「モントリオール」の版間の差分
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− | [[カナダ]],[[ケベック州]] | + | [[カナダ]],[[ケベック州]]南部にある都市。 |
[[セントローレンス川]]と[[オタワ川]]の合流点,モントリオール島に位置する。フランス語圏ではパリに次ぐ世界第2の都市とされ,市民の 3分の2をフランス系が占める。フランス系市民は主として東部,イギリス系市民は西部に居住。1月の平均気温は-9℃,冬季の積雪 2.5m。1535年ジャック・[[カルティエ]]が訪れ,1642年に伝道地として開かれた。18世紀前半から周辺部への農業植民が進み,開拓者や交易商人の根拠地として発展した。19世紀初頭には[[ケベック]]との間に水路が開かれ,銀行が設立されるなど都市機能の基礎が築かれた。市街地の拡大に伴い,20世紀中頃にはモントリオール大都市圏を設定し,周辺の諸都市と広域行政を行なった。1959年アメリカ合衆国の[[五大湖]]と大西洋を結ぶセントローレンス水路の開通によって,カナダ最大の港湾都市となり,鉄道,道路,空路交通の重要な中心地ともなっている。広大な地下商店街をもち,南西の[[トロント]]とともにカナダの経済,工業の中心を形成。石油精製,石鹸,醸造・蒸留,木材,皮革などの工業が発達。フランス語系の[[モントリオール大学]](1876創立),英語系の[[マギル大学]](1821創立)などがある。ノートルダム教会(1829)などの古い教会も多く,教育,文化の中心でもある。[[国際民間航空機関]] ICAOが所在。1976年第21回オリンピック競技大会開催地。人口 164万9519(2011)。 | [[セントローレンス川]]と[[オタワ川]]の合流点,モントリオール島に位置する。フランス語圏ではパリに次ぐ世界第2の都市とされ,市民の 3分の2をフランス系が占める。フランス系市民は主として東部,イギリス系市民は西部に居住。1月の平均気温は-9℃,冬季の積雪 2.5m。1535年ジャック・[[カルティエ]]が訪れ,1642年に伝道地として開かれた。18世紀前半から周辺部への農業植民が進み,開拓者や交易商人の根拠地として発展した。19世紀初頭には[[ケベック]]との間に水路が開かれ,銀行が設立されるなど都市機能の基礎が築かれた。市街地の拡大に伴い,20世紀中頃にはモントリオール大都市圏を設定し,周辺の諸都市と広域行政を行なった。1959年アメリカ合衆国の[[五大湖]]と大西洋を結ぶセントローレンス水路の開通によって,カナダ最大の港湾都市となり,鉄道,道路,空路交通の重要な中心地ともなっている。広大な地下商店街をもち,南西の[[トロント]]とともにカナダの経済,工業の中心を形成。石油精製,石鹸,醸造・蒸留,木材,皮革などの工業が発達。フランス語系の[[モントリオール大学]](1876創立),英語系の[[マギル大学]](1821創立)などがある。ノートルダム教会(1829)などの古い教会も多く,教育,文化の中心でもある。[[国際民間航空機関]] ICAOが所在。1976年第21回オリンピック競技大会開催地。人口 164万9519(2011)。 |
2018/8/29/ (水) 17:55時点における最新版
モントリオール市 Ville de Montréal City of Montreal | |
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位置 | |
カナダにおけるモントリオール市の位置 | |
座標 : 西経73度33分15秒北緯45.50889度 西経73.55417度 | |
歴史 | |
建設 | 1642年5月17日 |
市制施行 | 2002年1月1日 |
行政 | |
国 | カナダ |
州 | ケベック州 |
行政区 | モントリオール地域 |
市 | モントリオール市 |
地理 | |
面積 | |
市域 | 431.50 km2 (166.60 mi2) |
陸上 | 365.13 km2 (140.98 mi2) |
市街地 | 1,545.30 km2 (596.64 mi2) |
都市圏 | 4,258.3 km2 (1,644.14 mi2) |
人口 | |
人口 | (2011年現在) |
市域 | 1,649,519人 |
人口密度 | 4,517.6人/km2(11,701人/mi2) |
市街地 | 3,407,963人 |
市街地人口密度 | 2,205.4人/km2(5,712人/mi2) |
都市圏 | 3,824,221人 |
都市圏人口密度 | 898.1人/km2(2,326人/mi2) |
備考 | カナダ国内2位 |
公式ウェブサイト : ville.montreal.qc.ca |
モントリオール
(英語: Montreal [ˌmɒntrɪˈɔːl])、モンレアル(フランス語: Montréal[mɔ̃ʁeal])
セントローレンス川とオタワ川の合流点,モントリオール島に位置する。フランス語圏ではパリに次ぐ世界第2の都市とされ,市民の 3分の2をフランス系が占める。フランス系市民は主として東部,イギリス系市民は西部に居住。1月の平均気温は-9℃,冬季の積雪 2.5m。1535年ジャック・カルティエが訪れ,1642年に伝道地として開かれた。18世紀前半から周辺部への農業植民が進み,開拓者や交易商人の根拠地として発展した。19世紀初頭にはケベックとの間に水路が開かれ,銀行が設立されるなど都市機能の基礎が築かれた。市街地の拡大に伴い,20世紀中頃にはモントリオール大都市圏を設定し,周辺の諸都市と広域行政を行なった。1959年アメリカ合衆国の五大湖と大西洋を結ぶセントローレンス水路の開通によって,カナダ最大の港湾都市となり,鉄道,道路,空路交通の重要な中心地ともなっている。広大な地下商店街をもち,南西のトロントとともにカナダの経済,工業の中心を形成。石油精製,石鹸,醸造・蒸留,木材,皮革などの工業が発達。フランス語系のモントリオール大学(1876創立),英語系のマギル大学(1821創立)などがある。ノートルダム教会(1829)などの古い教会も多く,教育,文化の中心でもある。国際民間航空機関 ICAOが所在。1976年第21回オリンピック競技大会開催地。人口 164万9519(2011)。
脚注
外部リンク
- 公式
- モントリオール市公式サイト (フランス語)(英語)
- 観光
- モントリオール観光局 (英語)(フランス語)
- カナダ観光局 - モントリオール (日本語)