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− | {{鉄道車両 | + | {{テンプレート:20180815sk}} |
− | | 車両名 = JR九州787系電車
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− | | 背景色 = #FF0000
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− | | 文字色 = #FFFFFF
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− | | 画像 = JRkyusyu 787 tsubame 9cars kumoro.jpg
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− | | 画像説明 = クモロ787形を先頭とした9両編成「つばめ」登場時の編成<br />(1992年、博多駅)
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− | | 運用者 = [[九州旅客鉄道]]
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− | | 製造所 = [[日立製作所]]<br />[[近畿車輛]]
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− | | 製造年 = 1992年 - 2002年
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− | | 製造数 = 140両
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− | | 運用開始 = 1992年7月15日
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− | | 編成 =
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− | | 軌間 = 1,067 mm
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− | | 電気方式 = [[交流電化|交流]]20,000V (60Hz)<br />([[架空電車線方式]])
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− | | 最高運転速度 = 130 km/h
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− | | 設計最高速度 =
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− | | 起動加速度 =
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− | | 常用減速度 =
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− | | 非常減速度 =
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− | | 編成定員 = 195人(4両)・276人(6両)・388人(8両)<br />車種構成により多少増減する
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− | | 車両定員 =
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− | | 自重 =
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− | | 全長 = 20,500 mm<br />21,600 mm (先頭車)
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− | | 全幅 = 2,944 mm
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− | | 全高 = 3,670 mm
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− | | 車体材質 = [[炭素鋼|普通鋼]]
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− | | 台車 = [[鉄道車両の台車史#ボルスタレス台車|ボルスタレス台車]]([[蛇行動#ヨーダンパ|ヨーダンパ]]付)<br />コイルばね+円錐積層ゴム式<br />DT400K・TR400K<br />SUミンデン式(試作台車・一部)<br />DT901K・TR901K
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− | | 主電動機 = 直流整流子電動機
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− | | 主電動機出力 = 150 kW × 4 / 両
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− | | 駆動方式 =
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− | | 歯車比 =
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− | | 編成出力 = 2,400 kW (4M3T/4M2T)
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− | | 制御方式 = [[電気車の速度制御#サイリスタによる連続位相制御|サイリスタ位相制御]]
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− | | 制御装置 =
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− | | 制動装置 = [[電気指令式ブレーキ]]<br />([[発電ブレーキ]]併用)
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− | | 保安装置 = [[自動列車停止装置#ATS-S改良形(ATS-Sx形)|ATS-SK]]、[[自動列車停止装置#ATS-Dx (DN・DK・DF) 形|ATS-DK]]
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− | | 備考 =
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− | | 備考全幅 = {{ブルーリボン賞 (鉄道)|36|1993}}
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− | }}
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− | [[ファイル:JR Kyushu 787 buffet 2002-1.jpg|thumb|250px|right|「リレーつばめ」改造前のビュフェ]]
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− | {{Sound|JR kyusyu 787 tsubame No.13 kumoha786-2 kurume.ogg|JR九州787系電車 クモハ786-2の走行音<br />(特急「つばめ」13号)|(1996年3月2日 博多 - 久留米間)}}
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− | '''787系電車'''(787けいでんしゃ)は、[[九州旅客鉄道]](JR九州)の[[交流電化|交流]][[特急形車両|特急形]][[電車]]。
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− | == 概要 ==
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− | [[JR九州811系電車|811系電車]]の走行システムをベースに開発され、各種試験は7両編成([[MT比]]6M1T)で実施された。
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− | デザインは[[水戸岡鋭治]]主宰のドーンデザイン研究所が手がけており、落ち着いた車内の雰囲気や、「つばめレディ」と呼ばれる客室乗務員による接客や、ビュフェでの軽食の提供など、名列車にふさわしいサービスに対応していた。
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− | 1992年から2002年(平成14年)までの間に、[[日立製作所]]および[[近畿車輛]]で計140両が製造され、JR発足後に登場した特急形車両として初めて製造両数が100両を越えた。
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− | 1992年(平成4年)7月15日から営業運転を開始。
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− | 1993年(平成5年)、第36回[[鉄道友の会]][[ブルーリボン賞 (鉄道)|ブルーリボン賞]]を受賞し、[[経済産業省]](当時の通商産業省)グッドデザイン商品(現・産業デザイン振興会所管「[[グッドデザイン賞]]」)商品デザイン部門選定。
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− | 1994年(平成6年)、第5回[[ブルネル賞]]を受賞。
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− | 1994年「鉄道の日」制定を記念したプレイベントとして、「新旧つばめの出合うとき」が[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)大宮工場(現・[[大宮総合車両センター]])で開催され、[[梅小路蒸気機関車館]]の[[国鉄C62形蒸気機関車|C62形蒸気機関車]]2号機、JR東日本高崎運転所(現・[[高崎車両センター|高崎車両センター高崎支所]])の[[国鉄EF55形電気機関車|EF55形電気機関車]]1号機とともに展示されたことがあるほか、1993年12月20日には、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)[[大阪駅]]での展示会が行われたこともあり、この時は甲種輸送されている途中で普段は経由しない大阪駅に牽引機であるEF66-100番台と共に展示された。
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− | == 構造 ==
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− | ここでは、製造時点での構造について記述する。
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− | === 車体 ===
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− | [[ステンレス鋼]]製の[[JR九州783系電車|783系]]とは異なり、[[炭素鋼|普通鋼]]製である。ただし屋根上など腐食しやすい箇所についてはステンレス鋼を使用している。乗降扉の横幅は783系に比べ200mm拡大され900mmとされたが、駅[[プラットホーム|ホーム]]高さの低い路線にも入線するためステップは引き続き設置された。[[バリアフリー]]関連設備が設計変更されたモハ787形200番台および300番台では乗降扉の幅が1,000mmに拡大されている。
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− | 塗装はグレー濃淡のツートンカラーとなり、各所に「TSUBAME」の[[ロゴタイプ|ロゴ]]が配置されている。また車体側面の車両形式・[[鉄道の車両番号|車両番号]]表記も、「数字または文字を1文字毎に四角で囲む」表記が初めて採用され、これが以降の水戸岡デザインの特徴となる。([[JR九州811系電車#番台区分#リニューアル車(1500番台)|なお、2017年には、四角を黒塗りにし、白抜き表記で描かれた車両が登場している]]。)ただし、妻面の配置区所・形式・自重・定員表記などは従来どおり国鉄書体で表記されている。
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− | なお、1999年(平成11年)以降に落成した車両には車端部に[[転落防止幌]]が設置されている。
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− | === 台車・機器 ===
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− | [[ファイル:JR kyushu type787 saha787-214 bogie 1.jpg|thumb|right|TR400K台車]]
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− | [[鉄道車両の台車|台車]]は新設計の'''DT400K'''(電動台車)および'''TR400K'''(付随台車)が採用された。ただし以下の車両は試作台車を履いており、長期試験に供されている。
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− | : クモロ787-2およびモハ786-102:'''DT900K'''、サハ787-202(←サハシ787-2):'''TR900K'''(いずれも近畿車輛製)
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− | : モハ787-2およびモハ786-1:'''DT901K'''、サハ787-101:'''TR901K'''(いずれも[[住友金属工業]]製)
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− | 制御装置は811系と同様に、[[電気車の速度制御#サイリスタによる連続位相制御|サイリスタ位相制御]]([[動力車#MM'ユニット方式|MM'ユニット]])と、[[発電ブレーキ]]併用による[[電気指令式ブレーキ]]の組み合わせ<ref>ただし811系は783系と同じく分巻整流子電動機を使用。</ref>で、2011年時点ではJR九州で[[直巻整流子電動機|直流直巻電動機]]を採用した最後の系列でもある。[[動力車|電動車]]ユニットの上下向きが逆とされ、偶数形式が上り([[門司港駅|門司港]])向きであるのも811系と同様である。
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− | [[ファイル:JR kyushu type787 kumoha786-14 pantograph 1.jpg|thumb|right|パンタグラフ]]
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− | クモハ786形およびモハ786形に装備している[[集電装置|パンタグラフ]]は811系以前の菱形に代わりPS400K形下枠交差式パンタグラフが採用され、以後の[[JR九州813系電車|813系]](1000番台以降を除く)や[[JR九州883系電車|883系]]でも踏襲された。ただし後者は[[2000年]](平成12年)に全車シングルアーム式に交換された。
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− | 最高速度は130[[キロメートル毎時|km/h]]、[[速度種別]]は鋼製車体で自重が増加しているため軽量ステンレス車体の783系よりも若干低めで、7両編成でA28である。
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− | === 運転設備 ===
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− | 783系や811系と同様に、左にT字形横軸[[マスター・コントローラー|マスコンハンドル]]と右に縦軸ブレーキハンドル(常用7段+非常)で構成される。
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− | 本系列では、JR九州の電車として初めて本格的な[[鉄道車両のモニタ装置|乗務員支援モニタ]]を採用した。画面構成は[[TIMS|MON3]]と同様で音声による停車駅接近予告機能や、現在は使用されていないがチャイムによる[[デッドセクション#デッドセクション設置の類型|交交セクション]]の接近予告を付加している。なお詳細は当該項目を参照。
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− | なお[[操縦席|運転席]]と客室は壁で仕切られていて、783系とは違い客室から運転席は見えない構造となっている。
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− | === 車内 ===
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− | ==== 座席 ====
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− | [[グリーン車]]の[[鉄道車両の座席|座席]]は2+1列のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系と同じ1,200mmであり背もたれ自体の角度と背もたれ上部の角度を別々に調節できる。
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− | [[普通車 (鉄道車両)|普通車]]は一般的な2+2列配置のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系より40mm拡大され、1,000mmとされた。背面部に収納式のテーブルを設置しているほか、簡易式フットレストを設置している。ただしサハシ787形の[[コンパートメント席|セミコンパートメント]]は、前後幅で2,010mmのコンパートメント内に2人掛けの座席を向かい合わせに配置している。
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− | 初期の一般普通席は座席背面テーブルのみだったが、1993年12月以降に落成した車両には座席外側の肘掛にも小型テーブルが追加されたほか、オーディオサービスも提供された。783系のグリーン席で提供された液晶テレビサービスは、利用状況が低かったこと等から採用されなかった。
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− | クロハ786形はグリーン席・普通席ともに座席窓下足元に[[配線用差込接続器|コンセント]]が設置されている。
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− | ==== その他車内設備 ====
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− | 側面化粧板はダークグレー、床はカーペット敷きとなっている。
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− | サハシ787形およびクハ787形0番台を除く普通車には、客室中央部(ただしモハ786形に限り客室前位側)に幅750mmの荷物置場を設置している。全車とも[[網棚|荷物棚]]には、蓋付きのハットラック式が採用された。
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− | モハ786形全車には、[[バリアフリー]]対応の座席および[[列車便所|トイレ]]を設置している。
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− | [[発光ダイオード|LED]]式[[車内案内表示装置|車内案内表示器]]を、客室の仕切扉上部に設置している。表示は上下2段式で、上段は左から号車番号表示、座席種別表示、禁煙表示灯、トイレ使用中表示となっており、下段はスクロール式情報表示板(8文字分で、「[[文字多重放送|見えるラジオ]]」を利用したニュース配信も行われる)となっている。スクロール式情報表示での英数字表示は全角文字である。
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− | 「有明」向け新製先頭車のうち後位側は、仕切扉等が883系に準じたもので、半透明化ドアなどによってデッキの窮屈さを感じさせないデザインとなっている。クモハ786形の前位側およびクモロ787形には、スクロール式案内表示器が設置されていない。
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− | 落成当初はクモロ787形とモハ786形の全車両に[[テレホンカード]]専用の[[公衆電話]]室が設置されていたが、1990年代後半以降の[[携帯電話]]普及に伴い、モハ786-104および200番台・300番台全車では電話機が撤去され「携帯電話コーナー」に改められた。
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− | <gallery style="font-size:90%;">
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− | ファイル:JR kyushu type787 moha787-20 interior 1.jpg|モハ787-20 車内<br/>(「有明」4両編成)
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− | ファイル:JR kyushu type787 saha787-202 interior 2.jpg|旧サハシ787形<br/>セミコンパートメント<br/>(サハ787形改造後)
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− | ファイル:JR Kyushu 787 buffet 2002-4.jpg|旧サハシ787形<br />ビュフェ
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− | </gallery>
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− | <gallery style="font-size:90%;">
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− | ファイル:JR kyushu type787 kuroha787-1 interior 1.jpg|クロハ786-1<br />普通車部分<br/>(「有明」4両編成)
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− | ファイル:JR kyushu type787 kumoro787 interior 1.jpg|クモロ787形 車内<br />(DXグリーン席設置前)
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− | ファイル:JR kyushu type787 kumoro787-2 interior 1.jpg|クモロ787-2 車内<br />(「有明」6両編成<br/>・DXグリーン席設置後)
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− | ファイル:JR kyushu type787 kumoro787-12 interior 3.jpg|クモロ787-12<br />サロンコンパートメント<br/>(「有明」6両編成)
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− | ファイル:Kuroha786G.jpg|クロハ786形<br />グリーン車座席<br/>リクライニングを動作させた状態
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− | </gallery>
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− | == 形式別概説 ==
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− | 本項では新製形式のみ記載する。
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− | ; クモロ787形
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− | : 下り方先頭車となる[[制御車|制御]][[動力車|電動車]]。主制御器を備える。
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− | : 車内は運転席、トップキャビン6名(→DXグリーン席3席)、一般グリーン席(14席)、4人用個室、トイレ・[[洗面器#洗面台・洗面所|洗面所]]となっている。
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− | : 1次車 (1 - 6) はモハ786-100番台、2次車以降 (7 - ) は同300番台とユニットを組んでいたが、1次車の一部は相方のモハが交換されている(後述)。
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− | : 定員24人→21人。
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− | ; クモハ786形
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− | : 上り方先頭車となる制御電動車。後位側屋根上に下枠交差式パンタグラフ、床下に[[変圧器|主変圧器]]を備える。
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− | : 車内は中央に荷物置場がある。定員56人。
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− | ; モハ787形
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− | : 中間電動車。
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− | : 主制御器および[[圧縮機|空気圧縮機]] (CP) を1台備える。
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− | : 車内はトイレ・洗面所付きで中央に荷物置場がある。そのため座席番号の8番ABCDが欠番となっている(後述のサハ787-0・100も同様)。定員56人。
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− | ; モハ786形(0番台、100番台、200番台、300番台)
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− | : 中間電動車。
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− | : 0番台および100番台が1次車、200番台および300番台が2次車以降である。
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− | : 当初は0番台および200番台がモハ787形と、100番台および300番台がクモロ787形とユニットを組んでいたが、1次車の一部はユニット組替が実施された(後述)。
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− | : 後位側屋根上に下枠交差式パンタグラフ、床下に主変圧器を備える。
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− | : 車内はバリアフリー対応トイレ・洗面所、自動販売機、フリースペース、荷物置場が車端部にある。定員は0番台が44名、それ以外の車両は42名。
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− | ; クロハ786形
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− | : 下り方先頭車となる制御車。
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− | : 車内は運転席、グリーン席、普通席、喫煙コーナー(現在は使用停止)となっている。
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− | : グリーン室と普通室は手動式の扉で仕切られているほか、本形式の出入台との仕切は、883系と同様のガラス式となっている。
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− | : また、車端部には転落防止幌が設置されている。
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− | ; クハ787形0番台
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− | : 上り方先頭車となる制御車。
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− | : 車内は運転席、普通席で荷物置場は設置されていない。
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− | : この車両もクロハ786形と同様、出入台との仕切はガラス式となっており、車端部には転落防止幌が設置されている。定員60名。
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− | ; サハ787形0番台
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− | : [[付随車]]。
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− | : 車内はトイレ・洗面所、簡易車掌台、普通席となっており、中央部に荷物置場がある。
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− | : 一部車両は編成間で車両交換が実施されている(後述)。
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− | : 乗降扉横の簡易車掌台には[[車掌スイッチ]](いわゆる「どこでもドアスイッチ」)や開閉可能な小窓があり、これで外見上はモハ787形と識別可能である。定員56人。
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− | ; サハ787形100番台
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− | : 付随車。
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− | : 1994年の時点では114まで製造されていたが、一部車両は、編成間で車両交換が実施されている(後述)ほか、2000年に5両がクハ787形100番台に改造された。
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− | : その後2002年に増備された115 - 117には、座席上部に滑り止めのゴムシートが、車端部には転落防止幌が設置されている。
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− | : 車内は中央に荷物置場がある。定員64人。
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− | ; サハシ787形
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− | : 当初はセミコンパートメント(4席×6室)、立席ビュフェ、[[車内販売]]準備室となっていた。床下にはCPを1台備える。定員24名。
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− | <gallery widths="160" perrow="4" style="font-size:90%;">
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− | ファイル:JR kyushu type787 kumoro787-14 1.jpg|クモロ787形<br />(クモロ787-14)
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− | ファイル:JR kyushu type787 kumoha786-14 1.jpg|クモハ786形<br />(クモハ786-14)
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− | ファイル:JR kyushu type787 moha787-25 1.jpg|モハ787形<br />(モハ787-25)
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− | ファイル:JR kyushu type787 moha786-305 1.jpg|モハ786形300番台<br />(モハ786-305)
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− | ファイル:JR kyushu type787 kuroha786-5 1.jpg|クロハ786形<br />(クロハ786-5)
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− | ファイル:JR kyushu type787 kuha787-5 1.jpg|クハ787形<br />(クハ787-5)
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− | ファイル:JR kyushu type787 saha787-14 1.jpg|サハ787形0番台<br />(サハ787-14)
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− | ファイル:JR kyushu type787 saha787-117 1.jpg|サハ787形100番台<br />(サハ787-117)
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− | </gallery>
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− | == 改造 ==
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− | 本系列が今までに受けた主な改造は、以下のとおりである。なお、編成番号はいずれも現在のもので表記している。
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− | === モハ786形の交換 ===
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− | 1994年までに、モハ786形のうち100番台と200番台の間で、以下のとおり交換がなされた。1次車(0番台・100番台)と2次車以降(200番台・300番台)で接客設備に違いがあるため、編成内の位置を揃えるのが狙いとされる。ただし、100番台が6両に対して200番台は5両しかなかったため、モハ786-104は交換されなかった。結果、同車はモハ786形の1次車で唯一「リレーつばめ」塗装となっている。なお、本系列は電動車ユニット内のみ[[連結器#棒連結器(永久連結器)・半永久連結器|半永久連結器]]、他はすべて[[連結器#密着連結器|密着連結器]]である。
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− | * モハ786-101 (BM1) ←→ 202 (BM8)
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− | * モハ786-102 (BM15) ←→ 205 (BM11)
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− | * モハ786-103 (BM3) ←→ 204 (BM10)
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− | * モハ786-105 (BM5) ←→ 203 (BM2)
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− | * モハ786-106 (BM6) ←→ 201 (BM7)
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− | 括弧内は、交換前に組成されていた編成である。
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− | === サハ787形の交換 ===
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− | 上記のモハ786形の交換と同様に、1994年までにサハ787形のうち一部の0番台と100番台の間で、以下のとおり交換がなされた。両者では座席定員やトイレの有無の違いがあるため、編成内の位置を揃えるのが狙いとされる。
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− | * サハ787-6 (BM5) ←→ 110 (BM12)
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− | * サハ787-10 (BM6) ←→ 111 (BM13)
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− | 括弧内は、交換前に組成されていた編成である。
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− | そもそも、サハ787形0番台・100番台ともその製造時期には差異があり、1994年度末の時点で編成と同数の14両ずつが揃ったが、当時の他の1編成1形式車(クモロ787形、クモハ786形、サハシ787形)とは編成内で車両番号の下2桁が揃っていない(BM1・3・4・15編成を除く)。
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− | * サハ787-5・6:当初は2両ともBM5編成に組込。うち-6はトイレは設置準備工事で落成(後に設置された)。
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− | * サハ787-9・10:BM7・8編成と同時に製造されたが、2両多く製造されており、ともにBM6編成(サハ無しの7両で落成)に組込。
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− | * サハ787-110・111:BM12・13編成と同時に製造されたが、2両多く製造されており、上記のように組込。
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− | === 中間車の先頭車化 ===
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− | 2000年に「有明」向けBM107 - 111編成を組成する際に、不足する先頭車のうち上り方普通車は「つばめ」の短編成化により余剰となっていたサハ787形100番台から、以下のとおり改造されることとなった。サハ787形の捻出元編成はBM10・12 - 15編成である。
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− | * サハ787形100番台の後位側座席8席を撤去し、在来車と同様の運転室ユニットを接合。
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− | * 方転改造を実施。出入台部分、デッキと客室の仕切、客室中央部の荷物置場はそのまま残された。このため9番ABCD席が欠番となっている。外観上は、窓配置が異なるがクモハ786形からパンタグラフを撤去したイメージであり、前位より運転席、普通席(定員24名)、荷物置場、普通席(定員32名)となっている。定員56名。
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− | * サハ787-102・108・112 - 114→クハ787同番号(改番なし)
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− | === ビュフェの普通車化 ===
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− | [[ファイル:JR kyushu type787 saha787-214 1.jpg|thumb|right|サハ787-214]]
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− | [[ファイル:JR kyushu type787 saha787-202 interior 1.jpg|thumb|right|サハ787-202<br />普通車改造後の旧ビュフェ]]
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− | 2002年 - 2003年にかけて、[[九州新幹線]]([[九州新幹線 (鹿児島ルート)|鹿児島ルート]])部分開業にともなう「[[つばめ (JR九州)|リレーつばめ]]」への転用を前に、ビュフェ部分が普通座席車に改造された。これによりサハシ787形は全車がサハ787形200番台に改番され、サハシ787形は廃形式となった。
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− | また、一部の車両は外部塗装も同時に変更されたが、それまでのツートングレー塗装のまま竣工した車両もある。(詳細は後述)
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− | * [[JR九州885系電車|885系]]の普通車と同一構造の座席を23席設置。ただし885系での革張りではなく、モケット張りである。またこの区画は窓上部の荷物棚がなく、手荷物を足元に置けるように座席の前後の間隔が他の普通席よりも広い。なお、座席番号1Cは欠番としている。定員47名。座席背面部には885系と同様にチケットホルダーが設置されているが、これには「リレーつばめ」編成(7両)にも「有明」編成(6両)にも「TSUBAME」のロゴ刺繍が施されている。
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− | * 高窓や縦長の窓を廃止し、通常の高さの窓に変更。
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− | ** ボックスシート、もとのビュフェ区画部分のドーム状天井、業務用扉、客室乗務員用スペースはそのままとなっている。
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− | * 車両番号は、原番号に200を加えた形になり、サハシ787-1→サハ787-201のように変更された。
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− | === 外部塗装の変更 ===
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− | 「つばめ」用として登場した車両は、全てツートングレーに「TSUBAME」ロゴ入りの外部塗装であったが、その後運用の変更に伴い、以下のように変更された。
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− | ==== 「有明」向け変更 ====
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− | [[ファイル:JR kyushu type787 ariake konoha 1.jpg|thumb|right|「有明」6両編成]]
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− | 1999年 - 2000年にかけ、BM101 - 111編成を組成する際に、先頭車化改造車を含めて「つばめ」からの転用車は以下のように変更された。なお、新製された先頭車は落成時よりこの表記で登場した。
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− | * 車内を含む車体の旧「TSUBAME」ロゴを、「ARIAKE」に変更。ただし書体等は従来のものと同様。
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− | * 出入台横や先頭部に、赤地正方形上に白字で「ありあけ」と表記されたマークを追加。
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− | 2005年より、BM109編成を皮切りに車体の地色が従前のツートングレーから「リレーつばめ」と同様のダークグレーに変更された編成が登場している。また、この変更は「有明」専用となったBM12・15編成にも施工されたが、旧「TSUBAME」ロゴ+ツートングレーから直接「ARIAKE」ロゴ + 単色ダークグレーとなった。ちなみに、旧「TSUBAME」ロゴが最後まで残っていたのはBM15編成で、この変更は2006年1月20日付で完了した。
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− | 2009年より、「リレーつばめ」と共通運用されることから「有明」マークが削除された編成が登場している。
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− | ==== 「リレーつばめ」向け変更 ====
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− | [[ファイル:JR Kyushu 787-0-BM5-Kagoshima Main Line-Dazaifu-20090904-154138.jpg|thumb|right|「リレーつばめ」編成]]
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− | 2002年 - 2004年にかけ、「リレーつばめ」への転用を前に、7両編成およびBM12、15編成を除く6両編成は、以下のとおり変更された。ただし、新製された中間車は落成時より以下の仕様である。また6両編成は、これに併せて7両編成とされた。
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− | * 車体地色をツートングレーからダークグレーに変更。
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− | * 「TSUBAME」ロゴは、「つばめ」マークとともにステンレスの切文字に変更。なお、この切文字は2009年に白色ステッカーに変更された編成がある。
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− | * 「見えるラジオ」を利用したニュース配信装置を追設(クモロ787形)。
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− | '''さらに、「リレーつばめ」運行開始直前に以下のものが追加された。'''
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− | * 車内外とも、「つばめ」マークの両側に「Relay tsubame」の金色シールを貼付。
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− | * [[新幹線800系電車|800系]]と同様のドット表記の号車番号を、出入台横に貼付。
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− | ==== 「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更 ====
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− | [[File:JR Kyushu around the kyushu logo.jpg|thumb|right|「AROUND THE KYUSHU」ロゴ]]
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− | 2011年3月12日の九州新幹線鹿児島ルート全線開通に伴い、「リレーつばめ」が廃止され、787系は九州全域で使用されることから、前頭部および車体側面部の「TSUBAME」「ARIAKE」ロゴは「787」「AROUND THE KYUSHU」ロゴに置き換えられた<ref name="DJ201103">{{Cite journal|和書|author=坂正博|year=2011|month=3|title=JR九州新幹線・特急列車の運転体系概要|journal=[[鉄道ダイヤ情報]]|issue=323|pages=pp. 28-35|publisher=[[交通新聞社]]}}</ref>。また、4両編成についてもダークグレー塗装+「787」「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更が進められている<ref name="RF20100308">{{Cite web |url=http://railf.jp/news/2011/03/09/121800.html |title=787系BM106編成が塗装およびロゴ変更のうえ出場 |publisher=[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]鉄道ニュース(交友社) |date=2011年3月8日 |accessdate=2012年10月13日}}</ref>。
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− | ロゴの変更は小倉工場へ重要部検査などのために入場する際に、車体再塗装と同時に行われる予定のため、大半の車両については2011年3月のダイヤ改正にあわせて、車体へシールを貼り付ける形で仮処理を施している。このため、右の写真のように旧ロゴがシールの下に透けて見える車両も多く存在する<ref name="RJ201106">{{Cite journal|和書|author=鶴通孝|year=2011|month=3|title=INTERCITY 787 AROUND THE KYUSHU|journal=[[鉄道ジャーナル]]|volume=45|issue=6|pages=74-88|publisher=鉄道ジャーナル社|issn=0288-2337}}</ref>。
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− | === DXグリーン席の設置 ===
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− | 2005年10月より、クモロ787-4を皮切りに、クモロ787形全車のトップキャビンを1列3席のリクライニングシートである[[グリーン車#デラックスグリーン席|DXグリーン席]]に変更する改造が、約1年間かけて行われた。改造後の定員は24→21人と3人減となった。
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− | 座席モケットの色は、薄茶色と茶色の[[市松模様]]で落ち着いた雰囲気となっている。
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− | 巻き上げカーテンはJR九州の各車両の座席に一般的に使われるヒョウ柄である。
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− | 改修に際してトップキャビンと一般座席との仕切りは撤去されていなかったが、運用開始後ハットラックに頭をぶつける事故が発生したため、ドアは撤去された。
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− | === ワンマン化改造 ===
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− | 2017年3月4日ダイヤ改正により、「にちりん」・「ひゅうが」および宮崎空港線普通列車となる列車の一部がワンマン化されることとなり、大分車両センター所属車を対象にワンマン化工事が実施された。この工事により、車外スピーカーの設置、客室内の防犯カメラおよびワンマン機器が増設されている。これに伴う改番等は発生していない。
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− | 883系と同様に現在ヘッドライトをLEDへ交換している(一部のBM編成及びBO編成全てはLEDのヘッドライトへ交換済みである)
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− | == 沿革 ==
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− | {{右|
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− | [[ファイル:JRkyusyu 787 tsubame 9cars kumoha.jpg|thumb|240px|none|787系「つばめ」<br />(1992年、博多駅)]]
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− | [[ファイル:JRkyusyu 787 kamome kumoha787.jpg|thumb|240px|none|787系「かもめ」<br />(1996年、長崎駅)]]
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− | }}
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− | * 1992年(平成4年)
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− | ** 7月15日 : 9両編成5本、7両編成1本の計52両を鹿児島運転所(現・[[鹿児島車両センター]])に新製配置し同日のダイヤ改正より使用開始。[[鹿児島本線]]の[[特別急行列車|特急]]「[[有明 (列車)|有明]]」のうち、[[鹿児島中央駅|西鹿児島駅]](当時)発着の列車について、[[列車愛称|愛称]]を「[[つばめ (JR九州)|つばめ]]」に変更するとともに、同列車21往復中14往復に投入された(残りは783系、787系は「有明」1往復にも使用)。
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− | * 1993年(平成5年)
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− | ** 3月18日 : ダイヤ改正。7両編成1本に新製の中間車2両を組み入れ9両化、別に9両編成2本を製造(総数72両)。「[[にちりん (列車)|にちりん]]」の博多駅 - 南宮崎駅間運行列車のうち2往復を本系列に置き換え、「にちりんシーガイア」に改称。[[夜行列車|夜行]][[急行列車]]「かいもん」「日南」を特急に格上げて「ドリームつばめ」「ドリームにちりん」に改称し、本系列を投入。
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− | ** 予備車確保のため、年度内に9両編成1本を追加製造(総数81両)。
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− | * 1994年(平成6年)
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− | ** 3月1日 : ダイヤ改正。9両編成2本を追加製造(総数99両)。「[[かもめ (列車)|かもめ]]」に投入。「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」は南福岡電車区(現・[[南福岡車両区]])に移管され「かもめ」と共通運用となる。これにあわせて9両編成5本が南福岡電車区に転属。
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− | ** 7月1日 : ダイヤ改正。7両編成3本が南福岡電車区に新製配置され、9両編成は3本が再度鹿児島運転所に転属。残る2本もモハ1ユニットを外して7両化(総数120両)。抜かれた中間車4両は増結用予備車となる。この改正で「有明」からは一時撤退。
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− | * 1995年(平成7年)
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− | ** [[4月20日]] : ダイヤ改正。「ドリームつばめ」から撤退(783系に置き換え)。「有明」への運用復帰。
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− | * [[1996年]](平成8年)
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− | ** [[3月16日]] : ダイヤ改正。「ドリームつばめ」を含め「つばめ」全列車が787系による運用となる。「かもめ」運用はなくなり、全編成を鹿児島運転所に集約。
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− | * [[1999年]](平成11年)
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− | ** [[3月13日]] : ダイヤ改正。「有明」用編成が登場し、南福岡電車区に配置される<ref>{{Cite journal|和書 |journal = [[鉄道ジャーナル]] |date = 1999-4 |volume = 33 |issue = 5 |page = 95 |publisher = [[鉄道ジャーナル社]] }}</ref>。「有明」編成は先頭車6本分12両を追加製造し、中間車は「つばめ」編成の組み替えにより捻出する(総数132両)。「つばめ」は9両編成を7両編成に、「にちりんシーガイア」・「ドリームにちりん」は7両編成を6両編成に減車し、4両編成×6本、7両編成×8本、6両編成×6本、増結用予備車16両の体制に。
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− | * [[2000年]](平成12年)
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− | ** [[3月11日]] : ダイヤ改正。「有明」用編成を5本追加。新製車は下り方先頭車5両のみ、上り方先頭車は増結用予備車のうちサハ5両を先頭車化改造。中間車も増結用予備車を充当(総数137両)。「有明」は全列車が787系による運用となる。「にちりんシーガイア」・「ドリームにちりん」から撤退。「つばめ」用7両編成のうち6本はサハ787形100番台を外し6両編成となる。このダイヤ改正で新設された「[[きらめき (列車)|きらめき]]」での運用開始。
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− | ** 10月 : 「[[ハウステンボス (列車)|ハウステンボス]]」81・82号に「有明」用編成を使用。営業列車では初めて[[佐世保線]]・[[大村線]]に入線。
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− | * [[2001年]](平成13年)
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− | ** [[3月1日]]:「かもめ」への運用復帰。ただし朝・夜間に運行される[[肥前山口駅]]発着の1往復のみ。
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− | ** [[10月6日]] : 新設された「[[かいおう (列車)|かいおう]]」に運用開始。これに伴い「かもめ」からは再度撤退。
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− | * [[2002年]](平成14年)
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− | ** [[7月15日]] : 九州新幹線部分開業に伴う「リレーつばめ」への転用に先立ち、「つばめ」用編成はビュフェ車サハシ787形の普通車への改造、塗色変更などのリニューアルを開始。あわせて、6両編成のうち4本はサハ787形100番台の増結(新製または予備車の復帰)により再び7両編成となった。
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− | * [[2003年]](平成15年)
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− | ** [[2月7日]] : 全編成ビュフェの営業を終了<ref name="rail fan">{{Cite journal|和書 |author=外山勝彦 |date=2003-05-01 |title=鉄道記録帳2003年2月 |journal=RAIL FAN |issue=5 |volume=50 |publisher=鉄道友の会 |pages=21}}</ref>。
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− | ** [[3月15日]] : ダイヤ改正。「つばめ」は7両編成に統一。「かいおう」は4両編成から6両編成に変更。
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− | * [[2004年]](平成16年)
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− | ** 3月11日 : 7両編成は全編成リニューアル完了。ただし「Relay tsubame」ロゴ取付は「リレーつばめ」運行開始直前に実施。
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− | ** 3月13日 : ダイヤ改正。九州新幹線[[新八代駅]] - 鹿児島中央駅間の開業により「つばめ」は新幹線に移行し「ドリームつばめ」は廃止。「つばめ」編成は新幹線「つばめ」に連絡して博多駅 - 新八代駅間を結ぶ「リレーつばめ」として運行開始。
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− | ** 4月 : この年から[[有田陶器市]]の時期に走る[[臨時列車]]の「[[みどり (列車)|みどり]]」の一部に運用されるようになった。この運用は「みどり」の一部が787系になる前年の2010年まで行われ、「リレーつばめ」用の7両編成が用いられていた(ただし2004年のみは1両減車した6両編成で運転)。
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− | * [[2005年]](平成17年)
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− | ** [[10月1日]] : ダイヤ改正。JRグループでは初めて"上級[[グリーン車|グリーン席]]"である1列車3席の「DXグリーン席」を車両のリニューアル工事が完了次第順次設置。「かいおう」増発分に4両編成を充当。
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− | ** [[12月23日]] : 博多発[[長崎駅|長崎]]行きの臨時特急「かもめ」81号に「有明」用4両編成が使われた(25日まで)。[[長崎本線]]肥前山口駅以西への営業列車での入線は9年9か月ぶり。これ以降、[[JR九州885系電車|885系電車]]・783系電車だけで臨時列車を運行しきれない場合、臨時列車の一部に787系が用いられるようになる。
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− | * [[2007年]](平成19年)
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− | ** [[3月18日]] : ダイヤ改正。787系使用列車は全面禁煙化。「リレーつばめ」67号で4両編成2本連結の運用が登場。
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− | ** [[9月26日]] : [[第63回国民体育大会|チャレンジ!おおいた国体]]開催に伴い、臨時特急「[[ソニック (列車)|おおいた国体号]]」を博多駅・小倉駅 - 大分駅間で運行。
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− | * [[2011年]](平成23年)
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− | ** [[3月12日]] : ダイヤ改正。
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− | *** 九州新幹線の全線開業に伴い「リレーつばめ」は廃止され、「有明」は早朝・深夜と通勤対応としての上下7本に減便(787系での運行は3本)。「有明」の門司港駅・小倉駅 - 博多駅間に関しては「きらめき」に移行。
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− | *** 余剰となった787系は「かもめ」「にちりんシーガイア」へ運用復帰、「みどり」「にちりん」「[[ひゅうが (列車)|ひゅうが]]」「[[きりしま (列車)|きりしま]]」「[[川内エクスプレス]]」での運用開始。
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− | *** それまでの運用区間は鹿児島本線門司港駅 - 新八代駅間、豊肥本線熊本駅 - 肥後大津駅間および福北ゆたか線直方駅 - 吉塚駅間のみであったが、この改正で鹿児島本線川内駅 - 鹿児島駅間、長崎本線の喜々津駅 - 長与駅 - 浦上駅間を除く全区間、佐世保線全区間、日豊本線全区間、日南線・宮崎空港線南宮崎駅 - 宮崎空港駅間にも拡大し、JR九州の交流電化区間の大半で運用されることになった。佐世保線と南宮崎駅 - 鹿児島中央駅間での定期運用は初めてである。逆に、鹿児島本線長洲駅 - 新八代駅間および豊肥本線からは撤退(熊本駅発着の「有明」は2014年まで運行されたが、787系は当初から長洲駅発着の「有明」のみに充当されていた)。
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− | *** この運用変更に伴い、4両編成は[[大分鉄道事業部#大分車両センター|大分鉄道事業部大分車両センター]]に異動。7両編成は全編成6両編成に減車し、繁忙期に「かもめ」「みどり」などでは8両編成に増結することとなった。
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− | * [[2014年]](平成26年)
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− | ** 3月15日:ダイヤ改正に伴い6両編成(14本)のうち6本を7両編成に増結。「かもめ」「みどり」では787系全列車が7両編成での運行となる。
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− | * [[2016年]](平成28年)
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− | ** [[3月26日]] : ダイヤ改正。「川内エクスプレス」が廃止されたため、鹿児島本線川内駅 - 鹿児島中央駅間から撤退。
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− | * [[2017年]](平成29年)
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− | ** [[3月4日]]:ダイヤ改正。「にちりん」「ひゅうが」および宮崎空港線充当列車の4両編成の列車の一部をワンマン化。
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− | * [[2018年]](平成30年)
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− | ** [[3月17日]]:ダイヤ改正。
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− | *** 「きらめき」での運用は本数削減と783系への置き換えにより大幅に減少。
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− | *** 「有明」の区間縮小に伴い鹿児島本線大牟田駅 - 長洲駅間から撤退。
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− | *** 「かもめ」「みどり」での6両編成の運用が復活(「かもめ100・103号」「みどり1・10号」が該当。なお「かもめ103号」以外は「ハウステンボス1・10号」の運転日は783系での運行となる)。
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− | *** 「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」のうち、4両編成で運行する列車はすべてワンマン運転となる。
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− | *** 日豊本線の佐伯駅 - 延岡駅間を通しで運転する普通列車は全て787系4両編成での運転となる(いずれも先頭車1両のみ乗車可能、車掌乗務)。
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− | == 現況 ==
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− | 以下は2018年3月17日時点での状況について記す。
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− | === 使用列車 ===
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− | 本系列の登場当初はJR九州の[[フラグシップ機|フラッグシップ]]トレインとして、鹿児島本線の他、長崎本線や日豊本線といった主要幹線にも投入された。しかし、鹿児島本線の特急「[[つばめ (JR九州)|つばめ]]」「[[有明 (列車)|有明]]」全列車を787系に統一することとしたため、長崎本線は1996年、日豊本線は2000年に一旦定期列車での運用を終了した。その後は「つばめ」(→「リレーつばめ」)・「有明」の他、朝晩の間合い運用として「[[きらめき (列車)|きらめき]]」「[[かいおう (列車)|かいおう]]」に充当されていた。
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− | 2011年3月12日に[[九州新幹線 (鹿児島ルート)]]が全線開通し、「リレーつばめ」が廃止、「有明」が大幅減便となって運用に大幅な余裕が生じたことを受け、九州内の電車特急のうち「[[ハウステンボス (列車)|ハウステンボス]]」「[[ソニック (列車)|ソニック]]」を除く定期列車全列車に充当され、九州で数多く残っていた[[国鉄485系電車|485系]]を置き換える役割を果たすことになった(なお「ハウステンボス」「ソニック」も、臨時列車や運用変更の際に787系が使用された実績はある)。
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− | ==== 現在使用されている列車 ====
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− | * 「[[きらめき (列車)|きらめき]]」(2000年3月 - ):下り3・11・13・101号/上り4 - 8・12・22号
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− | * 「[[有明 (列車)|有明]]」(1992年7月 - 1994年7月・1995年3月 - ):全列車
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− | * 「[[かもめ (列車)|かもめ]]」(1994年3月 - 1996年3月・2001年3月 - 10月・2011年3月 - ):下り1・5・11・15・29・33・37・41・101・103号/上り10・14・28・32・36・40・44・48・100・108号
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− | ** 100番台は[[佐賀駅]]発着。
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− | ** 2001年は[[肥前山口駅]]発着の1往復のみに充当されていた。
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− | ** 2011年以降は、本系列の「かもめ」は[[二日市駅]]に停車し、肥前山口駅は通過する(1・48号のみ肥前山口駅にも停車)。
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− | * 「[[みどり (列車)|みどり]]」(2011年3月 - ):下り29・31号/上り4・6号、および「ハウステンボス」非併結日の下り1号/上り10号
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− | * 「[[にちりん (列車)|にちりん]]」(1993年3月 - 2000年3月・2011年3月 - ):下り1 - 5・11 - 17・19 - 25号/上り2・6 - 10・14 - 18・22 - 26・102号
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− | ** 102号は[[佐伯駅]]→[[大分駅]]間の運転。
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− | ** 24号は「にちりんシーガイア」として運転。
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− | ** 1993年 - 2000年は「にちりんシーガイア」のみに充当されていた。
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− | * 「[[ひゅうが (列車)|ひゅうが]]」(2011年3月 - ):下り3 - 9号/上り2・4・8 - 12号
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− | * 「[[きりしま (列車)|きりしま]]」(2011年3月 - ):下り3 - 11・15 - 19・81・101号/上り2・4・8 - 16・20・82・102号
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− | ** 80番台は[[国分駅 (鹿児島県)|国分駅]] - [[鹿児島中央駅]]間、100番台は[[宮崎駅]] - [[都城駅]]([[西都城駅]])間の運転。
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− | * 「[[かいおう (列車)|かいおう]]」(2001年10月 - ):下り3号/上り2号
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− | * 一部の宮崎空港線の普通列車(宮崎駅・南宮崎駅 - 宮崎空港駅)
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− | * 日豊本線・佐伯駅 - 南延岡駅間の普通列車(2018年3月 - )<ref>{{cite web|url=https://railf.jp/news/2018/03/18/192000.html|title=日豊本線「宗太郎越え」の普通列車が787系化される|publisher=鉄道ファン|date=2018-03-17|accessdate=2018-03-19}}</ref>
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− | ==== かつて使用されていた列車 ====
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− | * 「つばめ」・「リレーつばめ」(1992年7月 - 2011年3月)
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− | * 「ドリームつばめ」(1993年3月 - 1995年4月・1996年3月 - 2004年3月)
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− | * 「ドリームにちりん」(1993年3月 - 2000年3月)
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− | * 「[[川内エクスプレス]]」(2011年3月 - 2016年3月)
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− | === 所属、編成および運用 ===
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− | <!--「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更の有無が特定の時点で正確に判別できないため、ロゴ変更の有無で区別していません-->
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− | ==== 所属 ====
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− | 2011年4月1日現在、6両編成14本(BM-1 - 8・10 - 15編成。9は欠番)と増結用予備車のサハ787形12両が[[南福岡車両区]]に、4両編成11本(Bo-101 - 111編成)が[[大分鉄道事業部#大分車両センター|大分鉄道事業部大分車両センター]]に所属している<ref name="JRR2012w">{{Cite book|和書|year=2011|month=11|title=JR電車編成表2012冬|author=ジェー・アール・アール(編)|publisher=[[交通新聞社]]|ISBN=978-4-330-25611-5}}</ref>。
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− | <!-- 転属過渡期にBM表記だったからという理由で787系関連記事であちこちでBMだ!Boだ!と問題となっていたため念のため出典明記(2014年編集時点でこんなことする必要性に疑問) -->
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− | * 当初は全車が鹿児島運転所(現・[[鹿児島車両センター]])に配属されていた。9両編成が中心だった。1994 - 1996年に「かもめ」定期充当時は5本が南福岡電車区(現・南福岡車両区)に配属されていた。(一部は新製配置)「かもめ」への定期運用廃止とともに、鹿児島運転所に転出し再び全車が集中配備された。
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− | * 1999 - 2000年に「有明」用の4両編成は南福岡電車区に転出した。その後に残った「つばめ」用7両編成および「有明」用6両編成も2004年に南福岡車両区に転出したことで、2004年時点で全車が南福岡電車区に集約された。なお、1999年以降の新製車のうち「有明」用の先頭車は当初から南福岡電車区への新製配置である。2011年1月時点では7両編成12本、6両編成2本、4両編成11本だった<ref name="DJ201103"/>。
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− | * 2011年3月12日のダイヤ改正にあたり、7両編成は6両編成に減車、4両編成は485系を淘汰するため大分車両センターに転出した。
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− | ==== 編成および運用 ====
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− | ;BM-1 - 8・10 - 15編成
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− | [[File:Kyushu Railway - Series 787 - 01.JPG|thumb|right|240px|6両編成(BM-14)]]
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− | * BM12・15編成は2011年3月以前から6両編成で、「有明」などに充当されていた。そのほかの編成は2011年3月に7両編成から3号車のサハ787形(100番台)を抜いた編成である。元7両編成は「Relay tsubame」のロゴが描かれていた。
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− | ** 編成番号BM-9は欠番。
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− | ** 7両編成から抜かれたサハ787形は101, 103 - 107, 109 - 111, 115 - 117の12両で、繁忙期に2両単位で増結し、主に長崎本線系統の特急列車に使用していた。2014年3月15日からは「かもめ」「みどり」を全て7両での運行とするため、6編成に対してサハ787形を1両増結している(繁忙期にはさらに1両増結)。なお、7両または8両で運行される編成は一定していない。
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− | * 7両編成は「きらめき」(3・8・12・13号)「有明」および「かもめ100・103号」「みどり1・10号」を除く「かもめ」「みどり」の787系全列車、6両編成は「きらめき」(4・6・11・22・101号)「かもめ」(100・103号)「みどり」(1・10号)「にちりん」(3・8・13・14・19号)「にちりんシーガイア」(24号)「ひゅうが」(5・8号)および「かいおう」の787系全列車に充当されている。
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− | * 各車とも車体の「Relay tsubame」「ARIAKE」表記を「(INTERCITY) AROUND THE KYUSHU」表記に変更した。<ref name="DJ201103"/>
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− | {| class="wikitable" summary="方面別編成表" style="text-align: center; font-size:80%; margin: 1em 0em 2em 3em;"
| |
− | |+787系6両編成・編成表<ref name="DJ201103"/>
| |
− | |-
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− | !rowspan="2" style="background-color:#ccc; width:9em;"|編成番号
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− | |colspan="7"|{{TrainDirection|大牟田・長崎・早岐・宮崎空港|佐世保/小倉・門司港・直方|(博多駅基準)}}
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− | |-
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− | |style="width:6em; background-color:#cf9;"|クモロ787
| |
− | |style="width:6em; background-color:#eee;"|モハ786
| |
− | |style="width:6em; background-color:#eee;"|サハ787
| |
− | |style="width:6em; background-color:#eee;"|サハ787
| |
− | |style="width:6em; background-color:#eee;"|モハ787
| |
− | |style="width:6em; background-color:#eee;"|クモハ786
| |
− | |-
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− | !BM-1
| |
− | | 1 || 202 || 201 || 1 || 1 || 1
| |
− | |-
| |
− | !BM-2
| |
− | | 9 || 303 || 209 || 11 || 17 || 9
| |
− | |-
| |
− | !BM-3
| |
− | | 3 || 204 || 203 || 3 || 5 || 3
| |
− | |-
| |
− | !BM-4
| |
− | | 4 || 104 || 204 || 4 || 7 || 4
| |
− | |-
| |
− | !BM-5
| |
− | | 5 || 203 || 205 || 5 || 9 || 5
| |
− | |-
| |
− | !BM-6
| |
− | | 6 || 201 || 206 || 9 || 11 || 6
| |
− | |-
| |
− | !BM-7
| |
− | | 7 || 301 || 207 || 7 || 13 || 7
| |
− | |-
| |
− | !BM-8
| |
− | | 8 || 302 || 208 || 8 || 15 || 8
| |
− | |-
| |
− | !BM-10
| |
− | | 10 || 304 || 210 || 12 || 19 || 10
| |
− | |-
| |
− | !BM-11
| |
− | | 11 || 305 || 211 || 13 || 22 || 11
| |
− | |-
| |
− | !BM-12
| |
− | | 12 || 306 || 212 || 6 || 23 || 12
| |
− | |-
| |
− | !BM-13
| |
− | | 13 || 307 || 213 || 10 || 24 || 13
| |
− | |-
| |
− | !BM-14
| |
− | | 14 || 308 || 214 || 14 || 25 || 14
| |
− | |-
| |
− | !BM-15
| |
− | | 2 || 205 || 202 || 2 || 3 || 2
| |
− | |}
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− | | |
− | ;Bo-101 - 111編成
| |
− | [[ファイル:787 Kirishima Beppugawa bridge.jpg|right|thumb|240px|4両編成]]
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− | [[File:787 BO107.JPG|thumb|240px|4両編成(Bo-107)]]
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− | * 11本が存在する。全車とも2011年3月に南福岡から大分に転出。
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− | * 元々は「有明」用で、「ARIAKE」のロゴが描かれていたが、6両編成同様、ダークグレー+「AROUND THE KYUSHU」ロゴとなっている。
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− | * 「にちりん」(1・2・5・6・10・11・15・16・18・21・22・23・25・102号)「ひゅうが」(2・3・4・7・9・10・12号)および「きりしま」の787系全列車に充当。
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− | * 「ソニック」用車両が事故等で運用離脱した場合、2編成をつないだ8両で代走する場合がある。
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− | * 全座席禁煙で喫煙ルームを備えていたが、2007年3月18日のダイヤ改正以降は喫煙ルームの使用は停止とされた。
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− | * 先頭車のうち、クハ787形100番台はサハ787形100番台の改造車であり、定員が4名少ない。
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− | * ワンマン運転対応の改造済みで、2018年3月17日ダイヤ改正でこの編成を用いる特急列車は全てワンマン運転となった。
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− | {| class="wikitable" summary="方面別編成表" style="text-align: center; font-size:80%; margin: 1em 0em 2em 3em;"
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− | |+787系4両編成・編成表<ref name="DJ201103"/>
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− | |-
| |
− | !rowspan="2" style="background-color:#ccc; width:5em;"|編成番号
| |
− | |colspan="5"|{{TrainDirection|鹿児島中央・宮崎空港|大分|(宮崎駅基準)}}
| |
− | |-
| |
− | |style="width:6em; background-color:#cf9;"|クロハ786
| |
− | |style="width:6em; background-color:#eee;"|モハ787
| |
− | |style="width:6em; background-color:#eee;"|モハ786
| |
− | |style="width:6em; background-color:#eee;"|クハ787
| |
− | |-
| |
− | !Bo-101
| |
− | | 1 || 2 || 1 || 1
| |
− | |-
| |
− | !Bo-102
| |
− | | 2 || 10 || 5 || 2
| |
− | |-
| |
− | !Bo-103
| |
− | | 3 || 12 || 6 || 3
| |
− | |-
| |
− | !Bo-104
| |
− | | 4 || 14 || 106 || 4
| |
− | |-
| |
− | !Bo-105
| |
− | | 5 || 18 || 105 || 5
| |
− | |-
| |
− | !Bo-106
| |
− | | 6 || 21 || 102 || 6
| |
− | |-
| |
− | !Bo-107
| |
− | | 7 || 4 || 2 || '''102'''
| |
− | |-
| |
− | !Bo-108
| |
− | | 8 || 6 || 3 || '''108'''
| |
− | |-
| |
− | !Bo-109
| |
− | | 9 || 8 || 4 || '''114'''
| |
− | |-
| |
− | !Bo-110
| |
− | | 10 || 16 || 101 || '''112'''
| |
− | |-
| |
− | !Bo-111
| |
− | | 11 || 20 || 103 || '''113'''
| |
− | |}
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− | | |
− | == 脚注 ==
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− | {{脚注ヘルプ}}
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− | {{Reflist}}
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− | | |
− | {{commonscat|JR Kyushu 787}}
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− | {{JR九州の車両リスト|国鉄含=1}}
| |
− | {{ブルーリボン賞選定車両一覧}}
| |
− | | |
− | {{デフォルトソート:しえいああるきゆうしゆう787けいてんしや}}
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− | [[Category:九州旅客鉄道の電車|787]]
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− | [[Category:日立製作所製の電車]]
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− | [[Category:近畿車輛製の電車]]
| |
− | [[Category:グッドデザイン賞]]
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