円、小売業が2,191億円。以下に特筆すべき小売店舗について記述する。

大型店舗
市内には、百貨店駅ビル、駅直結型ショッピングモールロードサイド型ショッピングモールが存在する。百貨店としては、国道17号と国道407号の交差点に8階建て地下1階の八木橋百貨店がある。1961年に開店して以来、「八木橋デパート」、「八木橋」などと呼ばれ市民から親しまれている。また、熊谷駅北口においては、駅ビルアズ熊谷ティアラ21ニットーモールの3館がペデストリアンデッキで結ばれており、集合的に熊谷駅直結の一大ショッピングセンターとして機能している。このうちニットーモールは、2002年までの間ダイエーがその売場面積の半分を占める形で核店舗として出店していた。一方でロードサイド型店舗においては、八木橋百貨店近くにイオン熊谷店でそのほとんどが構成される熊谷片倉フィラチャーが、国道17号熊谷バイパスと国道407号妻沼バイパスの交わる代交差点には西友トイザらスを核店舗とするビッグベア(1997年開店)が、同じく妻沼バイパス沿いの旧熊谷市と妻沼町との境界付近にカスミコメリを核店舗とするイール妻沼がある。
家電量販店
熊谷市は家電量販店間での価格競争が特に顕著な地域のひとつである。1990年代までは、国道140号沿いにあったヤマダ電機熊谷店(当時)と国道407号沿いにあったコジマ熊谷店の2店舗間において付かず離れずの穏やかな競争が続いていたが、1990年代前半にヤマダ電機がそれまでの熊谷店を移転し国道17号熊谷バイパス沿いに郊外型のテックランド熊谷店として開店させてからは、コジマの店舗が小規模な上に老朽化していたこともあって、集客率においてヤマダ電機に差をつけられていた。
しかし2005年1月、コジマが熊谷店に隣接していた土地を取得し、店舗の面積をそれまでの倍以上にし、さらには国道17号からの進入も可能にしてアクセスを向上させ、深谷市にあった深谷店と合併する形でNEW熊谷店を開店させた。ヤマダ電機もこれに対抗するように、同年4月にコジマからおよそ500メートル離れた同じく国道407号妻沼バイパス沿い(スーパーマーケットマルエツ熊谷原島店跡)にテックランド熊谷本店を開店させ、市内2店舗の体制とした(2016年10月31日付けで熊谷店は閉店)。
翌2006年にはピーシーデポコーポレーションがそれまでEXPO熊谷店として営業していた店舗をPC DEPOT熊谷店に改装して他店に対抗した。
さらには2007年4月6日でんきちが新堀地区(籠原駅方面)に熊谷本店を開店させた。2013年5月25日にはノジマがニットーモール内に熊谷ニットーモール店を開店させた。
2014年5月3日には、コジマNEW熊谷店がリニューアルし、コジマ×ビックカメラ熊谷店となっている。
2016年6月30日、ビッグベア内にケーズデンキが出店、北関東YKKの店舗が妻沼バイパス沿いに集結した。
なお、ラオックス熊谷店が熊谷駅から徒歩圏内にあったが、2008年6月1日をもって撤退している。1997年にもギガスカンサイ(現 ギガス)がビッグベア内に熊谷店を出店したが、数年で撤退している。
映画館
市内には、シネティアラ21イオンシネマ熊谷の2つのシネマコンプレックスがある。
1990年代、市内には現在とは別の2つの映画館があった。東映配給の映画を上映する富士見劇場(市役所通り)と、それ以外の映画を上映するシネプラザ21星川通り)である。当時は近隣市町村にこれら以外の映画館は存在しなかったために、市外においても集客力を有していた。しかし富士見劇場は老朽化のため閉館(現在跡地は時間貸し駐車場 Fujimiパーク)し、東映系を引き継いだシネプラザ21はその時点での熊谷市唯一の映画館となった。2000年11月16日に、マイカル(現イオンリテール)が国道17号沿いに熊谷サティ(現イオン熊谷店)を出店すると同時に、シネプラザ21の倍の規模を備えたシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ熊谷(現イオンシネマ熊谷)」(ワーナー・マイカル、現イオンエンターテイメント運営)を併設した。大型車も利用できる大型駐車場を備え、買い物もできるとあって盛況となったが、一方でシネプラザ21はそれまでの客が奪われていた。また翌年のマイカル経営破綻の際にも、開業して間もないこともあって熊谷サティの客足は衰えず会社更生のための整理対象店舗のリストに載ることは無かった。そして2003年9月30日、シネプラザ21営業元の鷹の羽興業は、1年後シネティアラ21をティアラ21(当時はいずれも名称未定)に開館させることを発表し、シネプラザ21を閉館した。翌年11月20日、ティアラ21が開業し、シネティアラ21も同時開館した。熊谷駅と直結していることや、ティアラ21内の他の商業テナント店舗と連動した割引制度などの導入を売りにしている。それから現在に至るまで大手チェーンと地元系合わせて2館あるシネマコンプレックスは営業を続けている。
スーパーマーケット、ホームセンター
市内には20店舗余りのスーパーマーケットが存在する。特に前述のイオン(旧マイカル運営サティ。総合スーパーマーケット)・ベルクカスミいなげやといったイオン傘下企業の店舗が乱立している(ただし、2015年3月開店のベルク熊谷銀座店以外は全てイオン傘下入り前からの営業店舗である)。市内において最も多い店舗数を有するのは鶴ヶ島市に本部を置くベルクであり、その数は旧熊谷市域に8店舗にのぼり、これは同チェーンの市町村別出店舗数でも一番多く、「温かく育てていただいた」として同社創業の地の秩父市と共に各500万円相当の品が市に寄贈された(防犯パトロール車3台)[36]。それに次ぐ3店舗を展開するのは川越市に本部を置くヤオコーであり、ショッピングモールニットーモールの中にも出店している。また、さいたま市のマミーマートは熊谷および籠原地区に、カスミは妻沼地区にそれぞれ2店舗を有している。この他、さいたまコープKマート跡の建物流用)、籠原地区に西友(かつてはビッグベア内にも)、江南地区にいなげや1店舗存在する。なお、かつて市内に存在したスーパーマーケットとしては、ニチイキンカ堂ダイエー、マルエツ、とりせんなどがある。
また、ホームセンターに関しては、ケーヨーデイツーが2店舗、その他セキチューコメリがそれぞれ1店舗ずつ存在する。
ホテル
熊谷駅・籠原駅周辺にビジネスホテルを中心に多少のホテル・旅館が点在する。
スマイルホテル熊谷、ホテルシティーフィールドかごはら、サンルートホテルガーデンパレス、ホテルサンルート熊谷駅前、マロウドイン熊谷、熊谷ロイヤルホテルすずき、キングアンバサダーホテル熊谷などがある。
江南地区にはリゾートホテル「四季(とき)の湯温泉ホテルヘリテイジ」が所在する。
妻沼地区には、珍しいラドン温泉の「メヌマラドン温泉ホテル」が所在し、日々大衆演劇の上演が行われるなど、建物自体も含め昔ながらの旅館の雰囲気が残る。
金融機関・証券会社
市が指定金融機関に指定する埼玉りそな銀行、本店が所在する埼玉縣信用金庫熊谷商工信用組合メガバンクであるみずほ銀行三井住友銀行ゆうちょ銀行JAバンクJAくまがや)、地方銀行である武蔵野銀行、他県の地方銀行である群馬銀行足利銀行北越銀行八十二銀行東和銀行、その他中央労働金庫商工組合中央金庫あすか信用組合ハナ信用組合といった多数の金融機関の支店が市内各地に所在する。
証券会社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券野村證券水戸証券SBI証券コールセンターも所在)・むさし証券高木証券の店舗が全て熊谷駅の徒歩圏内に所在する。

工業

製造品出荷額 : 7361億6322万円(2004年度)

  • 県内第4位。狭山市、川越市、さいたま市に次ぐ。

製造業に属する事業所数は754ある。主な工業団地としては、熊谷工業団地上之工業団地御稜威ヶ原工業団地妻沼東部工業団地妻沼西部工業団地船木台工業団地などがある。

主な企業


農業

農業産出額 : 120億4000万円(2005年、「農林業センサス」より)

  • 県内第2位。深谷市に次ぐ。

荒川や利根川などの大規模な河川によって形成された肥沃な沖積平野が市域の大部分を占めるため、市街地や住宅地、一部の丘陵地帯を除いた6,128ヘクタール (38.3%) の土地が耕地として利用されている。現在では、地産地消を促進するため、熊谷のブランド農作物を育てる動きがあり、小さな野菜「ミニくま」をはじめ、地元産の小麦による「熊谷うどん」、「妻沼ねぎ」などの生産が意欲的に進められている。なお、農業生産額のうち妻沼ねぎをはじめとする野菜が44%を占め、次いで米が23%、麦類が10%、生乳などその他が23%を占める。

本社を置く主な企業


姉妹都市

以前の友好都市
  • 沖縄県島尻郡大里村
    旧大里町が大里村だった時に「大里村」つながり(読みは「おおざとそん」で「おおさとむら」とは異なる)で友好都市提携。現在は、共に消滅したため解消されたが、該当地区間での住民レベルでの交流は続いている。

地域

地域分類

地域は、合併当初、旧熊谷市域においては合併前に分類していた5地区を継承し、他の旧3町域においてはそのまま1つの地区として扱っていた。近年では、北部地域に妻沼地域を統合し、荒川以南を統合して南部としていることが多い。さらに下の単位では、主に市立小学校区単位で、地域を分類することが多い。

  • 中央エリア
    • 熊谷西
    • 熊谷東
    • 熊谷南
    • 石原
    • 桜木
    • 大幡(旧熊谷市北部地区)
  • 東部エリア
    • 佐谷田
    • 久下
    • 成田
    • 星宮
  • 西部エリア
    • 籠原
    • 新堀
    • 三尻
    • 別府
    • 玉井
    • 大麻生
  • 北部エリア・旧熊谷市北部地区
  • 北部エリア・妻沼地区
    • 妻沼
    • 妻沼南
    • 長井
    • 太田
    • 男沼
    • 小島
  • 南部エリア・旧熊谷市吉岡地区
    • 吉岡
  • 南部エリア・大里地区
    • 市田
    • 吉見
  • 南部エリア・江南地区
    • 江南北
    • 江南南


住宅団地

  • 埼玉県住宅供給公社 熊谷下奈良住宅
  • 雀宮団地
  • 肥塚団地
  • 熊谷伊勢町住宅 (伊勢町)
  • 熊谷下奈良住宅 (下奈良)
  • 熊谷玉井住宅 (久保島)
  • 熊谷銀座住宅 (銀座)
  • 妻沼長井住宅 (江波)
  • 熊谷曙町住宅 (曙町)
  • 熊谷石原住宅 (石原)
  • 熊谷赤城住宅 (赤城町)
  • 熊谷肥塚住宅 (肥塚)
  • 熊谷末広住宅 (末広)

教育

大学
専修学校
  • 埼玉県立高等看護学院
  • 埼玉県農業大学校
  • 学校法人郷学舎 アルスコンピュータ専門学校
  • 社団法人熊谷市医師会 看護専門学校
  • 学校法人 埼玉県栄養専門学校
  • 学校法人 埼玉県調理師専門学校
  • 千草服装専門学校
  • 学校法人熊谷文化服装専門学校(高等課程)
高等学校
中学校


小学校


特別支援学校
  • 埼玉県立熊谷特別支援学校
  • 埼玉県熊谷盲学校
学校教育以外の施設
埼玉県公安委員会指定自動車教習所

武蔵ヒートベアーズ

プロ野球BCリーグ(ベースボール・チャレンジ・リーグ)に2015年シーズンからの参入を目指し、2014年1月に市内に本社のある株式会社イーストジャパンアップにより株式会社埼玉県民球団が設立された。球団名は武蔵ヒートベアーズ[37]熊谷さくら運動公園野球場を本拠地とし、活動範囲は埼玉県全域で、その主要エリアは県北エリアとなる。2014年6月24日に正式加盟承認、7月に結団式と球団ユニフォーム、チーム編成のお披露目が行われた。

マスメディア

他にも、テレビ埼玉の情報カメラが、八木橋百貨店屋上に設置されている。

主要な公共施設

市立または市管轄

県の出先機関

県管轄の機関
警察

国の出先機関

国土交通省
厚生労働省
法務省
財務省(国税庁関東信越国税局
防衛省

国が所管する機関

裁判所

その他主要公共施設

  • JAくまがや
  • ソシオ熊谷(熊谷流通センター)
  • 地方卸売市場熊谷青果市場
  • 地方卸売市場妻沼青果市場
  • 地方卸売市場熊谷花市場
  • 大里広域市町村圏組合
  • 大里広域熊谷衛生センター(ごみ焼却系清掃工場
  • 大里広域江南衛生センター(ごみ焼却系清掃工場)
  • 大里広域クリーンセンター(リサイクル系清掃工場)

民間公共事業者支店等

交通

鉄道

ほか、高崎線熊谷駅の隣駅である行田駅(行田市)が久下地区と接している。
上野駅発着列車のほか高崎駅籠原駅方面から新宿駅あるいは上野駅・東京駅を経由して東海道本線平塚駅小田原駅熱海駅方面へ直通する列車である愛称「湘南新宿ライン」及び「上野東京ライン」も運行されている。データイムは、概ね合計6本、それぞれ1本(上野発着)・2本(湘南新宿、内1本特別快速)・3本(上野東京)の割合での運行となっている。


  • 埼玉県庁浦和駅)へのアクセス:籠原駅・熊谷駅から高崎線(上野東京ライン・湘南新宿ライン含む)で約50分(快速・特急では約40分)。

バス

市内には、バスターミナルと呼ばれる施設は設けられていないが、市内を走る大多数のバス路線が、熊谷駅北口・南口ロータリー(タクシー・一般と共用)を発着しており、鉄道と同様に熊谷駅が市内におけるバスの中心となる場所と言える。

一般の路線バスは、かつては東武鉄道の東武バスが市内外各地へ多数の路線を運行していた(参考:東武バス熊谷営業所)。その後埼玉北部・群馬県などの通称両毛デルタ地帯で進行したモータリゼーションの影響を強く受けて多くが廃止されたが、当市は埼玉北部地域の中核都市として発展してきたこともあり、周辺市町と比べれば残った路線が比較的多く、現在はグループ会社の国際十王交通朝日自動車が熊谷駅発着路線を承継して運行を続けており、他の地域を市のコミュニティバスで補完している。また、秩父鉄道が路線バスを営業していた時代もあった(参考:秩父鉄道が運行していた路線バス)。

コミュニティバス

一般路線バス

  • 国際十王交通(詳細
    • 熊谷駅北口(正面口)発
      • 上恩田・冑山方面 東松山駅東松山市
      • 江南方面 循環器呼吸器病センター小川町駅(小川町)・今市(寄居町)
      • 石原方面 新島車庫、石原・玉井方面 籠原駅・深谷駅(深谷市)
      • 箱田車庫、肥塚方面 熊谷スポーツ文化公園(ラグビー場)・くまがやドーム、肥塚・中条・北河原(行田市)方面 葛和田
      • 上之・成田・陸上競技場方面 犬塚(行田市南河原)
    • 熊谷駅南口発 吉岡方面 立正大学熊谷キャンパス、吉岡・森林公園方面 森林公園駅(滑川町)
    • 籠原駅南口発 深谷日赤(深谷市) ※ 2018年9月末を持って廃止予定[38]
  • 朝日自動車(詳細
    • 熊谷駅北口発 柿沼・奈良方面 妻沼・妻沼聖天前、柿沼・奈良・妻沼方面 太田駅(群馬県太田市)・西小泉駅(群馬県大泉町)
    • 熊谷駅北口発 妻沼バイパス・(一部)妻沼西部工業団地経由 石原・大幡・妻沼行政センター方面 妻沼
  • 矢島タクシー

高速路線バス

現在運行している高速バスは、いずれも空港連絡バスで、国際十王交通が空港側のバス事業者と共同運行している。

観光バス事業者

  • 秩父鉄道観光バス
  • 石田観光バス
  • 熊谷観光バス
  • 全友観光バス
  • 大樹観光バス
  • ビーエム観光
  • 北斗交通
  • 武蔵野交通 熊谷事業所

タクシー

タクシーの営業区域は県北交通圏に含まれる。ここでは、市内に営業所を構えるタクシー事業者を掲載する。

  • 秩鉄タクシー熊谷営業所
  • 熊谷構内タクシー
  • 中央タクシー
  • ニュー埼玉交通
  • 七福タクシー
  • かごはらタクシー(篭原タクシー)
  • ミツワタクシー篭原営業所(深谷ミツワタクシー)
  • 大沼公園タクシー(井上商会)

道路

高速自動車国道
市内に高速道路は通っていない。
熊谷市・熊谷市観光協会では、以下4つのインターチェンジからのアクセスを案内している[39]
この他、東北自動車道加須IC出口料金所を抜けた国道125号へ接続する分岐点に熊谷方面の案内がある(1992年に羽生ICが開設されるまではこちらが使われていた)。
一般県道


道の駅
  • 道の駅めぬま
    熊谷バイパスと行田バイパスの交点に「道の駅くまがや」(仮称)の整備計画がある[43]
熊谷市制定道路愛称
市道と県道の一部に制定


その他慣習的に使われる道路通称
  • 市役所通り
  • 星川通り
  • 箱田通り
  • 駅西通り
  • 第二北大通り

など

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

観光地・施設・祭事

公園
ファイル:Kumagaya Beppu-Park.jpg
別府沼公園と衛生センター
名所

有形文化財

史跡
塩古墳群第一支群2号墳。後方部から前方部を望む とうかん山古墳。
塩古墳群第一支群2号墳。後方部から前方部を望む
とうかん山古墳。
天然記念物
旧跡
県選定重要遺跡
  • 横山塚古墳
  • 三ヶ尻遺跡
  • 西別府祭祀遺跡
  • 瀬戸山古墳群
  • 宮塚古墳群
  • 飯塚遺跡
  • 権現坂埴輪窯跡
  • 高根横穴群
  • 野原古墳群

祭事・催事

  • 籠原夏祭り(毎年7月19日、20日)
  • 熊谷うちわ祭(毎年7月20日-22日、関東最大の祇園祭) - 熊谷市指定無形民俗文化財(熊谷八坂神社祭礼行事として[44]
  • めぬま祭り(毎年8月上旬)
  • 熊谷花火大会(毎年8月中旬) - 毎年35-45万人以上の人出で賑わう(主催者発表)と言われる関東有数の花火大会である。
  • 熊谷さくら祭(毎年4月上旬頃、桜の開花状況による。荒川の熊谷桜堤は日本さくら名所100選に選ばれている)
  • 熊谷さくらマラソン大会(毎年3月下旬)
  • 熊谷えびす大商業祭(毎年11月上旬、「熊谷えびす祭」とも呼ばれる)
    • オ・ドーレなおざね(熊谷えびす大商業祭内、ダンスイベント、2002年より)
  • 熊谷市産業祭(毎年11月中旬)
  • 全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会(毎年4月上旬)
  • 聖天山春季大祭 / 秋季例大祭(4月18-19日 / 10月18-19日)
  • 胎内くぐり(毎年6月30日)
  • とうろう流し(毎年8月16日)
  • 文殊寺大縁日(毎年2月25日)
  • 選抜高校女子サッカー大会「めぬまカップ」(毎年3月下旬)

名物・特産

  • 五家宝 - 菓子。埼玉三大銘菓の1つと評される。
  • ミニくま - ミニ野菜。JAくまがやによって商標登録済み。
  • 雪くま - 地元の水を凍らせた氷を使って地元で作ったかき氷。特定の条件をクリアしたオリジナルかき氷を作り上げると、市から認定される。2007年現在16店舗。
  • いなり寿司 - 妻沼地区。聖天寿司
  • フライ - 隣の行田市が中心で熊谷市内にも取扱店舗がある。
  • 地酒(直実など)
  • 炭酸まんじゅう(大里地区)
  • 熊谷染 - 近年では衰退の傾向にある。
  • 熊谷うどん武蔵野うどん
  • 小麦 - 県内第1位、米との二毛作で作っていることが多い。
  • ねぎ - 隣の深谷市における「深谷ねぎ」が有名であるが、当市内でも妻沼地区を中心として、同一品種を多く生産している。以前は当市産のねぎも「深谷ねぎ」として市場流通していたが、深谷市が「深谷ねぎ」を深谷市内限定の地域ブランドとして認定させたことで出荷を禁止させられたことから、新たに「妻沼ねぎ」と命名して現在市場に出している[45]
  • ニンジン - 県内第1位。
  • 熊谷笠(クマガイガサ) - 虚無僧や武士、医師が被ったとされる編み笠の一種だが、現在市内では製造されていない。

出身有名人

歴史上の人物

研究者

文芸

漫画家

スポーツ

芸能

政治家

実業家

音楽

報道


ゆかりある人物

マスコットキャラクター

市公式マスコット

  • ニャオざね
    市在住のイラストレーターにデザインを依頼し、公募で名称が決定した。モチーフはネコ。名前はネコの鳴き声と熊谷直実の名前をかけたもの。
    市報では「ニャオざね くま博士の教えて!熊谷」コーナーにおいて「くま博士」と共に毎回登場している。明確に市を代表するマスコットキャラクターという位置付けではなく、市民活動のイメージキャラクターであるが、2009年7月には着ぐるみを製作し、ゆる玉応援団団員となり、2011年7月1日付でゆるっとくまがや盛り上げ担当 主査として熊谷市職員としての辞令を交付するなど、事実上の市の代表となりつつあったが、2013年7月1日より正式に熊谷市マスコットキャラクターとなった。
  • あつべえ
    あついぞ!熊谷(あっぱれ! 熊谷流)マスコットキャラクター。うちわやシャツなど夏のグッズが多数作られている。大宮アルディージャとのコラボTシャツもある。

その他関係あるマスコット

  • えんむちゃん
    くまがや市商工会妻沼支所が考案し、妻沼聖天山院主が命名した。妻沼地区の縁結びキャラクター。妻沼地区外にも出没する。ゆる玉応援団団員。
    “ちゃん”であるが、男の子らしい。
  • パレオくん・パレナちゃん
    市内に本社を置く秩父鉄道を走るSLパレオエクスプレスのマスコットキャラクター。

熊谷市を主な舞台・モデルとした作品

  • 花埋み渡辺淳一、小説・ドラマ・演劇) - 荻野吟子の生涯を題材にした作品。
  • くまがヤン(猪原賽・横島一、漫画) - 熊谷を舞台にしたコメディー作品。
  • 熱いぞ!猫ヶ谷!!克・亜樹、漫画・ドラマ・舞台) - 熊谷がモチーフ・モデルの架空の街を舞台にしたコメディー作品。
  • ブルーサーマル(小沢かな、漫画) - 妻沼地区のグライダーを舞台・題材にした青春・恋愛作品。2016年に埼玉県のイベント「アニメだ!埼玉 埼玉まるごとアニ玉祭」の一環で秩父鉄道とコラボレーションしている。また、市報くまがや2016年10月号の表紙を飾った。

脚注

  1. 気象庁歴代全国ランキング通年
  2. “気象庁「災害と認識」熊谷で史上最高41・1度”. 読売新聞. (2018年7月24日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20180723-OYT1T50021.html . 2018閲覧. 
  3. 気象庁歴代全国ランキング(6月)
  4. 気象庁歴代全国ランキング(9月)
  5. 2010年9月30日 朝日新聞デジタル
  6. 2010年 猛暑日日数ランキング
  7. 2012年 猛暑日日数ランキング
  8. 【中継録画】全国で相次ぐ猛烈な暑さ 気象庁が会見THE PAGE
  9. 須賀恭平 (2014年8月11日). “猛暑の本場、真夏の熊谷へようこそ 「清涼」夏の首都圏繁盛記”. 日本経済新聞社(NIKKEI STYLE). . 2018閲覧.
  10. ただし、越谷のアメダスは2009年の移転により熊谷市よりも最低気温は低く観測されることが多くなった。
  11. 熊谷地方気象台『埼玉県の気象百年』196頁ほか
  12. 気象災害(雷・ひょう)熊谷地方気象台 重さ900匁との記述がある。
  13. 世界まる見え!テレビ特捜部」2006年1月21日放送
  14. 小学校社会科副読本「くまがや」4年(熊谷市教育委員会) 43頁
  15. 1985年当時。人口100,000人以上の都市において。
  16. くまがやの水道-くまがや探検隊「熊谷のおいしい水」
  17. くまがやの水道
  18. 小学校社会科副読本「くまがや」3年(熊谷市教育委員会) 113頁
  19. 博学こだわり倶楽部 『埼玉の謎学』 河出書房新社、2014-12-01。ISBN 978-4-309-49908-6。
  20. 日本ラグビーフットボール協会 - ニュース ラグビーワールドカップ2019組織委員会 開催都市決定のお知らせ【組織委員会】 (2015年3月2日、同日閲覧)
  21. [1]
  22. それまでも対策自体は行っていたが、市民への被害も出たこととメディアでは「町おこし」の観点でしかあついぞ!熊谷を紹介しなかった関係で「市長へのメール」に“不名誉であり、のんきな状況ではない”と批判が寄せられた[2]ため、対策に対して広報を含めて強化することとなった。
  23. 東京新聞:「暑い街」熊谷 5回目の日本一 熱中症対策コンテスト・行政部門:埼玉(TOKYO Web)(東京新聞:2017年11月14日、2018年7月19日閲覧)
  24. 旧妻沼町時代から行われている市・市教育委員会・日本サッカー協会・県サッカー協会主催で日本全国の優秀な高校女子サッカーのチームを招待して行われる大会。
  25. 飛べ!グライダー:熊谷市
  26. 熊谷UD(ユニバーサルデザイン)ブロック:熊谷市
  27. [3]
  28. なお、日本非核宣言自治体協議会の会員にはなっていない[4]
  29. 熊谷市親善大使を委嘱しました:熊谷市ホームページ
  30. [5]
  31. [6]
  32. 行田市に隣接する旧熊谷市東部地域の旧村(成田村中条村太井村)は、行田市の旧村・町の属していた北埼玉郡に属していた関係で、現在でも同地区から行田市方面へ熊谷市街を経由せずとも直結する主要道路が多数ある。行田市(中心部)から東京方面へのアクセス手段の一つに秩父鉄道で熊谷駅に出るルートがあり、行田市南河原地区の一般路線バスは熊谷駅から出ているなど交通上の繋がりもある。行政上の連携も無いわけではなく、最近では両市の消防本部内の消防通信指令事務を統合している。
  33. 2015年4月実施の第18回統一地方選挙より。以前は北第6区。
  34. 農林水産省 わがマチ・わがムラ統計 埼玉県熊谷市
  35. 埼玉県市町村勢概要 平成18年
  36. 熊谷市へ防犯パトロール車3台寄贈について(ご報告)(株式会社ベルク NEWS RELEASE)
  37. MUSASHI HEAT BEARS公式サイト
  38. 熊谷市地域公共交通会議 第22回交通会議概要(P.3)
  39. アクセス | 熊谷観光局
  40. 玉井IC-久保島終点間は連絡道路指定区間外。
  41. http://www.pref.saitama.lg.jp/kenpou/bn/H30_03/0330_t2989/item/8364/t2989_20180330i8364.pdf
  42. http://www.pref.saitama.lg.jp/kenpou/bn/H30_03/0330_t2989/item/8365/t2989_20180330i8365.pdf
  43. 熊谷市「道の駅」基本構想(案):熊谷市ホームページ
  44. 熊谷八坂神社祭礼行事(熊谷うちわ祭)を熊谷市の文化財に指定しました。:熊谷市ホームページ
  45. あついぞ.com - 妻沼の野菜その2「妻沼ねぎ」
  46. [7]
  47. [8]

参考文献

  • 市報くまがや各号(熊谷市)
  • 小学校社会科副読本「くまがや」4年、3年(熊谷市教育委員会)
  • くまがやガイドブック合併記念号(熊谷市広報広聴課)
  • 熊谷市くらしのカレンダー平成19年度版(熊谷市)

関連項目

2市とはアツいまちサミットなどを通して交流が行われている。

外部リンク

行政
観光