2020年代
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| 千年紀: | 3千年紀 |
|---|---|
| 世紀: | 20世紀 - 21世紀 - 22世紀 |
| 十年紀: | 1990年代 2000年代 2010年代 - 2020年代 - 2030年代 2040年代 2050年代 |
| 年: | 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 2028年 2029年 |
2020年代（にせんにじゅうねんだい）は、西暦（グレゴリオ暦）2020年から2029年までの10年間を指す十年紀である。この項目では、国際的な視点に基づいた2020年代について記載する。
Contents
予定・予測されるできごと
2020年
"「2020年」"
- 月面旅行
- 国立霞ヶ丘陸上競技場の建て替えによる新国立競技場完成予定。東京オリンピックのメイン会場となる予定。
- 東京で第32回夏季オリンピック（東京オリンピック）が開催。
- 2006年にNASAが打ち上げた惑星探査機ニュー・ホライズンズがカイパー・ベルトに到達。
- 第五世代携帯電話の登場。
- アメリカ合衆国は、この年までに月面に基地を建設し、それを有人火星探査の足場にする計画だったが、このコンステレーション計画について正式に中止すると2010年発表した[1]。
- 新東名高速道路が全線で開通。
- 日本の高齢者世帯が、全世帯の30%に達する。
- この年までにEUは、総発電量の20%を自然エネルギーで賄う計画。
- トルコ空軍はこの頃までF-4Eを運用する予定。
- 国際宇宙ステーションの運用について、この頃までの延長が検討されている。
- 第59回アメリカ合衆国大統領選挙の実施。
- 民主党は2009年のマニフェストで、日本の二酸化炭素ガスの排出量をこの年までに1990年比で25%の削減を目指すとしていた（二酸化炭素25%削減）。
2021年
"「2021年」"
- 核融合炉
- ドイツの全原子力発電所が、稼働を停止する予定。
- 夏にコミックマーケット100が開催予定。
- 学生数の不足に伴って、この年までに日本の大学のうち60校が廃校に追い込まれる。
- インドの人口が中華人民共和国の人口を超え、世界一の人口大国となる。
- この年までに、BMW、フォード、ボルボがNHTSAレベル4高度自動運転車を実用化する予定[注 1]
2022年
"「2022年」"
- 北京で第24回冬季オリンピック（北京オリンピック）が開催。
- 2022 FIFAワールドカップが、中東のカタールにおいて開催される。
- 第26回参議院議員通常選挙の実施。
- この頃から、団塊の世代（1947年から1949年の間に生まれた世代）が後期高齢者（75歳以上）となり、社会保障費が著しく増大すると考えられている。
- 日本で成人年齢が18歳に引き下げられる。
2023年
"「2023年」"
- 厚生年金保険料率の物価水準連動の期限。
- 日産自動車は、この年の3月まで（2022年度）に、年間 100 万台の電動駆動車を販売する計画。
- この年の3月まで（2022年度）に、九州新幹線の長崎ルート（長崎新幹線）が開業予定（在来線活用区間も含む）。
- この年の3月まで（2022年度）に、北陸新幹線の金沢駅〜敦賀駅間が開業予定。
2024年
"「2024年」"
- パリにて第33回夏季オリンピック（パリオリンピック）が開催。
- 第60回アメリカ合衆国大統領選挙の実施。
- アメリカ合衆国のエネルギー省の傘下にある国立再生可能エネルギー研究所は、この年までに風力発電によって、本国東海岸地域の総消費電力の20%を供給できると見込んでいる。
- この頃インドの人口が中華人民共和国の人口を上回る。
- カタルーニャ独立運動ではパリオリンピックに「独立カタルーニャ共和国」で参加することを標榜しており、この頃までに独立達成を目指すと思われる。同時にスペインとの独立戦争への発展が危惧される。
2025年
"「2025年」"
- 昭和100年問題により、日本の官公庁や金融機関などのアプリケーションソフトウェアが誤動作すると危惧されている。
- 宇宙航空研究開発機構は「JAXA Vision 2025」で、月面に人型ロボットが居住するビジョンを描いている。
- NHK開局100周年を迎える。
- 第27回参議院議員通常選挙の実施。
- この頃、集積回路の微細化が限界に達すると予想され、半導体の3次元集積化、スピントロニクスや量子コンピュータが研究されている。
- リチウムイオン二次電池の世界需要が、2008年比で約100倍に拡大する。
- 三菱総合研究所は、日本が海資源により、年間2000万キロリットルのバイオエタノール、年間1950トンのウランを生産していると見込んでいる。
- 日本の人口が1億2000万人を切る（国立社会保障・人口研究所「中位死亡」）。
- トヨタがこの年までに一般道自動運転車の商品化を予定[注 2]
2026年
"「2026年」"
- 丙午(ひのえうま)。この頃の出生数は既に減少傾向にあり、1846年、1906年、1966年の際とは異なり、人口動態に大きな影響は与えないと予測される。
- 第25回冬季オリンピック開催。
- 2026 FIFAワールドカップがアメリカ合衆国・カナダ・メキシコにおいて開催される。
- スペインのサグラダ・ファミリアの完成予定。
- 大正時代に生まれた者がこの年から全員100歳以上になる。
- 昭和改元100周年。
2027年
"「2027年」"
2028年
"「2028年」"
- インドが中国を抜いて世界1位の人口になると予想されている。
- ロサンゼルスにて第34回夏季オリンピック（ロサンゼルスオリンピック）が開催。
- SSLのルートキーの期限。
- 10月28日に直径1.6キロの小惑星が地球をかすめる。
- 第61回アメリカ合衆国大統領選挙の実施。
- 第28回参議院議員通常選挙の実施。
2029年
"「2029年」"
- 4月13日に直径400メートルの小惑星アポフィスが地球に接近。この接近では衝突しないことが判明している。（2017年2月26日現在）。
フィクションのできごと
- 2020年頃 - 世界各地で半導体を分解する生態を持つ微生物「シリコンカビ」が大量発生。これによってコンピューターに依存するインフラが麻痺し、多くの国家の機能が失われる。その後、シリコンカビの影響が軽微だったアジアの大国が欧州へ侵攻し、第三次世界大戦が勃発する。（ゲーム『重鉄騎』）[1]
- 国際連合安全保障理事会航空宇宙軍小委員会の下に航空宇宙軍が創設される。（小説『航空宇宙軍史』）[2][3]
脚注
注釈
出典