カルーア・ミルク

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カルーア・ミルク
240px
基本情報
種別 ロングドリンク
作成技法 ビルド
淡茶褐色
グラス 20px   タンブラー
アルコール度数
度数 210px
7度[1] - 8.6度[2]
レシピの一例
ベース カルーア
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カルーア・ミルク (Kahlua and Milk) とは、コーヒー・リキュールカルーア牛乳で割ったカクテルのことである。このカクテルは、冷たいタイプのロングドリンク(ロングカクテル)に分類される。牛乳の量が比較的少なくとも口当たりがコーヒー牛乳のように柔らかく飲みやすいが、アルコール度数は決して低くない。当然ながら牛乳の量を増やせばアルコール度数は低くなり、そして甘くなくなるので、好みの分量を見つけると良い。なお、コーヒー・リキュールはカルーア以外にも存在するが、カルーアを使わなかった場合は、カルーア・ミルクと言わない

レシピの一例

  • カルーア: 30ml
  • 牛乳: 90ml

カルーアと牛乳の比率と分量は、しばしば好みに応じて変更されるので、レシピは人によってバラバラである。しかし、カルーアと牛乳だけを使用するのが、標準的なレシピである。

作り方

を入れたタンブラーに、カルーアと牛乳を注ぎ、ステア(かき混ぜる)する。牛乳の量は好みに応じて増減する。

備考

バリエーション

  • ホットでも作ることができ、温めた牛乳をカルーアに混ぜて作る。この時、通常のものと区別するために、「ホット・カルーア・ミルク」と呼ぶこともある。
  • カルーアの代わりに、同じくコーヒー・リキュールである、クレーム・ド・モカを使うと、「モカ・ミルク」という名前のカクテルになる。
  • ベースをウィスキーに変えると、「カウボーイ」という名前のカクテルになる。
  • ベースをメロン・リキュールである、ミドリに変えると、「ミドリ・ミルク」という名前のカクテルになる。

備考

  • 普通の牛乳ではなく豆乳を使うレシピは、カルーア豆乳カルーア豆乳ラテと呼ばれる。
  • 先述のように、口当たりが柔らかく飲みやすいがアルコール度数は低くない。そのため、男女問わず調子に乗って飲み過ぎてしまわない様に注意が必要である。特に飲酒を嗜み始めた頃の人は加減が分からず、「飲める」と思って飲んでしまい、そのまま倒れてしまうことも少なくない。

関連項目

脚注

  1. 稲 (2003) p.113
  2. 桑名 (2006) p.195

参考文献

  • 稲保幸『カクテル こだわりの178種』新星出版、1998年7月15日発行 ISBN 4-405-09640-6
  • 稲保幸『色でひけるカクテル』大泉書店、2003年12月18日発行 ISBN 4-278-03752-X
  • 岡純一郎監修『カクテルベスト100』西東社、1991年7月30日発行 ISBN 4-7916-0927-1
  • 桑名伸佐監修『カクテル・パーフェクトブック』日本文芸社、2006年2月25日発行 ISBN 978-4-537-20423-0

外部リンク