田口竜二

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田口 竜二(たぐち りゅうじ、1967年1月8日 - )は、広島県出身の元プロ野球選手投手)。

来歴・人物

都城高等学校のエースとして1984年春の選抜に出場。準決勝に進み、KKコンビPL学園と対戦。桑田真澄と投げ合うが、延長11回サヨナラ負けを喫する[1]。この姿に感動した女子から段ボール箱10個に満杯のファンレターが届いたという。同年夏の選手権にも出場、3回戦で再びPL学園と当たるが1-9で大敗した[2]。1年下のチームメートに遊撃手田中幸雄がいる。

大型左腕と騒がれ1984年ドラフト1位で南海ホークス入団。しかし怪我により大成することなく1990年引退[3]。引退翌年より打撃投手となる[3]。打撃投手就任後に制球力の高い投手の投球フォームを研究し、実践していく内にフォームが見違えるほど良くなる[3]。首脳陣はそんな田口に注目し、1994年に現役復帰を遂げる[3]。しかし左肘靭帯の故障により1年で引退した[3]

引退後は用具係、営業職等を経て2005年退団[4]。2006年より医療関連企業の白寿生科学研究所に勤める[4]。同社では営業本部プロモーター部人材開発グループ長としてスポーツ選手のセカンドキャリア支援を多く手掛けており、現在『週刊ベースボール』にてセカンドキャリア支援に関する連載も受け持っている。

詳細情報

年度別投手成績

1986 南海 1 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 6 1.0 1 0 2 0 0 0 0 0 1 1 9.00 3.00
通算:1年 1 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 6 1.0 1 0 2 0 0 0 0 0 1 1 9.00 3.00

記録

背番号

  • 28 (1985年 - 1988年)
  • 56 (1989年 - 1990年)
  • 114 (1991年 - 1993年)
  • 59 (1994年)
  • 116 (1996年 - 1998年)

脚注

  1. 「選抜高等学校野球大会60年史」毎日新聞社編 1989年
  2. 「全国高等学校野球選手権大会70年史」朝日新聞社編 1989年
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 週刊ベースボール2013年8月19日号 P60
  4. 4.0 4.1 週刊ベースボール2013年8月19日号 P61

関連項目

テンプレート:南海ホークス1984年ドラフト指名選手