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{{博物館
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|名称 = 十和田市現代美術館<br/>Towada Art Center
 
|画像 = [[Image:Towada art center.JPG|300px|十和田市現代美術館]]
 
|画像説明 = 十和田市現代美術館
 
|正式名称 = 十和田市現代美術館
 
|愛称 =
 
|前身 =
 
|専門分野 = 現代美術
 
|事業主体 = [[十和田市]]
 
|管理運営 =
 
|年運営費 =
 
|延床面積 =
 
|研究職員 =
 
|開館 = 9:00-17:00(入館は16:30まで)
 
|閉館 = 毎週月曜日
 
|所在地郵便番号 = 034-0082
 
|所在地 = [[青森県]][[十和田市]]西二番町10-9
 
|位置 = {{coord|40.614039|N|141.20941|E|region:JP-02_type:_scale:25000|display=inline,title}}
 
}}
 
'''十和田市現代美術館'''(とわだしげんだいびじゅつかん、Towada Art Center)とは、[[青森県]][[十和田市]]が推進するアートによるまちづくりプロジェクト、'''Arts Towada'''(アーツ・トワダ)の拠点施設として[[2008年]][[4月26日]]に開館した[[現代美術|現代]][[美術館]]。十和田市官庁街通り(別名:駒街道)に位置する。
 
 
 
ひとつの作品に対して、独立したひとつの展示室が与えられ、これらをガラスの通路で繋ぐという構成により、美術館自体がひとつの街のように見える外観をつくり出しており、来館者は街の中を巡るように個々の展示室を巡り、作品を見ることができるというユニークなものとなっている。また、一部の展示室には大きなガラスの開口が設けられ、アート作品が街に対して展示されているかのような開放的な空間構成を持ち、まちづくりプロジェクトの拠点施設としてつくられた特徴ある美術館となっている<ref>[http://www.dnp.co.jp/artscape/exhibition/focus/0805_01.html 個性的なホワイト・キューブが集まる十和田市現代美術館]</ref>。
 
 
 
人口約6万6千人の十和田市において、開館後わずか4日で入館者1万人を突破し、開館から6年目の2014年8月には累計100万人の入館者数を突破した。2012年4月より運営企画に[http://nanjo.com 指定管理者制度]を導入している。
 
 
 
== 収蔵作品 ==
 
[[ファイル:Flower horse.JPG|thumbnail|300px|フラワー・ホース(チェ・ジョンファ)]]
 
[[ファイル:ATTA.JPG|thumbnail|300px|アッタ(椿昇)]]
 
十和田市現代美術館には、現代美術の分野で活躍する国内外のアーティスト33組による38の常設作品が、美術館の展示室の中だけでなく、敷地内さまざまな場所に展示されている。これらはこの美術館のために新たに作られたコミッションワークで、その殆どが大型の[[インスタレーション]]作品となっている。
 
 
 
'''常設作品(パーマネント・コレクション)'''
 
* アナ・ラウラ・アラエズ(スペイン)
 
* エルヴィン・ヴルム(オーストリア)
 
* インゲス・イデー(ドイツ)
 
* [[オノ・ヨーコ]](日本)
 
* [[草間彌生]](日本)
 
* キム・チャンギョム(韓国)
 
* [[栗林隆]](日本)
 
* 近藤哲雄(日本)
 
* ジェニファー・スタインカンプ(アメリカ)
 
* ジム・ランビー(イギリス)
 
* ジャウメ・プレンサ(スペイン)
 
* スゥ・ドーホー(韓国)
 
* 高橋匡太(日本)
 
* チェ・ジョンファ(韓国)
 
* [[椿昇]](日本)
 
* トマス・サラセーノ(アルゼンチン)
 
* [[奈良美智]](日本)
 
* ハンス・オプ・デ・ビーク(ベルギー)
 
* 日高恵理香(日本)
 
* フェデリコ・エレーロ(コスタリカ)
 
* ポール・モリソン(イギリス)
 
* ボッレ・セートレ(ノルウェイ)
 
* [[マイケル・リン (美術家)|マイケル・リン]](台湾)
 
* マイダー・ロペス (スペイン)
 
* マウントフジアーキテクツスタジオ(日本)
 
* マリール・ノイデッカー(ドイツ)
 
* 森北伸(日本)
 
* ライラ・ジュマ・A・ラシッド(アラブ首長国連邦)
 
* リュウ・ジァンファ(中国)
 
* [[ロン・ミュエク]](オーストラリア)
 
* 山極満博(日本)
 
* 山本修路(日本)
 
* R&Sie(n)(フランス)
 
 
 
開館記念展として「オノ・ヨーコ 入口」展を開催。
 
 
 
== 建築 ==
 
* 設計者 - 西沢立衛建築設計事務所
 
* 敷地面積 - 4358.46[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]
 
* 建築面積 - 1685.73m<sup>2</sup>
 
* 延床面積 - 2078.38m<sup>2</sup>
 
* 構造 - 鉄骨造
 
* 工事期間 - [[2006年]]6月〜2008年3月
 
 
 
[[北原啓司]]([[弘前大学]]教授)が選定委員長を務めた設計者選定プロポーザルにおいて、[[西沢立衛]]、[[アトリエ・ワン]]、[[乾久美子]]、[[藤本壮介]]、[[ヨコミゾマコト]]の若手建築家5氏を指名。審査の結果、まちづくりプロジェクトの拠点施設として、まちとの繋がりや屋外への開放的な連続性などを提示しながら「アート作品のための家」というコンセプトにて設計案を提示した西沢立衛が最優秀となった。
 
 
 
建物は、常設作品のための展示スペースに加え、中庭、屋外イベントスペース、企画展示室、市民活動スペース、カフェ・休憩スペースなどから構成されている。
 
 
 
=== 事業費 ===
 
事業費の90%以上に相当する22億8400万円は、[[青森県]]が抱える[[六ヶ所村核燃料再処理施設]]や[[放射性廃棄物]]管理施設から得られる[[電源三法交付金]]で賄われており、十和田市側も交付金がなければ建設が不可能だったことを認めている<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150128_23004.html <核燃再考>依存 交付金で公共施設/原子力マネー 1] - [[河北新報]]オンラインニュース</ref>。
 
 
 
== アクセス ==
 
* 十鉄バス:官庁街乗り入れ路線([[十和田湖観光線|十和田湖(休屋)]]行・[[十和田観光電鉄三本木営業所#十和田~焼山線|焼山]]行・[[十和田観光電鉄三本木営業所#喜多見町線|喜多見町]]行・[[十和田観光電鉄三本木営業所#赤伏・指久保線|赤伏]]行<一部>・[[十和田観光電鉄三本木営業所#十和田~芦沢線|芦沢]]行・[[十和田観光電鉄三本木営業所#十和田~高清水~大下内線|大下内]]行・[[十和田観光電鉄三本木営業所#十和田~寺地~夏間木線|夏間木]]行):「十和田市現代美術館前」バス停下車
 
* それ以外(十鉄バス:[[十和田観光電鉄青森総合営業所#十和田~青森線|(特急)日の出町経由三本木営業所]]行・[[十和田観光電鉄八戸営業所#十和田~八戸線|八戸(三日町)]]行など、及び、[[南部バス]]:[[南部バス五戸営業所#十和田市駅線|五戸]]行):「十和田市中央」バス停下車後、徒歩約5分
 
* [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]・[[青い森鉄道]]:[[八戸駅]]西口より、[[ジェイアールバス東北|JRバス東北]]「[[十和田東線|おいらせ号]]」[[十和田湖駅|十和田湖]]行:「十和田市現代美術館」バス停下車
 
* [[東北新幹線]]:[[七戸十和田駅]]南口より、十鉄バス:「十和田市現代美術館」バス停下車
 
 
 
== 出典 ==
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[現代美術]]
 
* [[青森県の観光地]]
 
* [[原発利権]]
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://towadaartcenter.com 十和田市現代美術館]
 
* [https://twitter.com/#!/ArtsTowada 公式ツイッター]
 
* [http://www.artstowada.com/ アーツトワダ ウェブ 十和田市観光情報]
 
 
 
{{日本の美術館 (公立)}}
 
 
 
{{DEFAULTSORT:とわたしけんさいひしゆつかん}}
 
 
 
[[Category:青森県の美術館]]
 
[[Category:日本の現代美術館とギャラリー]]
 
[[Category:十和田市の教育]]
 
[[Category:十和田市の建築物]]
 
[[Category:2008年竣工の建築物]]
 
[[Category:2008年開業の施設]]
 

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