東京港フェリー埠頭
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東京港フェリー埠頭 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都江東区有明4丁目 |
座標 | 東経139度47分45秒北緯35.61639度 東経139.79583度 |
詳細 | |
開港 | 1974年[1] |
管理者 | 東京港埠頭株式会社 |
係留施設数 | 4バース[2] |
水深 | 7.5~8.5メートル[2] |
公式サイト | 東京港フェリーターミナル |
東京港フェリー埠頭(とうきょうこうフェリーふとう)は、東京港にあるフェリー埠頭の1つである。係留数334隻(港内14位)、総トン数378万0295(港内6位)、取扱貨物量777万8525トン(港内3位)[2]。
施設
東京港フェリー埠頭は10号地埠頭その2の南端に位置する埠頭である。10号地埠頭その2は有明と青海の間にある埋立地の島であり、有明と有明埠頭橋で繋がっている。東京港フェリー埠頭は「L字型」で902メートルの岸壁があり、南からVAA・VAB・VAC・VADと呼ばれる4つのバースが設けられている[2]。バースは東と南に2つずつ設置され、総トン数6000~1万3000トン級に対応している[3][注釈 1]。南バースには東寄りに東京港フェリー埠頭ターミナルビルが設けられており[4]、オーシャントランスの新門司港行き、マルエーフェリー[5]や琉球海運・近海郵船物流のRO-RO船、貨物船「共勝丸」が出航する。
実績
東京港フェリー埠頭は内国貿易専用で外航船は寄航しないが[2]、2012年に取り扱った貨物量は777万8525トンであり、東京港の総貨物量の約1割(9.4%)に及ぶ[2]。客船の多い竹芝埠頭と比べると、貨客船の多い埠頭である。
就航航路
- 過去の航路
- 東京港 - 那智勝浦港 - 高知港
- 1973年 - 1990年 日本高速フェリー
- 1990年 - 2001年 ブルーハイウェイライン
- 東京港 - 苫小牧港
- 1972年 - 1990年 日本沿海フェリー
- 1990年 - 2001年 ブルーハイウェイライン(1997年から1999年まで大洗港に寄港、1999年より貨物フェリーのみ運航)
- 2001年 - 2007年 商船三井フェリー
- 東京港 - 釧路港
- 東京港 - 松阪港
- 1972年 - 1979年 フジフェリー
- 1979年 - 1981年 九州急行フェリー
- 東京港 - 小倉港
- 1973年 - 1976年 東九フェリー
- 1976年 - 1977年 オーシャン東九フェリー
道路
- 有明埠頭連絡線、有明2号線[6]
周辺
対岸の「10号地埠頭その1」には東京国際展示場や有明客船ターミナル(海上バス)がある。
出典
注釈
- ↑ 計画では東の埠頭は総トン数2万3000級、南の埠頭は総トン数1万6000級に対応する
脚注
- ↑ “東京港の歴史”. 東京都港湾局. . 2015閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2013年東京港港湾統計 (PDF) (東京都港湾局)
- ↑ “港湾局事業概要(平成25年度版)”. 東京港港湾局. . 2015閲覧.
- ↑ “東京港フェリーターミナル”. 東京港埠頭株式会社. . 2015閲覧.
- ↑ 鎌田悠 (2014年9月13日). “東京―沖縄フェリー航路休止 鹿児島・マルエーフェリー”. 朝日新聞. . 2015閲覧.
- ↑ “港湾局事業概要(平成24年度版)”. 東京港港湾局. . 2015閲覧.