ヘクサテューク

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Hexateuch

旧約聖書の最初の6書。いわゆるモーセ五書に『ヨシュア記』を加えたもの。資料的にも内容的にも関連が深いところから五書に対して六書とされる。

内容的には,17世紀の研究により五書でなされた約束が『ヨシュア記』において成就していることが明らかにされ,また 19世紀中葉には,五書を形成している4資料(J-ヤハウィスト,E-エロヒスト,D-申命記,P-祭司) が同時に『ヨシュア記』をも形成しているという説が出された。

しかし4資料とこの6書の関係は単純ではなく,最近では別の分類も試みられている。