軽井沢聖パウロカトリック教会
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軽井沢聖パウロカトリック教会(かるいざわせいパウロカトリックきょうかい)は、長野県北佐久郡軽井沢町にあるカトリックの教会ならびにその聖堂である。
1935年(昭和10年)に英国人のワード神父により設立され、米国建築学会賞を受賞したアントニン・レーモンドが設計を担当[1]。軽井沢の歴史的建造物の一つであり、聖パウロカトリック教会とも呼ばれる[2]。管轄するカトリック横浜司教区における呼称は「軽井沢カトリック教会」である[3] 。
概要
- 所在地 - 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢179
- 設計 - アントニン・レーモンド
特徴
傾斜の強い三角屋根、大きな尖塔、打ち放しのコンクリートが特徴。内部は木がむき出しのエックス型のトラス構造になっている。
2003年には、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築[4]に選定された。
逸話
堀辰雄の小説「木の十字架」にも登場し、「聖パウロ教会で結婚すると多くの人たちから祝福される」との言葉を残している。また、「風立ちぬ」(堀辰雄)、「掌の小説」(川端康成)にも登場し、多くの文豪たちもひきつけられたことを物語っている。ここで結婚式をあげるカップルも多く、西郷輝彦と辺見マリ、林隆三と青木一子、林正和と森山加代子、吉田拓郎らもここで挙式した。
交通アクセス
脚注
- ↑ 軽井沢聖パウロ カトリック教会
- ↑ 軽井沢観光情報 聖パウロカトリック教会 軽井沢町観光経済課
- ↑ 横浜教区の教会 カトリック横浜司教区
- ↑ 日本におけるDOCOMOMO150選 DOCOMOMO japan (なお、2005年以降に追加選定がおこなわれたことにより、「100選」から現在は「150選」となっている。)