紫城るい
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紫城 るい(しじょう るい、1976年[1]8月23日 - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団宙組トップ娘役。
愛知県名古屋市出身[2]。身長164cm。愛称は「ひとみ」、「るい」、「るいっこ」など。所属事務所は有限会社オフィス・ミヤモト[1]。
来歴
1997年3月、83期生男役として宝塚歌劇団に入団。雪組公演『仮面のロマネスク』で初舞台。同期には彩乃かなみ、愛音羽麗、天勢いづる、琴まりえ、悠未ひろらがいる。1998年、月組に配属される。
月組配属後は『LUNA-月の伝言-』(東京宝塚劇場・博多座公演)のイレーネ役、同作併演のショー『BLUE・MOON・BLUE -月明かりの赤い花-』のベル役、2001年のTCAスペシャルでは『うたかたの恋』のマリーに扮するなど娘役を演じる機会が多く、男役でありながら娘役の評価も高かった[3]。 2002年の『ガイズ&ドールズ』新人公演で演じたアデレイド役がきっかけとなり、娘役へ転向[4]。宝塚バウホール公演『SLAPSTICK』でバウ初ヒロイン。続く『長い春の果てに』で新人公演初ヒロインを演じた。2005年、宙組に組替え。『不滅の恋人たち』でジョルジュ・サンドを演じる。2006年、宙組トップ娘役に就任。お披露目公演は8月の博多座公演『コパカバーナ』、宝塚大劇場でのお披露目は、同年11月からの『維新回天・竜馬伝! /ザ・クラシック』。2007年2月、相手役である貴城けいとともに宝塚歌劇団を退団。以降は女優として舞台を中心に活動している。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
月組時代
- 2001年1・2月 「いますみれ花咲く/愛のソナタ」新人公演/オルグ(本役・霧矢大夢)
- 2001年5-7月 「愛のソナタ/ESP!」新人公演/オルグ(本役・霧矢大夢)
- 2001年8・9月 「大海賊/Jazz mania」新人公演/聞き耳(本役・霧矢大夢)
- 2001年10・11月 バウホール・東京特別公演 「血と砂」チリーパ/ダリ・フユエンテス(2役)
- 2002年1-5月 「ガイズ&ドールズ」本公演/フランク 新人公演/アデレイド(本役・霧矢大夢)
- 2002年6・7月 バウホール・東京特別公演 「SLAPSTICK」メイベル *ヒロインこの作品から娘役として出演
- 2002年8-12月 「長い春の果てに/With a Song in My Heart」本公演/シモーヌ 新人公演/エヴァ(本役・映美くらら) *新人公演ヒロイン
- 2003年4-8月 「花の宝塚風土記/シニョール・ドン・ファン」本公演/パトリシア 新人公演/ジル(本役・映美くらら) *新人公演ヒロイン
- 2003年11月-2004年3月 「薔薇の封印」本公演/サラ/アンリエット妃(2役) 新人公演/モンテスパン夫人(本役:美原志帆)/ディ・フラッソ男爵夫人(本役:五峰亜季)(2役)
- 2004年4・5月 バウホール・日本青年館大ホール公演「愛しき人よ」 川島芳子役
- 2004年6-0月 「飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛II」 あびこ
- 2004年11月 バウホール公演「The Last Party」 ゼルダ・フィッツジェラルド *ヒロイン
- 2005年2-5月 「エリザベート」 リヒテンシュタイン
宙組時代
- 2005年8-11月 「炎にくちづけを/ネオ・ボヤージュ」 イネス
- 2006年1月 バウホール公演「不滅の恋人たちへ」 ジョルジュ・サンド *ヒロイン
- 2006年2月 日本青年館大ホール公演「The Last Party」ゼルダ・フィッツジェラルド *ヒロイン
- 2006年3-7月 「NEVER SAY GOODBYE」 エレン・パーカー
宙組トップ娘役時代
- 2006年8月 博多座公演「COPACABANA」サマンサ/ローラ(2役)
- 2006年11月-2007年2月 「維新回天・竜馬伝!/ザ・クラシック」 お竜
宝塚歌劇団退団後の主な活動
脚注
- ↑ 1.0 1.1 所属事務所によるプロフィール
- ↑ TAKARAZUKA ~Cafe Break~ 今週のゲスト、TOKYO MX番組サイトより
- ↑ 平松澄子「娘役トップ 紫城るいが記者会見」2006年9月27日、産経ENAK
- ↑ 田窪桜子 「月組 紫城るいインタビュー」産経新聞東京朝刊、2002年4月18日