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'''カルシウム'''({{lang-lan-short|calcium}}<ref>http://www.encyclo.co.uk/webster/C/7</ref>、{{lang-en-short|calcium}} {{IPA-en|ˈkælsiəm|}})
 
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元素記号 Ca ,原子番号 20,原子量 40.078。天然には6種の安定同位体が存在する。周期表2族,[[アルカリ土類金属]]の1つ。2価の陽イオンをつくる。自然界には炭酸塩,硫酸塩,フッ化物,リン酸塩,ケイ酸塩の形で豊富に存在する。塩化カルシウムを融解塩電解して得られる。単体は光沢ある銀白色の金属。ナトリウムより硬いが,アルミニウム,マグネシウムより軟らかい。湿った空気中で錆び,淡黄灰色を呈する。比重
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元素記号 Ca ,原子番号 20,原子量 40.078。天然には6種の安定同位体が存在する。周期表2族,[[アルカリ土類金属]]の1つ。2価の陽イオンをつくる。自然界には炭酸塩,硫酸塩,フッ化物,リン酸塩,ケイ酸塩の形で豊富に存在する。塩化カルシウムを融解塩電解して得られる。単体は光沢ある銀白色の金属。ナトリウムより硬いが,アルミニウム,マグネシウムより軟らかい。湿った空気中で錆び,淡黄灰色を呈する。比重 1.55,融点 842~850℃。ナトリウムに比ベて活性が低く,素手で取扱ってもさほど危険ではない。水に触れると徐々に水素を発生する。強い還元剤。冶金の際の銅,ベリリウムの脱酸剤として使われるほか,セリウムとの合金はライター用の石として用途がある。
1.55,融点 842~850℃。ナトリウムに比ベて活性が低く,素手で取扱ってもさほど危険ではない。水に触れると徐々に水素を発生する。強い還元剤。冶金の際の銅,ベリリウムの脱酸剤として使われるほか,セリウムとの合金はライター用の石として用途がある。
 
  
 
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2018/10/19/ (金) 11:09時点における版

カルシウム新ラテン語: calcium[1]: calcium [ˈkælsiəm]

元素記号 Ca ,原子番号 20,原子量 40.078。天然には6種の安定同位体が存在する。周期表2族,アルカリ土類金属の1つ。2価の陽イオンをつくる。自然界には炭酸塩,硫酸塩,フッ化物,リン酸塩,ケイ酸塩の形で豊富に存在する。塩化カルシウムを融解塩電解して得られる。単体は光沢ある銀白色の金属。ナトリウムより硬いが,アルミニウム,マグネシウムより軟らかい。湿った空気中で錆び,淡黄灰色を呈する。比重 1.55,融点 842~850℃。ナトリウムに比ベて活性が低く,素手で取扱ってもさほど危険ではない。水に触れると徐々に水素を発生する。強い還元剤。冶金の際の銅,ベリリウムの脱酸剤として使われるほか,セリウムとの合金はライター用の石として用途がある。



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