考える人 (ロダン)

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考える人』(かんがえるひと、フランス語: Le Penseur)は、オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像である。思索にふける人物を描写した像として有名。

概要

当初は“Le Poète”(詩人)と名づけられていたものである。「考える人」の名称はロダンの没後にこの作品を鋳造した鋳造職人のリュディエ(fr)であるといわれる[1]

ロダンは装飾美術博物館(Musée des Arts Décoratifs)の門を、ダンテの『神曲』に着想を得て制作し、それを『地獄の門』と名づけたが、この『考える人』はその門の頂上に置かれる一部分にあたり、地獄の門の上で熟考するダンテを表そうとしたものであると言う説やロダン本人を表している説などがある。

設置場所

オリジナル

死後の鋳造

ファイル:静岡県立美術館-29.JPG
ロダン館の考える人(静岡県立美術館 2014年7月16日撮影)

など計26ヶ所にある。

脚注

  1. 平川陽一編『今さら誰にも聞けない500の常識』廣済堂文庫 p.207 2003年

関連項目

外部リンク

  • The Thinker project, Munich. Discussion of the history of the many casts of this artwork.

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