ニコシア
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ニコシア市 レフコシャ市 Λευκωσία Lefkoşa | |
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位置 | |
ニコシアの位置(キプロス島) | |
ニコシアの位置(キプロス島) | |
座標 : 東経33度21分北緯35.167度 東経33.35度 | |
行政 | |
国 | キプロス ( 北キプロス・トルコ共和国) |
地区 | ニコシア地区 |
市 | ニコシア市 レフコシャ市 |
地理 | |
面積 | |
市域 | 111 km2 |
人口 | |
人口 | (2011年現在) |
市域 | 310,355人 |
公式ウェブサイト : Nicosia Municipality(キプロス) |
北レフコシャ 北ニコシア en:North Nicosia | |
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行政 | |
国 | 北キプロス・トルコ共和国 |
地区 | レフコシャ地区 |
市 | 北レフコシャ 北ニコシア |
人口 | |
人口 | (2011年現在) |
市域 | 61,378人 |
ニコシア(英: Nicosia)
キプロスの首都。ギリシア語ではレフコシア Levkosía,トルコ語ではレフコシャ Lefkosa。北のキレニア山脈と,南のトロードス山脈の間に横たわるメサオリア平野中部,ペディエアス川に臨む標高 150mのところに位置する。前7世紀に王国が存在し,4世紀には司教座が置かれ,10世紀頃から行政府の所在地となった。ビザンチン,フランスのリュジニャン王家,ベネチア人,トルコ,イギリスと次々と支配者が変わった。聖ソフィア大聖堂は,キプロスの歴史的,宗教的変遷をよく物語っている。
1209年に建設が開始され,1325年に完成した大聖堂は,そののち侵略者の略奪を受け,1571年にイスラム教のモスクに転換させられた。さらに 1954年,その名称はキプロスを征服したスルタンの名をとって,セリミエモスクと改められた。 1960年の独立とともに首都となった。ベネチア時代 (15~16世紀) の城壁に囲まれた周囲 5kmの城塞が中心となり,20世紀に建設された新市街が周辺に広がる。旧市街からも中世の建物はほとんど姿を消したが,聖ニコラス聖堂,大主教宮,イブリク・バザル,トルコ総督宮などが残る。経済的には,地域の農業を基盤とする商業,軽工業都市で,綿紡績,たばこ,製粉,清涼飲料水,製菓,衣類製造などが行なわれる。
1974年のキプロス紛争以来,市の北部は国連平和維持軍の管理地となっている。キプロス政府管理地の人口 23万1800(2008)。