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Invitation(インビテーション)は、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(以下、ビクターエンタテインメント)のレコードレーベル。1978年4月設立。
Contents
解説
高橋真梨子やARB、UP-BEAT、BUCK-TICK、SOFT BALLET等のニューミュージックやロック系のアーティスト及びグループ及び脱アイドル路線が中心としている。
かつては、サザンオールスターズのデビュー当時、このレーベルに所属していた。
MCAビクター(現:ユニバーサルミュージック)に所属していた浜田麻里とLUNA SEAと中森明菜に関してはビクターInvitationレーベルのスタッフが出向して制作に関わっていた為に、原盤権はJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントが保有しているが、ユニバーサルがビクターに販売委託していた時期には、ユニバーサル側からコンピレーションアルバムが発売された例がある。
本レーベルの設立者の一人だった岩田廣之はMCAビクター発足時の社長であり、後にユニバーサルミュージックに統合後の初代会長に就任している。
XEO Invitation
1992年より一時期、同レーベル内に、XEO Invitation(ゼオインビテーション)(またの名をXEO、VICTOR XEOレーベル)という系列レーベルが存在したが、所属アーティストの移籍・活動停止などにより、自然と消滅していった。
所属アーティスト
- 高橋真梨子
- サディスティックス
- Lucy
- THE STREET BEATS
etc...
かつて所属していたアーティスト
InvitationとXEO Invitationの両方に所属していた経歴のあるアーティストは、最後に所属していたレーベルの方に記載した。
Invitation
- アイリーン・フォーリーン(1988年に活動停止→1993年に再結成、現在は故郷の高知県を拠点に活動中)
- 阿川泰子(ビクターレーベルに移籍)
- UP-BEAT(SPEEDSTAR RECORDSに移籍→1995年解散)
- 泉谷しげる(SPEEDSTAR RECORDSに移籍→ポリドールに移籍→自主レーベル→ポニーキャニオンに移籍)
- 伊東ゆかり(コロムビアから移籍→アルファ→キング(デビュー時のレーベルへの再移籍)→ユニバーサル→BMG JAPANを経て、現在はフリー)
- ARB(1990年解散→1998年にユニバーサルビクターにて再結成→M&I COMPANYに移籍→2006年に活動休止。再発売作品によってはSPEEDSTAR RECORDS、ビクターに変更される場合あり)
- ends(HAPPY HOUSEに移籍→POP STARに移籍→M&I COMPANYに移籍)
- 岡林信康
- CASCADE(ポリドールに移籍→2002年解散→2009年再結成)
- 金子美香
- 木戸やすひろ
- 京本政樹(ポリドール→トライスクルエンターテインメント。現在は本業の俳優業に専念しつつ、アーティストとしての活動も並行して行っている)
- kei-tee(シングル2枚、アルバム3枚を発売したのち、現在は歌手活動から引退し本名の角川慶子名義でタレント・ライターとして活動中)
- 幻覚アレルギー(1997年活動休止)
- 櫻井哲夫
- サザンオールスターズ(SPEEDSTAR RECORDSのTAISHITAレーベルに移籍)
- THE MAD CAPSULE MARKETS(SPEEDSTAR RECORDSに移籍→SMEに移籍→活動休止)
- シーナ&ザ・ロケッツ(SPEEDSTAR RECORDSに移籍)
- 塩野健士
- 障子久美(Rouxレーベルに移動後、日本コロムビアへ移籍)
- G.D.FLICKERS(Kitty Recordsに移籍)
- 頭脳警察
- SERIKA with DOG(解散)
- ちあきなおみ(コロムビアから除籍後、CBSソニー(映画サウンドトラックで挿入歌2曲)→Invitation→テイチクに移籍→長期にわたって活動休止中)
- DEAD END
- 東京エスムジカ
- 東京少年
- Doom
- Dragon Ash(HAPPY HOUSEに移籍→MOB SQUADに移籍)
- 鳴瀬喜博
- 野呂一生
- BUCK-TICK(マーキュリー・ミュージックエンタテインメント→Ariola Japanに移籍。再発売作品、コンピレーションアルバムによってはHAPPY HOUSEに変更される場合あり)
- 浜田麻里(MCAビクター(後のユニバーサルミュージック)→マーキュリーミュージックエンタテインメント(移籍はしたが作品発売は中止)→ポリドール→トライエム→徳間ジャパンコミュニケーションズに移籍)
- 原田千絵(1977年6月発売デビュー曲「夢のカリフォルニアまで」)
- hal(当初はビクター内のRouxレーベルだったが、後にInvitationへ移動)
- 日暮し(コロムビアから移籍→1979年に解散後、榊原尚美は杉村尚美としてポリスターから再デビュー)
- BLACK CATS(→徳間ジャパンコミュニケーションズに移籍。1986年に解散後、1994年に再結成し徳間ジャパンで復帰。その後、トーラス、バンダイミュージックへの移籍を経て、1999年に再度解散)
- BLOODY IMITATION SOCIETY
- pate
- Betty Blue(1991年解散)
- BOØWY(徳間ジャパンに移籍→東芝EMIに移籍→1988年解散)
- 44MAGNUM(1989年4月4日解散)
- 松崎しげる(作品によりビクターとInvitationが混在、後に東芝EMIへ移籍)
- 松田優作(CD化再発売の際はSPEEDSTAR RECORDS扱い)
- マルコシアス・バンプ(SPEEDSTAR RECORDSに移籍→1996年活動停止)
- 三上博史(BMGビクターに移籍後フリーに、現在は本業の俳優業に専念しつつ、アーティストとしての活動も並行して行っている)
- やしきたかじん(コンピレーションアルバムではレーベルがビクターに変更される場合もあり、後にポリスターへ移籍)
- りりィ(東芝EMIから移籍→BMG JAPANを経て「Lily-Yoji(りりィあんどよーじ)」というユニットでコロムビアに在籍)
- レピッシュ(SPEEDSTAR RECORDSに移籍→ユニバーサルミュージックに移籍→BELO RECORDSに移籍)
etc...
XEO Invitation
- M-AGE(1994年解散。XEOレーベルが発足する1992年まではInvitationレーベルに所属していた。)
- COALTAR OF THE DEEPERS(XEOレーベルより発売されたのは、1994年のアルバム「THE VISITORS FROM DEEPSPACE」のみ。その後は日本クラウンへの移籍を経て、現在はインディーズで活動してる)
- SCHAFT(アルバム二枚、ビデオ一本をXEOレーベルより発売した後活動休止したが、その後も一時的に復活、活動することがある。BUCK-TICKの今井寿と、SOFT BALLETの藤井麻輝によるユニット。)
- SOFT BALLET(1995年解散→2002年にワーナーミュージック・ジャパンにて再結成→2003年に再び活動停止。コンピレーションアルバムによってはHAPPY HOUSEに変更される場合あり)
- KEN MORIOKA(ソロアルバム一枚を解散前の1994年にリリース。)
- Nav Katze(1996年活動停止。XEOレーベルより発売されたのは1996年のアルバム「gentle & elegance」のみ。それ以前はInvitationレーベルに所属していた。但し作品によってはRoux、ビクターに変更される場合もあり)
- BRAIN DRIVE(1994年解散。1998年にメンバーの一人であった水田逸人のソロユニットとしてメルダックより活動再開。現在はインディーズで活動している)
- 水田逸人(ソロアルバム一枚をXEOレーベルから発売したことがある)
- paint in watercolour(解散、引退)
発売されたオムニバス
- DANCE 2 NOISEシリーズ
- 全6種類。001~002までがInvitation、003~006まではXEO Invitationより発売。
関連レーベル
- TAISHITAレーベル(またの名をビクタータイシタ)
- サザンオールスターズと所属メンバーの専用プライベートレーベル。かつてはInvitation傘下だったが、1992年以降はSPEEDSTAR RECORDSの傘下となっている