天神地下街
天神地下街 | |
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店舗概要 | |
所在地 | 福岡県福岡市中央区天神 |
開業日 | 1976年(昭和51年)9月10日 |
施設所有者 | 福岡地下街開発株式会社[1] |
施設管理者 | 福岡地下街開発株式会社 |
設計者 |
復建エンジニアリング 西日本技術開発 電通 |
施工者 | 株式会社大林組[2] |
駐車台数 | 421台 |
最寄駅 |
地下鉄空港線天神駅 地下鉄七隈線天神南駅 天神大牟田線西鉄福岡(天神)駅 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
天神地下街(てんじんちかがい)は福岡市中央区天神にある地下街[1]。福岡市内にある2つの地下街のうちの1つである(もう1つは博多駅地下街)。愛称は「てんちか」。キャッチフレーズはLIFE QUALITY。
概要
1976年(昭和51年)9月10日開業、2005年(平成17年)の七隈線の開業に伴い、南に延長された。
第三セクター福岡地下街開発が運営[1]。九州最大の繁華街・天神の渡辺通り直下(天神橋口交差点から渡辺通4丁目交差点の間)を南北に走る地下街で、1番街から12番街まである[1]。長さは約600メートル。
地下2階には計421台収容の駐車場がある。店舗面積は11,400m2、SC面積は28,000m2、テナント数は153であり、一日の歩行者通行量は約40万人であるという[1]。
地下鉄天神駅と天神南駅を結び、西鉄福岡(天神)駅・西鉄天神高速バスターミナルといった福岡・天神の交通拠点と接続する[1]。
また、渡辺通り沿いのビルだけではなく、接続する地下通路や地下鉄駅コンコースを介して福岡市役所、アクロス福岡、岩田屋、イムズなど周辺のビルとも行き来が可能である[1]ことから、雨や雪の降る日や猛暑や寒波の日などは、快適に通行できるため、特に人通りが多い。住居表示は福岡市中央区天神二丁目地下1号 - 3号。
19世紀のヨーロッパをイメージしてデザインされ、南欧風の石畳の道や唐草模様の天井が特徴。かつては日本語、英語、フランス語の案内アナウンスが流されていた。「劇場」というコンセプトのため、通路の照明は暗く、店舗は明るくライトアップされている。開業当初は暗いとの批判があり、照明が増設されたが、その後取り外された。独特な雰囲気は今や天神の名物であり、好評を博している。また、このデザインには老朽化をほとんど感じさせないというメリットもあった。
接続する主な建物・施設
- ミーナ天神(旧マツヤレディス)
- ノース天神(旧ショッパーズ専門店街)
- ダイエーショッパーズ福岡店
- 天神ビル
- 福岡ビル
- 天神コア
- 天神ビブレ
- ベスト電器福岡本店
- MMT (MediaMallTenjin)
- ソラリアステージ
- 福岡パルコ
- イムズ
- きらめき地下通路経由
- ソラリアターミナルビル
- 福岡市役所
- 大丸福岡天神店
- 西日本新聞社本社
最寄駅
福岡地下街開発
福岡地下街開発株式会社(ふくおかちかがいかいはつ)は、天神地下街を運営する日本の企業。1972年2月1日会社設立。
沿革
- 1972年(昭和47年)2月 福岡地下街開発株式会社設立
- 1973年(昭和48年)7月 天神地下街建設工事着工
- 1976年(昭和51年)9月 天神地下街開業
- 1981年(昭和56年)9月 福岡市地下鉄空港線開業、接続開始
- 1992年(平成4年)1月 福岡市都市景観賞受賞
- 1999年(平成11年)11月 新天神地下街建設工事着工
- 2005年(平成17年)2月 新天神地下街開業 福岡市地下鉄七隈線開業、空港線と七隈線を連絡開始
- 2005年(平成17年)10月 天神地下街、優良消防用設備等消防庁長官表彰受賞
- 2011年(平成23年)9月 天神地下街公衆無線LANサービス(てんちかWi-Fi)開始
関連する放送局
- RKB毎日放送
- FM FUKUOKA
- かつて『LIFE QUALITY』というミニ番組のスポンサーであった。この番組に続けて放送されていたのは『赤坂泰彦のミリオンナイツ』など。
出典・脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 屋内測位普及発展に関する調査研究報告書 (Report). 財団法人ニューメディア開発協会. (2009年3月) .
- ↑ 大林組百年史/この時代の工事 昭和49年~昭和53年ころ - 大林組公式ウェブサイト、2014年10月4日閲覧。