宇美町
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宇美町(うみまち)は、福岡市の東南東にある町で、糟屋郡に属する。
Contents
地理
福岡県の北西部、福岡市の東南東約15kmの場所に位置する。福岡都市圏に属する町のひとつで、町の北部・北西部の平地は福岡市のベッドタウンとして開発が進んでいる。町の南部・東部は山地で、特に南部の四王寺山はハイキングコースとして人気がある。また町東部の三郡山は福岡県の代表的な登山コースとなっている。
隣接している自治体・行政区
地名
- 井野
- 宇美
- 四王寺
- 炭焼
- ひばりが丘1丁目~3丁目(1995年、井野より発足)
- 四王寺坂1丁目~3丁目(1996年、炭焼より発足)
- 宇美1丁目~6丁目(1997年、宇美より発足)
- とびたけ1丁目~4丁目(1997年、宇美より発足)
- 桜原1丁目~3丁目(1999年、宇美より発足)
- 原田1丁目~5丁目(2000年、炭焼より発足。5丁目は2001年発足)
- 貴船1丁目~5丁目(2000年、宇美・炭焼より発足。5丁目は2002年発足)
- ゆりが丘1丁目~7丁目(2001年、宇美・炭焼より発足。7丁目は2016年発足)
- 平和1丁目~2丁目(2002年、宇美より発足)
- 明神坂1丁目~3丁目(2002年、宇美より発足)
- 光正寺1丁目~3丁目(2003年、宇美より発足)
- 若草1丁目~3丁目(2003年、宇美より発足)
- 宇美東1丁目~3丁目(2004年、宇美より発足)
- 障子岳南1丁目~6丁目(2005年、宇美より発足)
- 障子岳1丁目~6丁目(2006年、宇美より発足)
- 宇美中央1丁目~4丁目(2012年、宇美より発足)
- 神武原1丁目~6丁目(2016年、宇美より発足)
歴史
日本書紀・古事記の記述では神功皇后が朝鮮半島出兵(三韓征伐)の帰路に応神天皇を出産した地とされ、これにちなんで「産み」に通じる「宇美」という地名がつけられたといわれている。また、新井白石が『古史通惑問』で指摘して以来、音が似ている事から『魏志』「倭人伝」で邪馬台国の道程中に登場する不弥国に比定する説もある。
近現代
歴代町長
- 安川博(2002年3月6日 - 2014年3月5日)3期
行政
町長
- 木原忠(2期目)
- 任期:2022年3月5日
町議会
- 定数: 14人
- 任期: 2022年3月5日
警察
- 粕屋警察署管内
- 宇美交番
矯正施設
地域
人口
宇美町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
高等学校
中学校
- 町立
小学校
- 町立
- 宇美小学校
- 宇美東小学校
- 原田小学校
- 桜原小学校
- 井野小学校
産業
かつては石炭産業で栄えたが、昭和30年代のエネルギー革命により衰退。現在は農業、林業、観光業が主産業となっている。また町中央部には早見工場団地・若草工場団地が建設され、工場や事業所の誘致を図っている。
企業
交通
空港
福岡空港が最寄り。
鉄道路線
かつては国鉄勝田線が走っていたが廃線となっている。町内には下宇美駅、筑前勝田駅が存在していた。
バス路線
一般路線バス
- 西鉄バス - 西日本鉄道および子会社の西鉄バス二日市が福岡市や周辺市町と宇美町を結ぶ路線を多数運行している。
- 宇美町巡回バス「ハピネス号」 - 町が西鉄バス二日市に委託して運行するコミュニティバスで、町内に4路線がある。誰でも無料で乗車可能。日曜・祝日・盆・年末年始は運休。
高速バス
道路
- 高速道路としては九州自動車道が通っているが、町内にインターチェンジはない。ただしバス停留所はある。
- 一般国道は通っていない。
県道(主要地方道)
- 福岡県道35号筑紫野古賀線 - 町中心部より東側を北西に延びる。
- 福岡県道60号飯塚大野城線 - 町内を南西に延びる。中心市街地を東西に貫くルートと、中心市街地の南側を通るルートがある。
- 福岡県道68号福岡太宰府線 - 町内を南東に延び、中心市街地を貫く。
観光
宇美町出身の有名人
- 安部修仁(株式会社吉野家ホールディングスで会長と社長を歴任)
- 山口幸三郎 (ライトノベル作家)
- 中島卓也(北海道日本ハムファイターズ)
- 角富士夫(元東京ヤクルトスワローズ)
- 中西英敏(柔道家)
- 南里征典(小説家)
外部リンク
典拠レコード: