神戸市交通局

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神戸市交通局(こうべしこうつうきょく)は、兵庫県神戸市内で公営交通事業を行う神戸市の地方公営企業の一つである。地下鉄市営地下鉄)、路線バス市バス)を運営している。かつては市電神戸市電)やロープウェイ観光バスなども運営していた。

スルッとKANSAIでカードに印字される符号は入場記録用は神交で、降車記録用がSCである[注釈 1]

事業

歴史

神戸市内で軌道事業(路面電車)と発電・配電事業を行っていた神戸電気を買収し、神戸市電気局として発足し、4路線12.3kmで開業した市営電車事業を始める[1]。その後、市電の補完などを目的として、1930年9月に須磨駅前 - 灘桜口間15.1kmで市営バスの営業を開始する[1]。1939年に、配電事業の統制の一環として電気局の発電事業を日本発送電に、配電事業を関西配電に譲渡し、交通事業のみとなったため1942年5月に神戸市交通局に改称する[1]

1952年10月に地方公営企業法が施行されたため、公営企業として発足する[1]。その後、バス路線の統廃合や市電の廃止が行われ、1977年から1987年にかけて地下鉄西神・山手線の開業[1]阪神・淡路大震災での被災[1]、2001年の海岸線の開業[1]を経て現在に至る。

年表

注釈

  1. KC京都市交通局が使用しているため、「神戸」の「神」を「しん」と読み替えてSCとしている。また、大阪市交通局と同様に、降車時には時刻も印字されるため縦書きで印字される。

出典

参考文献

  • 『神戸市交通局』 星雲社、2011年。ISBN 978-4-434-15320-4。

外部リンク