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常磐会短期大学 | |
---|---|
大学設置 | 1964年 |
創立 | 1953年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人常磐会学園 |
本部所在地 | 大阪府大阪市平野区平野南4-6-7 |
学部 |
幼児教育科 初等教育科[1] 英語科[2] |
研究科 |
幼児教育専攻 英語専攻 |
ウェブサイト | 常磐会短期大学公式サイト |
常磐会短期大学(ときわかいたんきだいがく、英語: Tokiwakai College)
大阪府大阪市平野区平野南4-6-7に本部を置く日本の私立大学。
Contents
概観
大学全体
- 常磐会短期大学は、大阪府大阪市平野区内にある日本の私立短期大学。学校法人常磐会学園により1964年に設置された。かつては2学科体制だったが、一部の学科が常磐会学園大学に改組されたため、現在は開学当初と同じ1学科体制となっている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 常磐会短期大学の教育理念は「和平・知天・創造」となっている。
教育および研究
- 常磐会短期大学は幼児教育の養成においては大いなる実績がある。教育の特色として子どもとのふれあいを体験することの大切さから1回生より実習が実施されている。幼児教育者として必要な理論や実技はさることながら、2回生では特別研究を行ったり、異文化における子どもとふれあうためにオーストラリアでの海外研修も行ったりしている。また、教育プロジェクトとして実習期間における学生支援と指導・子どもの姿に基づいた指導計画と保育実践を基にした保育カンファレンスの実施に取り組んでいる。
学風および特色
- 常磐会短期大学では、礼儀・作法を重視した教育が行われている。その一環として、「テーブルマナー講習会」が実施されている。
- 文化系クラブでは、吹奏楽が活発で、「第45回大阪府吹奏楽コンクール」で銅賞、「大阪私立短期大学協会主催の第42回連合音楽会」、「 第33回大阪府アンサンブルコンテスト」で銀賞を受賞するなどの活躍を見せている。
- 短大卒業後、1年間研究生として自主研究を継続できる「研修生制度」がある。
- 開学以来、女子を対象とした短大となっている。
沿革
- 1953年 - 常磐会幼稚園教員養成所が設立される(常磐会幼稚園に併設)。
- 1955年 - 学校法人常磐会学園が設立される。
- 1961年 - 常磐会保育学院と改称。
- 1964年 - 常磐会保育資格学院を改組して常磐会短期大学保育科(定員80名)を設置。学生数66[3]
- 1968年 - 敷地内に常磐会東住吉准看護学院を併設(東住吉区医師会の要請・協力による)。
- 1973年 - 保育科を幼児教育科とする。定員200人に増員。
- 1974年 - 専攻科幼児教育専攻を設置。
- 1976年 - 常磐会東住吉准看護学院が閉校。
- 1977年 - 初等教育科を新設する。学生数75[4]
- 1979年 - 幼児教育科の定員を300人に増員。
- 1989年 - 初等教育科に替えて英語科を新設。学生数132[5]
- 1990年 - 7月19日付けで初等教育科正式廃止[6]。
- 1992年 - 専攻科に英語専攻を設置。
- 1994年 - 専攻科幼児教育専攻が大学評価・学位授与機構に認定される。
- 2000年 - 10月26日付けで英語科正式廃止[6]。
基礎データ
所在地
- 大阪市平野区平野南4-6-7
交通アクセス
- 大阪市営地下鉄谷町線平野駅下車。徒歩で15分程度かかる。
- JR大和路線加美駅からは徒歩で20分程度はかかる。
- 大阪市営バス1号系統(あべの橋 - 出戸バスターミナル)「平野東住宅前」「北出戸」バス停下車すぐ。
象徴
- 常磐会短期大学のカレッジマークには、その中央に「常」(学名である常磐会の「常」の一字を取る)の文字が記されている。
教育および研究
組織
学科
- 幼児教育科
過去にあった学科
- 初等教育科[1]:児童教育のエキスパートを育てる学科。
- 英語科[2]:語学を通じて国際的視野を身につけるとともに、実務英語と情報処理を修得しかつ秘書としての能力を身につけるためのカリキュラムが設定されていた。海外研修やオーストラリアでの海外留学も実施されていた。
専攻科
別科
- なし
取得資格について
- 幼児教育科では、保育士資格と幼稚園教諭二種免許状が取得できる。
- 過去にあった初等教育科では、幼稚園教諭二級免許状のほか小学校教諭二級免許状が取得できる教職課程が設けられていた。
- 過去にあった英語科では、中学校教諭二種免許状(英語)が取得できる教職課程が設置されていた。
教育
- 資質の高い教員養成推進プログラム
- 2006年「課題解決能力を高める実習支援とその体制の構築」として採択されている。
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
学園祭
- 常磐会短期大学の学園祭は「常磐祭」と呼ばれ毎年、概ね10月に行われている。
スポーツ
- バスケットボール部が「関西女子学生リーグ」でII部に昇格、「第52回近畿・大阪私立短期大学体育大会」でベスト8の成績を残すなどの活躍を見せている。
- バレーボール部が「第52回近畿・大阪私立短期大学体育大会」で3位、「大阪府学生身長制優勝大会」で3位の成績を残すなどの実績がある。
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 常磐会短期大学「同窓会」及び「育友会」組織がある。
大学関係者一覧
大学関係者
- 西脇りか:初代学長
- 宮田保史:二代目学長
- 安谷屋武人:三代目学長
- 田淵創:現学長
出身者
施設
キャンパス内
- ピアノ練習室
- 音楽室
- 小児栄養実習室
- 図書館:蔵書数はおよそ80,000冊となっている。
- アトリエ教室
- 情報処理室
- CALLシステム教室
- 小アリーナ
- アリーナ
- 理科室
- 学生食堂
- 事務室
- 中庭
キャンパス外
- セミナーハウス(茨木市にある)
対外関係
系列校
卒業後の進路について
就職について
- 幼児教育科:保育所や幼稚園への就職実績が高いのが特徴である。近畿大阪銀行・泉州銀行・大阪東信用金庫など一般企業への就職者もいる。
- 初等教育科:小学校教員・幼稚園教員などの教育職員に就いた人もいたものとみられる。
- 英語科:一般企業への就職者が大半となっていた。
編入学・進学実績
- これまでの実績では、系列の常磐会学園大学のほか京都精華大学・龍谷大学・大阪産業大学・大阪樟蔭女子大学・大阪成蹊大学・関西福祉科学大学・帝塚山学院大学・神戸親和女子大学・西九州大学・常磐会短期大学、大阪キリスト教短期大学の各専攻科などがある。
附属学校
- 常磐会短期大学付属常磐会幼稚園
- 常磐会短期大学付属茨木高美幼稚園
- 常磐会短期大学付属泉丘幼稚園:幼保連携型認定こども園に認定。
関連施設
- 常磐会幼稚園開園。
- いずみがおか園:幼保連携型認定こども園に認定。
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『TOKIWAKAI JUNIOR COLLEGE 学校法人常磐会学園常磐会短期大学 創立30周年'95』[7]
関連項目
出典および脚注
公式サイト
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