石油資源開発
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石油資源開発株式会社(せきゆしげんかいはつ、Japan Petroleum Exploration Co., Ltd.、略称JAPEX)は、日本国内外の石油、天然ガス資源の権益を有し、開発・生産・輸送・販売を行う株式会社である。
概要
北海道、秋田県、山形県、新潟県の油田、ガス田にて採掘を行う。官営企業から民間企業に転身。研究部門では、GTL燃料、メタンハイドレート、オイルサンドの研究開発も手がけるほか、パイプライン輸送に関しては日本屈指の技術力を有しており、サハリン沖からの天然ガスパイプライン計画にも参画している。 近年では海外シフトを標榜し、イラクのガラフ油田、カナダでシェールガスの権益などを獲得している。
社史
- 1955年(昭和30年) - 石油資源開発株式会社法に基き、石油資源開発株式会社設立
- 1959年(昭和34年) - 新潟県で東新潟ガス油田発見、日本発の海底油田、土崎沖油田を発見
- 1960年(昭和35年) - 新潟県で片貝ガス田を発見
- 1967年(昭和42年) - 石油開発公団(のち石油公団)に営業の全部を出資して解散
- 1968年(昭和43年) - 三菱グループ、石川島播磨重工業(現‐IHI)と共同で日本海洋掘削株式会社を設立
- 1970年(昭和45年) - 石油開発公団より分離、石油資源開発株式会社として再発足
- 1983年(昭和58年) - 岩船沖ガス油田発見
- 1989年(平成元年) - 北海道にて勇払油ガス田を発見
- 2003年(平成15年) - 東京証券取引所第1部に株式を上場
- 2009年(平成21年) - イラクのガラフ油田をペトロナス社と共に落札