す
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2017/12/24/ (日) 19:41時点におけるja>こんせによる版 (→す に関わる諸事項)
平仮名 | |
---|---|
文字 |
す |
字源 | 寸の草書体 |
JIS X 0213 | 1-4-25 |
Unicode | U+3059 |
片仮名 | |
文字 |
ス |
字源 | 須の部分 |
JIS X 0213 | 1-5-25 |
Unicode | U+30B9 |
言語 | |
言語 | ja, ain |
ローマ字 | |
ヘボン式 | SU |
訓令式 | SU |
JIS X 4063 | su |
アイヌ語 | SU |
発音 | |
IPA | sɯ̹̈ |
種別 | |
音 | 清音 |
かな |
仮名 |
---|
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合略仮名 |
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す、スは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第3行第3段(さ行う段)に位置する。清音の他、濁音(ず、ズ)を持つ。
Contents
概要
- 現代標準語の音韻:1子音と1母音「う」から成る音。子音は、次の通り。
- 清音 「す」:舌の先を上歯茎に近づけて、隙間から息を摩擦させて通すときに出る音(歯茎摩擦音)。無声。
- 濁音 「ず」:語中においては舌の先を上歯茎に近づけて、隙間から声を摩擦させて通すときに出る有声音(有声歯茎摩擦音)。語頭や促音・撥音の後では、いったん舌を上歯茎に付けて、離すときに、狭い隙間を作って摩擦した音を出す有声音(有声歯茎破擦音)、すなわち「つ」の子音の有声音と同じである。それら二つの「ず」の発音は、一般に日本語の話者にはほとんど聞き分けられず、意味上の差異はない。「ず」は「づ」と同じ発音であり、現代標準語では「ず」と「づ」を音の上で区別しない(四つ仮名)。現代仮名遣いでは、例外を除いて「づ」で書かれてきたものをすべて「ず」で書く。
- 五十音順:第13位。
- いろは順:第47位。「せ」の次。「京」または「ん」の前。
- 平仮名「す」の字形:「寸」の草体
- 片仮名「ス」の字形:「須」の右下の部分の草体
- ローマ字
- 点字:
- 通話表:「すずめのス」
- モールス信号:---・-
- 手旗信号:1→2→5
- 発音:
す に関わる諸事項
- 上代の「す」は [t͡sɯ̈]、[t͡ɕɯ̹˕]、[ɕu] いずれとも論じられているが、確定しがたい。室町時代末には [sɯ̹˕] と発音された[1]。
- 「スィ」のように書いて、「さ、す、せ、そ」の子音と「い」をあわせた音/si/を表す(「し」を「さ、す、せ、そ」と同じ調音点で発音した場合と同一)。また、「スィート(sweet)」のように時に合拗音的音節を表すことがある。これは現代日本語には存在しない発音である(古代日本語には存在した)。
- 「す」は鳥の古名。カラスは「カラカラ」と鳴く「す」。他にウグイス、ホトトギスなど。
- 本来は均質であるべきものの内部にできる空間。「鬆」が常用漢字にないためひらがな表記が多い。「巣」とも。
- 鉄道車両の記号「ス」は、
- 尺貫法における長さの単位「寸」は、平安時代は「す」と書かれることもあった。
- SMAPの10枚目のアルバム。→「SMAP 011 ス」
- 「す」という名前のラジオ番組があった。→す (ラジオ番組)
- 「す」は一文字の調味料としての「酢」。酸味を感じたときの口の形からきている。
- 「です」の崩れた語。