「静浜基地」の版間の差分
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静浜基地 (しずはまきち、JASDF Shizuhama Airbase)は、第11飛行教育団等が配置されている航空自衛隊の基地である。基地司令は、第11飛行教育団司令が兼務。
基地名の由来は旧志太郡静浜村の地域にあることから。
概要
- この基地では、航空機のパイロット候補生を対象に、初等練習機による訓練を行っている。
- 飛行場施設を有する航空自衛隊の基地の中で、最も面積が小さい(約730,000m2)。なお飛行場施設を有しない基地や分屯基地も含めると、最も面積が小さいのは御前崎分屯基地である。
- 同基地に保管されているT-3、T-34、T-6はエンジンにオイルが入れられており、整備も定期的に行われているため、現在も飛行(エンジン始動)が可能とされている。(2012年確認) 航空祭等でこれらに機体にはアースがとられていたり、エンジン下にオイルパンが置かれているのを目にすることができる。
沿革
- 1944年(昭和19年)12月 - 日本海軍航空隊藤枝基地として開設。
- 1945年(昭和20年)9月 - 戦後米軍による接収。
- 1958年(昭和33年)8月 - 航空自衛隊静浜基地として開設。
- 1959年(昭和34年)6月 - 第15飛行教育団が編成。
- 1964年(昭和39年)5月 - 第15飛行教育団廃止、第11飛行教育団が小月から移動。
航空管制
TWR |
---|
120.1MHz,122.0MHz,123.1MHz,126.2MHz,133.4MHz,138.3MHz,141.25MHz 236.8MHz,247.0MHz |
航空保安無線施設
局名 | 種類 | 周波数 | 識別信号 |
---|---|---|---|
静浜 | TACAN | YZT |
配置部隊
航空教育集団隷下
- 第11飛行教育団司令部
航空支援集団隷下
航空自衛隊直轄
- (航空警務隊)静浜地方警務隊
関係機関
航空祭
- 毎年5月中旬に開催。所属初等練習機の展示飛行の他、周辺基地から飛来する機体による展示飛行が行われる。
- 滑走路が短いため、戦闘機の地上展示は行われない。しかし、静態保存されている旧式機などは敷地内に展示されている。
- 旧海軍芙蓉部隊の根拠地であった歴史がある事から、T-3の退役を目前に控えた2006年には、芙蓉部隊配備機であった彗星のカラーリングを施したT-3が1機製作され、展示飛行も行われた。その後も地上展示ではあるが、このカラーリングの機体が公開されている。[1]