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|name=カレル大学
 
| former_name = プラハ・カレル大学 Univerzita Karlova v Praze {{cs icon}}
 
| image_name = Praha, Univerzita Karlova - Karolinum.jpg
 
| image_size = 240px
 
| caption = 大学本部棟
 
| native_name = {{lang-cs|Univerzita Karlova}}
 
| latin_name = Universitas Carolina
 
|motto=
 
|established=1348年
 
|type=[[公立学校|公立]]
 
| budget = 890万CZK ([[チェコ・コルナ]])<ref name="uken109">{{cite web|url=http://www.cuni.cz/UKEN-109.html|title=統計(出典は''2016年年次報告'' および''2016年会計報告'')|accessdate=2018-04-07|publisher=カレル大学}}</ref>
 
| rector = Tomáš Zima ([[:w:en:Tomáš Zima|英語版]])<!--英語版により更新。rector=[[ヴァーツラフ・ハンプル]]([[:en:Václav Hampl|Václav Hampl]])
 
|students=約50,000-->
 
| faculty = 4,057人<ref name="uken109"/>
 
| staff = 4,026人<ref name="uken109"/>
 
| students = 49,236人<ref name="uken109"/>
 
| undergrad = 32,520人<ref name="uken109"/>
 
| postgrad = 9,288人<ref name="uken109"/>
 
| doctoral = 7,428人<ref name="uken109"/>
 
| colors = [[赤]]と[[白]] {{color box|#d22d40}}{{color box|#FFFFFF}}<ref>{{cite web|url=http://www.cuni.cz/UK-7708.html|title=
 
1186/5000大学令第31/2016号「カレル大学商標の統合規約を大学法典第56条第4項により2017年1月1日より発効。|language=cs|publisher=カレル大学|accessdate=2018-04-07}} {{cs icon}}</ref>
 
|location={{CZE}} [[プラハ]]
 
|campus=都市
 
|affiliations=[[コインブラ・グループ]]<br>[[ヨーロッパ大学協会]]
 
|website={{URL|http://www.cuni.cz/UKEN-1.html}}
 
}}
 
 
 
'''カレル大学'''(プラハ大学)({{lang-cs|Univerzita Karlova v Praze}}、{{lang-en|Charles University}})は、1348年に[[神聖ローマ帝国|神聖ローマ皇帝]][[カール4世 (神聖ローマ皇帝)|カール4世]]によって創立されたチェコのプラハに所在する同国屈指の最高学府であり、中欧において最も歴史を有する大学である<ref>{{cite journal|last=Stieber|first=Joachim W|title=Pope Eugenius IV, the Council of Basel and the secular and ecclesiastical authorities in the Empire: the conflict over supreme authority and power in the church|journal= Studies in the history of Christian thought|volume= 13|isbn=90-04-05240-2|page=82|publisher= Brill|year= 1978}}</ref>{{sfn|Stolper|2007|page=228}}{{sfn|Danton|1928|page=210}}{{sfn|Liulevicius|2009|page=109}}{{sfn|Seeley|2009|page=141}}。
 
 
 
チェコ語の[[正書法]]を確立した[[ヤン・フス]]が活躍したが、設立者が神聖ローマ皇帝であるため'''「ドイツ語圏最古の大学」'''である。またライン川以東の神聖ローマ帝国の領域においてももっとも古い大学の一つである。その後[[フス戦争]]を挟んでの混乱期を経て再開されたものの、[[第一次世界大戦]]、[[第二次世界大戦]]期にたびたび[[分裂]]と閉鎖を繰り返し、現在は名称を'''カレル大学'''という。ヨーロッパにおいて長い歴史と権威を有する大学で構成される[[コインブラ・グループ]]に属する。
 
 
 
大学の校舎は、たとえば本部と哲学部は旧市街、医学部はフラチャヌィの丘といった具合に街のあちらこちらに散在している{{sfn|田中|2001|page=78}}。
 
== 学部 ==
 
現在、以下の学部が設置されている。
 
{{columns-list|2|
 
* 神学部
 
** 第1神学部 ([[カトリック]])
 
** 第2神学部 ([[プロテスタント]])
 
** 第3神学部 ([[フス派]])
 
* 法学部
 
* 芸術哲学部 - 日本学科がある。
 
* 教育学部
 
* 社会科学部
 
* 人文学部
 
* 医学部
 
** 第1医学部
 
** 第2医学部
 
** 第3医学部
 
** 第4医学部
 
** 第5医学部
 
* 薬学部
 
* 理学部
 
* 数物学部
 
* 体育スポーツ学部
 
}}
 
==歴史==
 
=== プラハ大学の創立 ===
 
==== 創立者カール4世 ====
 
[[ファイル:Karl IV HRR.jpg|thumb|180px|left|プラハにあるカール4世像]]
 
プラハ大学を創立したのは、まだ[[ローマ王]](中世ドイツの君主)になって間もなかったカール4世(在位:1347年 - 1378年)である。カール4世は1316年に[[プラハ]]で生まれた後、1323年から1330年までパリの宮廷に預けられ、[[パリ大学]]にて学問を修めている。この経験が、後の大学創設に影響を与えたと考えられている。またこの時期に、後の[[ローマ教皇]][[クレメンス6世 (ローマ教皇)|クレメンス6世]]と親交を結んでおり、この関係がプラハ大学創立を強く後押しした。パリ大学にて学問を修めた彼は、当時の君主の中でも屈指の教養ある君主として知られており、当時の共用語であった[[ラテン語]]はもちろんのこと、[[チェコ語]]、[[フランス語]]、[[ドイツ語]]、[[イタリア語]]を自由に使うことができたという。1346年、カール4世は父[[ヨハン・フォン・ルクセンブルク|ヨハン]]の後を継いでベーメン([[ボヘミア]])王カレル1世になり、また前後して当時のドイツ国王[[ルートヴィヒ4世 (神聖ローマ皇帝)|ルートヴィヒ4世]]の対立王に選出される。1347年にルートヴィヒが死去すると単独のローマ王となり、1355年にローマにて神聖ローマ皇帝として戴冠を行っている。こうして神聖ローマ帝国皇帝となったカールは、ベーメンを帝国の中心とすべく様々な活動を行っていく。カールは、大学設立前の1344年に[[マインツ大司教|マインツ大司教座]]に属していたプラハ[[司教座]]を独立の[[大司教座]]へと昇格させている。このときカールは教皇クレメンス6世と交渉をしている。こうして、プラハ大学設立の準備が整い、創立の1348年を迎える。
 
 
 
====プラハ大学創立====
 
こうしてベーメンの首都プラハに大司教座がおかれ、カールはいよいよ大学設立の交渉を教皇クレメンス6世と開始する。初代プラハ[[大司教]]エルネストと[[教皇庁]]との交渉の結果、1347年に、クレメンス6世の名で設立特許文書が発布される。これを受けて、カールはベーメン王として1348年に設立特許文書をプラハにて発布する。その中で、首都プラハに大学(''[[ストゥディウム・ゲネラーレ|studium generale]]'')を設置する旨を発表し、大学の学生と教師に様々な特権を付与することを述べている。その後、1349年の勅書(通称アイゼナハ特許状)にてこれを確認している。学監はプラハ大司教とし、教師と学生は主にプラハ市内から集められたが、ヨーロッパ各地からも集まった。
 
[[File:Pečeť Univerzity Karlovy v Praze.jpg|thumb|大学の印章。1360年頃]]
 
[[ファイル:Prague hus statue.jpg|thumb|プラハのヤン・フスの銅像]]
 
[[File:Medieval Class Bohemia.JPG|thumb|中世の文書に描かれた教師と学生]]
 
 
 
====プラハ大学の組織====
 
プラハ大学は、当時存在していた大学と同様に、神・医・法の上級3学部と[[教養学部]]からなっていた。大学所属員は、学部という所属と共に、主に出身地による4つの同郷団(''natio'': [[マイセン]]、[[バイエルン州|バイエルン]]、[[ポーランド]]、[[ボヘミア|ベーメン]]の4つ)に属していた。つまり大学全体を2通りに分けていたのである。プラハ大学での大学所属員とは教師と学生を指しており、教師中心の[[パリ大学]]方式と学生中心の[[ボローニャ大学]]方式を合わせた新たな方式といえよう。しかし、この両者を併せ持ったことにより、プラハ大学は様々な危機に直面することとなる。大学の意思決定機関は大学所属員全員による全学会議であったが、これとは別に大学評議会がつくられ、この評議員を教師が占めることになり、次第に大学は教師による運営へと傾いていく。
 
 
 
=== プラハ大学の分裂と特権剥奪 ===
 
====危機の予兆====
 
教師中心の大学運営へと傾くにつれ、学生の中から不満をもつものが現れ始める。彼らは[[法学部]]所属の人間が多かった。結果として、大学所有の建物の管理をめぐる対立により、法学部が分離することとなる。この分離は、パリ大学方式とボローニャ大学方式を併せ持つことによるひずみが生じているのである。その後、この分離は収まるものの、その後の大学状況に大きな影を落とす。
 
 
 
====ベーメン人の台頭====
 
加えて、この時期[[ボヘミア|ベーメン]]人と[[ドイツ人]]との間の対立が激化した。そのような中現れたのが、ベーメンの[[神学者]][[ヤン・フス]]であった。プラハ大学の学長を務めたほどの人物であったが、[[イングランド]]の[[ジョン・ウィクリフ]]に影響を受けたその教えはやがてチェコ人の間に広まり、大学内に入った亀裂は次第に大きくなった。
 
 
 
====皇帝位をめぐる争い====
 
皇帝カール4世の死後、後を継いだのは息子の[[ヴェンツェル (神聖ローマ皇帝)|ヴェンツェル]]であった。しかしヴェンツェルは「品行方性らしからぬ」という理由で1400年に皇帝位を廃位されてしまい、代わって[[プファルツ選帝侯]][[ループレヒト (神聖ローマ皇帝)|ループレヒト]]が皇帝となる。しかしヴェンツェルはこれを認めず、ループレヒトと対立する。加えて、この当時[[キリスト教会]]内での[[教会大分裂]]により[[ヨーロッパ]]全土が分裂する中、ローマ派の教皇を支持するループレヒトに対し、ヴェンツェルは当時発言力を増していたベーメン勢力と手を結び、ベーメン国内のドイツ人たちを駆逐しようとする。
 
====クトナー・ホラ勅令の発布とドイツ人の退去====
 
かかる状況の中、1409年にヴェンツェルは「皇帝」としてクトナー・ホラ[[勅令]]を発布する。この勅令はプラハ大学の運命を決定するものであった。元来、大学での全学会議は先の同郷団単位での投票により決定されていた。しかし、プラハ大学ではドイツ人が優勢であり、ベーメン人の意見は通らないことが多かった(4つの同郷団のうち、ベーメン以外の同郷団はドイツ人で占められており、結果的に投票は3対1となってしまう)。クトナー・ホラ勅令は、この投票方式を変更するものであった。すなわち、ベーメン同郷団に3票の投票権を与える代わりに、ドイツ人系同郷団は1票しか行使できなくなったのである。こうして、ベーメン人は大学運営を自らに有利なように進めることができるようになったのである。他方、ドイツ人系大学所属員は不満をもち、ヴェンツェルに対して勅令の撤回を申し入れ、聞き入られない場合は大学を退去する旨の決議をした。しかし、ヴェンツェルはそれを受け入れず、新方式による投票でベーメン人の新学長選出を強行し学長職を譲るよう迫ったのである。これを受けて、ドイツ人たちはついに大学を退去する決意を固める。彼らは同年5月にプラハを退去し始める。彼らの多くは、商業都市として名声を博していた[[ライプツィヒ]]に移り住む。そしてこの地で[[ライプツィヒ大学]]を創立するのである。
 
{| class="wikitable" style="float:right;"
 
|-
 
! 時代
 
! 時期
 
|-
 
|創設期 ||1349年–1419年
 
|-
 
|プロテスタント神学校 ||1419年–1622年
 
|-
 
|大学再興(カトリック系) ||1622年–1882年<br /> (1740年、帝国大学に移行)
 
|-
 
|大学の分割 ||1882年–1940年<ref>大学の分裂。ドイツ語系のチェコ=ドイツ・カール・フェルディナント大学{{lang-de|Deutsche Karl-Ferdinands-Universität}}、チェコ語系の帝国立チェコ・カレル・フェルディナンド大学{{lang-cs|Česká universita Karlo-Ferdinandova}}に分裂した。</ref>
 
|-
 
|チェコ・カレル大学に改称 ||1940年5月8日<ref>法令188/1940 Coll.により、{{lang-cs|Česká universita Karlova}} (英語名称Czech Charles University) に改称。</ref>
 
|-
 
|プラハ・カレル大学 ||1945年–現在
 
|}
 
 
 
====フス戦争と大学特権の剥奪====
 
ドイツ人の去ったプラハ大学では、ベーメン人が中心となった。その彼らの精神的支柱となったのが、[[ヤン・フス]]であった。しかし、その異端的教義により[[コンスタンツ公会議]]でフスが焚刑に処せられると、ベーメンでは[[フス戦争]]が勃発する。これに対処したのは、[[ハンガリー王国|ハンガリー]]王にして皇帝だった[[ジギスムント (神聖ローマ皇帝)|ジギスムント]](ヴェンツェルの弟)であった。ジギスムントはフス戦争を鎮圧した後、[[バーゼル公会議]]にてプラハ大学に与えられていた特権を剥奪している。これにより、大学としてのプラハ大学はいったん終結することとなる。
 
 
 
=== 大学再興 ===
 
[[File:Josef Matyáš Trenkwald - Založení pražské university.jpg|thumb|プラハ大学建学式の皇帝カール4世。大司教が4つの学部の代表者の前で憲章を読み上げる。Josef Matyýš Trenkwald ([[:w:en:Josef Matyáš Trenkwald|英語版]]) 制作]]
 
[[File:Klement vez CIMG0086.JPG|thumb|コレギウム・クレメンティナム – 天文観測塔(17-18世紀)]]
 
[[File:Law_faculty,_Charles_university_in_Prague.jpg|thumb|法学部棟]]
 
[[File:PF_Interier.JPG|thumb|法学部棟の吹き抜け]]
 
[[File:Fil fakulta DSCN1903.JPG|thumb|芸術哲学部棟(1930年)]]
 
[[File:Praha,_Josefov,_FF_UK,_interi%C3%A9r.jpg|thumb|芸術哲学部棟の館内]]
 
[[File:Faculty_of_Mathematics_and_Physics%2C_Charles_University%2C_Prague.jpg|thumb|物理学部棟]]
 
[[File:Albertov deska (01).jpg|thumb|チェコ大学閉鎖50周年集会の記念の銘板。<br />《今やらなくて、いつやるの?<br />
 
私たちがやらなくて、誰がやるの?》<br />1989年11月17日]]
 
[[File:Jinonice UK FHS DSCN1365.JPG|thumb|社会学部棟 (1998年)]]
 
大学特権を失ったプラハ大学は人文系の小大学として細々と存続していたが、[[1622年]]に[[イエズス会]]が大学の運営に参画し[[1638年]]に至って皇帝[[フェルディナント3世 (神聖ローマ皇帝)|フェルディナント3世]]の勅許により[[哲学部]]・[[文学部]]に加え[[法学部]]・[[医学部]]が復活し再興を見た。[[三十年戦争]]を何とか凌ぎながら[[1654年]]に大学名を'''シャルル・フェルディナンド大学'''と改称し、[[1740年]]に[[マリア・テレジア]]によって大学運営からイエズス会が排除され帝国直属の大学となる。
 
 
 
=== 19世紀における分裂 ===
 
[[19世紀]]になり[[チェコ人]]が経済的に台頭してくるとチェコ人とドイツ人との対立が学内にも及び、教員や学生の間に対立を引き起こした。このため[[1882年]]に'''チェコ=ドイツ・シャルル・フェルディナント大学'''と'''帝国立チェコ・カレル・フェルディナンド大学'''の2大学に分割、これによってチェコ人の入学者が増え1910年にはドイツ系の学生が3割に対しチェコ系の学生が7割にものぼるまでに至った。
 
 
 
=== 20世紀における分裂と統合 ===
 
[[オーストリア=ハンガリー帝国]]が崩壊し[[チェコスロバキア]]が成立すると、両大学とも'''ドイツ・プラハ大学'''と'''チェコ・カレル大学'''としてそれぞれ国立大学として存続した。[[チェコスロバキア併合]]でチェコが[[ナチス・ドイツ]]占領下に置かれると、チェコ系の大学が閉鎖されるばかりか[[ユダヤ人]]の教員や学生が[[ホロコースト]]の犠牲となり、少なからざるチェコ人の学生が[[オックスフォード大学]]へ留学の形で亡命し卒業することとなった。
 
 
 
[[ソビエト連邦]]によってチェコスロバキアが解放されると、ドイツ人は追放された上にドイツ・プラハ大学も閉鎖。19世紀以来続いていたドイツ系とチェコ系の大学の並立状態が解消され、現在に至る。
 
 
 
=== 戦後のプラハ大学 ===
 
現在は[[神学部]]から[[医学部]]まで、17の学部と4万人以上の学生を抱えるチェコ随一の[[総合大学]]である。
 
<!--一旦コメントアウト。英語版から2016年の統計をinfoboxに入れました。
 
==組織==
 
===学生===
 
学生数はおよそ3万700人{{sfn|田中|2001|page=78}}。
 
 
 
===教員===
 
教師の数はおよそ2850人{{sfn|田中|2001|page=78}}。
 
-->
 
==評価==
 
 
 
===ランキング===
 
カレル大学は2014年[[世界大学ランキング#QS世界大学ランキング|QS世界大学ランキング]]において、総合244位と評価され<ref name="QS">{{cite web|url=http://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2014#sorting=rank+region=+country=+faculty=+stars=false+search=|title=2014-15年版QS世界大学番付(QS World University Rankings® 2014/15)|publisher=Quacquarelli Symonds Limited|accessdate=2015-01-02}}</ref>、分野別にみると、自然科学が158位、医学が224位、人文科学が141位、社会科学と経営学がどちらも290位、工学が322位である<ref name="QS"/>。
 
チェコ語の習得が難しいため、チェコには英語で講義を行う大学がたいへん多い<ref>{{cite web|url=http://www.education.cz:80/article/about-us|title=このサイトについて|author=Education.cz|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170521161204/http://www.education.cz:80/article/about-us#.WshjtDO-lCE|archivedate=2017-05-21|publisher=Education.cz|accessdate=2015-02-26}}</ref>。「経済新聞」''Hospodářské noviny'' ([[w:en:Hospodářské noviny|英語版]])による2013年国内ランキングでは、カレル大学は医学、社会学、情報科学、経済学でそれぞれ第1位、法学、心理学で第2位に位置付けられている<ref>{{cite web|url=http://www.education.cz/article/best-universities#.VO88PfmsVL2|title=2013年版チェコ共和国の大学番付|author=経済新聞 Hospodářské noviny ([[:w:en:Hospodářské noviny|英語版]])|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170521215555/http://www.education.cz/article/best-universities#.WshfrTO-lCE|archivedate=2017-05-21|publisher=Education.cz|accessdate=2015-02-26}}</ref>。
 
 
 
==主な出身者==
 
 
 
===自然科学===
 
*[[カール・コリ|カール・フェルディナンド・コリ]] - 生化学者、[[ノーベル生理学・医学賞]]受賞者
 
*[[ゲルティー・コリ|ゲルティ・コリ]] - 生化学者、[[ノーベル生理学・医学賞]]受賞者
 
*[[ヤロスラフ・ヘイロフスキー]] - 化学者、[[ノーベル化学賞]]受賞者
 
*[[ヤン・エヴァンゲリスタ・プルキニェ]]- 医学者 [[プルキンエ細胞]]、プルキンエ繊維の発見者
 
*[[ニコラ・テスラ]] - 発明家、物理学者、電気技術者
 
*[[ベルナルト・ボルツァーノ]] - 数学者、哲学者
 
*[[ルボシュ・コホーテク]] - 天文学者
 
*[[呉建]] - 日本の内科学者、戦前の[[ノーベル生理学・医学賞]]候補者
 
 
 
===文学・社会学===
 
*[[マックス・ブロート]] - 作家
 
*[[カレル・チャペック]] - 作家
 
*[[アヴィグドル・ダガン]] - 詩人、外交官
 
*[[ボフミル・フラバル]] - 作家
 
*[[ヤン・フス]] - 宗教家、宗教改革者
 
*[[フランツ・カフカ]] - 作家
 
*[[ミラン・クンデラ]] - 作家
 
*[[ヤン・パトチカ]] - 哲学者
 
*[[マックス・ヴェルトハイマー]] - 心理学者
 
*[[ヴィクトル・ダイク]] - 詩人、小説家、劇作家
 
===政治家・官僚===
 
*[[エドヴァルド・ベネシュ]] - 社会学者、第二代[[チェコスロバキア]]大統領
 
*[[ヴラジミール・シュピドラ]]- 政治家、第四代[[チェコ共和国]]首相
 
*[[サンジャースレンギーン・オユーン]] - 地理学者、政治家、モンゴル外相、環境・グリーン開発相
 
*[[カール1世 (オーストリア皇帝)|カール1世]] - 最後の[[オーストリア君主一覧|オーストリア皇帝]]、最後の[[ボヘミア君主一覧|ボヘミア王]]
 
*アリス・マサリク- 政治家、チェコスロバキア初代大統領[[トマーシュ・マサリク]]の娘
 
===その他===
 
*[[ダナ・ブロツコバ]] - [[オリエンテーリング]]選手
 
*[[イワン・ハシェック]] - サッカーチェコスロバキア代表
 
*[[ペトル・コプシュタイン]] - [[エアレース]]選手
 
 
 
==主な教員==
 
*[[アルベルト・アインシュタイン]] - 理論物理学者、[[ノーベル物理学賞]]受賞者
 
*[[トマーシュ・マサリク]] - 哲学者、政治家、初代[[チェコスロバキア]]大統領
 
*[[ヤン・フス]] - 宗教家、宗教改革者
 
*[[エルンスト・マッハ]] - 理論物理学者
 
*[[ヤン・パトチカ]] - 哲学者
 
*[[ルートヴィヒ・アルムブルスター]] - 哲学者
 
<gallery>
 
File:Karolinum ark DSCN2206.JPG|コレギウム・カロリナム – 大学の最も古い校舎(14世紀)
 
File:Clementinum library.jpg|歴史地区にある[[バロック様式]]の旧校舎。現在は{{仮リンク|チェコ国立図書館|en|National Library of the Czech Republic}}に転用。
 
File:Hopfner Promotionsurkunde.jpg|フリードリヒ・ホプフナー ([[:w:en:Friedrich Hopfner|英語版]]) の博士学位証書。1905年ドイツ語系大学授与。
 
File:KTF UK.jpg|神学部 (1929年)
 
</gallery>
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
 
 
== 参考文献 ==
 
*{{cite book|first= George Henry |last=Danton|title=Germany ten years after|isbn=0-8369-5693-1|page=210|publisher=Ayer Publishing|ref=harv|year=1928}}
 
*{{cite book|和書|author=田中充子|title=プラハを歩く|publisher=岩波書店|series=岩波書店(新赤版)757|isbn=4-00-430757-0|ref=harv|year=2001}}
 
*{{cite book|author=[[:w:en:Gustav Stolper|Gustav Stolper]]|title=German Realities|isbn=1-4067-0839-9|page= 228|publisher= Read Books|ref=harv|year= 2007}}
 
*{{cite book|first=Vejas Gabriel |last=Liulevicius|title=The German Myth of the East: 1800 to the Present|series= Oxford Studies in Modern European History Series|isbn=0-19-954631-2|page=109|publisher= Oxford University Press|ref=harv|year= 2009}}
 
*{{cite book|first= Levi|last= Seeley|title=History of Education|publisher=Project Gutenberg|number=27963|page= 141|ref=harv|year=2009}}
 
 
 
==外部リンク==
 
{{Commons category}}
 
* [http://www.cuni.cz/ 公式サイト] {{cs icon}}
 
** [https://www.cuni.cz/UKEN-1.html 公式サイト] {{en icon}} (新版)
 
** [http://www1.cuni.cz/index.php?lng=eng 公式サイト] {{en icon}} (旧版)
 
** [http://www.cuni.cz/UK-1584-version1-history_of_UK.doc カレル大学沿革] - 画像を含む[[Microsoft Word|Word文書]]
 
** [http://www.cuni.cz/UKENG-181.html 概要] {{en icon}}
 
** {{Webarchive |url=https://web.archive.org/web/20080316193932/http://ipc1.cuni.cz/iis/6.htm |title=年表}}
 
** [http://forum.cuni.cz/foruma/historia.html 建学精神について(1348年4月7日)]
 
* [http://www.prague-life.com/prague/charles-university 君主にふさわしい大学] {{en icon}} – 大学の歴史と存在について
 
* [http://einstein-website.de/z_biography/prague.html アルバート・アインシュタインのプラハ時代] {{en icon}}
 
* [http://www.ethbib.ethz.ch/exhibit/pauli/mach.html エルンスト・マッハのプラハ時代] {{en icon}}
 
* [https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3906253?dopt=Abstract プラハ眼科病院の盛衰] {{en icon}}
 
* {{PDFlink|[http://veritas.evangnet.cz/download/bulletin7-1998.pdf フス戦争以降のUniversita Karlova od počátků husitství do Bílé hory]}} {{cs icon}}
 
* [http://www.bsz-bw.de/depot/media/3400000/3421000/3421308/01_0384.html Prager Professoren 1938–1948] {{de icon}}
 
 
 
{{Univ-stub}}
 
{{Central-europe-stub}}
 
{{コインブラ・グループ}}
 
{{Authority control}}
 
 
 
{{DEFAULTSORT:ふらはかれるたいかく}}
 
[[Category:プラハの教育]]
 
[[Category:プラハの建築物]]
 
[[Category:チェコの大学]]
 
[[Category:ユネスコ記憶遺産]]
 
[[Category:14世紀設立]]
 
[[Category:学校記事]]
 
[[Category:エポニム]]
 

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