道路標識

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ファイル:Weight limit sign.JPG
イギリス地方都市での重量制限標識

道路標識(どうろひょうしき)は、道路の傍らに設置され、利用者に必要な情報を提供する表示板である。交通事故を未然に防ぐための規制・危険箇所への警戒喚起、指示・案内による交通の円滑化などを目的に設置される。

概要

道路標識は道路上の交通が安全かつ円滑に移動できるようにし、かつ道路の保全をはかる目的で設置される[1]

上記の目的のために、以下の性質を持つ必要がある[1]

  • 遠距離から標識の存在と種類を確認できること。
  • 短時間で標識の内容を把握できること。
  • 夜間でも判読できること。
  • できる限り世界的に統一されていること。

分類

道路標識には様々な種類があり、国際連合経済社会理事会による1968年道路標識及び信号に関する条約ウィーン標識条約)の付表1では下記の8項目に分類される。

  • 危険警告標識
  • 優先標識
  • 禁止制限標識
  • 義務標識
  • 特別規制標識
  • 情報、施設、サービス標識
  • 方向、位置、指示標識
  • 追加表示板

脚注

  1. 1.0 1.1 安孫子幸雄・澤孝平 『改訂道路工学』 コロナ社、1984-05-30、改訂版。

関連項目

外部リンク