トリニダード・トバゴ
- トリニダード・トバゴ共和国
- Republic of Trinidad and Tobago
- 国の標語:Together we aspire, together we achieve
(英語: 我ら共に熱望し、我ら共に成し遂げる)
公用語 | 英語 |
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首都 | ポートオブスペイン |
最大の都市 | サンフェルナンド |
独立 - 日付 | イギリスより 1962年8月31日 |
通貨 | トリニダード・トバゴ・ドル (TTD) |
時間帯 | UTC -4(DST:なし) |
ISO 3166-1 | TT / TTO |
ccTLD | .tt |
国際電話番号 | 1-868 |
トリニダード・トバゴ共和国(トリニダード・トバゴきょうわこく、英語: Republic of Trinidad and Tobago)、通称トリニダード・トバゴ
南アメリカ大陸北岸沖,カリブ海南東端にある島国。狭い海峡を挟んでベネズエラ北東岸に相対するトリニダード島と,その北東約 30kmに位置する小さなトバゴ島からなる。熱帯気候に属し,高温多雨。1~5月が乾季で,9~10月にも短い乾季がある。住民構成は歴史を反映して複雑で,アフリカ系黒人とインド系が各 40%,混血 16%,ほかにヨーロッパ系住民や中国人がいる。公用語は英語。両島とも 1498年にコロンブスが来航したが,それぞれ別個の歴史をたどったのち,19世紀末合併し,単一のイギリス植民地となった。 1910年トリニダード島南部の石油開発が本格的に始まると,農業植民地としての経済形態に変化が生じた。 1937年油田労働者のストライキがゼネストに発展。
1945年普通選挙制度導入。 1950年制定された新憲法のもとで,1956年総選挙が行なわれ,エリック・ウィリアムズの率いる人民民族運動党 PNMが勝利。 1961年内政の完全自治を定めた新憲法施行。この間 1958年西インド諸島のイギリス領諸島が西インド諸島連邦を結成,連邦としての独立を目指したが,1961年単独に独立すべくジャマイカが脱退。翌 1962年トリニダード・トバゴも脱退し,8月 31日独立,イギリス連邦の構成国となった。ウィリアムズが初代首相。 1976年8月新憲法が施行され,共和国となった。商品作物としてサトウキビ,柑橘類,カカオ,コーヒー,ココナッツなどが栽培されるが,輸出額の5~7%を占めるにすぎない。消費作物として米,豆類,トウモロコシ,芋類が栽培される。主産業は石油産業で,輸出額の 45%以上を占め,西インド諸島有数の産油国。鉱物資源としてはほかにアスファルトがあり,世界有数の産出国である。工業部門では,石油精製と石油化学のほか,肥料,衣料,自動車組み立てなどの工業がある。観光業も特にトバゴ島で重要。国内交通路としては鉄道もあるが,自動車交通が中心で,道路網が整備されている。海路,空路によりカリブ海諸島をはじめ,世界各地と連絡。
脚注
外部リンク
- 政府
- トリニダード・トバゴ共和国政府 (英語)
- トリニダード・トバゴ首相府 (英語)
- 日本政府
- 日本外務省 - トリニダード・トバゴ (日本語)
- 在トリニダード・トバゴ日本国大使館 (英語)
- 観光
- トリニダード・トバゴ政府観光局 (英語)