鉄塔

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鉄塔(てっとう)

鉄骨,鉄柱を素材とした塔。無線通信用鉄塔,索道用塔,照明塔などがあり,その形状および規模は用途に応じて多種多様で,四角形または三角形の断面のトラス構造が一般に用いられる。鉄塔が造られはじめたのは,鉄が大量生産されるようになってからで,歴史は新しく,柔軟性,軽量にできるなど,鉄のすぐれた特色を生かすことができるが,鉄塔は一般に屋外にあって雨露にさらされているので塗装や亜鉛メッキを施す必要がある。付帯設備としては昇降階段,ステップボルト,踊り場,避雷装置などをつけ,地表面から 60m以上の高さの鉄塔は通常,航空障害灯および昼間障害標識を設置しなければならない (航空法 51) 。歴史的なものとして,1889年パリ万国博覧会のシンボルタワーとして建造されたエッフェル塔がある。




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