ノルマン・コンクェスト

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Norman Conquest

1066年北フランスのノルマンディー公ウィリアムがイングランドを征服した事件。

同年初めイングランド王エドワード (懺悔王) が嗣子なく没し,義弟のハロルド2世が即位すると,ウィリアムは,自分が懺悔王の血縁で懺悔王から王位を約束されていたこと,ハロルドもかつて自分に臣従を誓ったことなどを理由にノルマン騎士軍を率いてイングランドに侵入,ヘースティングズ付近でハロルドを敗死させ,ウィリアム1世として戴冠,ノルマン朝を開いた。

これを契機にノルマンなまりのフランス語が支配階級の言葉として用いられ,政治,社会,文化の各局面で,イングランドの歴史に多大の影響を与えた。