Amazon Kindle
Amazon Kindle(アマゾン・キンドル[1])は、Amazon.comが製造・販売する電子ブックリーダー端末、同ソフトウェアおよび電子書籍関連サービスである。専用端末やパソコン、スマートフォン、タブレットなどで電子書籍を読める。2007年11月19日にアメリカ合衆国で第1世代が発売された。
Contents
- 1 歴史
- 2 端末
- 3 Kindleストア
- 4 Kindle無料アプリ
- 5 Kindleパーソナル・ドキュメントサービス
- 6 Kindle Publishing Programs
- 7 Kindle ダイレクト・パブリッシング
- 8 評価
- 9 トラブルと批判
- 10 関連項目
- 11 脚注
- 12 外部リンク
歴史
- 2007年11月19日 - Kindle 1販売開始
- 2009年
- 2010年
- 2011年
- 1月4日 - Windows Phone版のKindleアプリの提供開始
- 4月 - Kindle版の書籍の売り上げが紙の書籍を上回る
- 4月11日 - 広告付きのKindle 3販売開始
- 8月10日 - HTML5版のKindle Cloud ReaderをiPad、Safari、Google Chrome向けに提供開始。アップルがiOS向けのアプリの決済に関するルールを変更したことを受け、Kindleストアと連携できなくなり、連携できる形態の物をHTML5版で提供する運びとなった。
- 9月28日 - Kindle 4、Kindleキーボード販売開始
- 10月20日 - Kindle Format 8を発表
- 11月14日 - Kindle Fire出荷開始
- 11月15日 - Kindle Touch出荷開始
- 2012年
- 2013年
- 2014年9月19日 - 日本版の Kindle Cloud Reader 公開。ただし、漫画などの一部書籍限定。
- 2015年
端末
Kindle電子書籍リーダー (E Ink端末)
特徴
電子ペーパーの一種であるE Ink(電子インク)ディスプレイを搭載した電子ブックリーダー。
同種の機器に対する強みは、携帯電話網を利用した高速通信Whispernet[2]を利用することで、PCを介さずに電子書籍や新聞記事がダウンロードできる点にある。携帯電話会社との契約は不要で、Kindleストアとウィキペディアのサイトであれば無料で接続できる(通信料をアマゾンが負担する)。それ以外のサイトは有料となる予定であったが、第2世代/第3世代では無料で利用できる(第4世代/Kindle Touch以降のモデルではWi-Fi限定となった[3])。ニューヨーク・タイムズなどの新聞、タイムなどの雑誌、各種ブログをそれぞれ有料で購読できる。購読している定期刊行物は電源オンまたはスリープモード中であれば自動的にダウンロードされる。
キーボードによる入力が可能であり、内蔵辞書の検索やメモの記入に使える。辞書は単語にカーソルを移動すると自動的に標準設定した辞書の内容が表示される。初期の製品はハードウェアキーボードが搭載されていたが、キー自体が小さく視認性に劣り高速に入力するには実用的でなく[4]、またキーボードの部分がデッドスペースとなった。第4世代/Kindle Touch以降の製品では画面上のソフトウェアキーボードで入力する形式に置き換わっている[5]。
USBケーブルでコンピュータと接続してテキストファイルやPDFファイル(第2世代/Kindle DX以降のモデルで対応[6][7])などを転送できる。HTMLやMicrosoft Wordなどのフォーマットを直接読めないため、Mobipocketが配布する無料ソフトかオンラインでの変換(Kindleパーソナル・ドキュメントサービス)が必要になる。
音声出力に対応した端末ではMP3などの音声ファイルをコピーして内蔵スピーカーやイヤホンで聴くことができ、朗読書籍もKindleストアで販売されている。また、大部分の英語のコンテンツは音声合成に対応しており、 text-to-speechという機能で読み上げを聴くことが可能であり、再生スピードも変更できる。
Paperwhite世代以降は、フロントライトと呼ばれる画面周辺に仕込まれたライトにより、画面全体を一様に明るくする技術を搭載。コントラストの向上と、単体での暗所での使用が可能になった。しかしこの世代以降の機種は音声出力に非対応になり、 text-to-speech機能も撤廃された。
価格
第2世代の価格は発売当初399ドル(約4万円)であったが、その後何度かの値下げを経て2009年10月6日より259ドル(約2万3000円)で販売されている。日本を含む海外市場では2009年10月19日に発売された(発売価格270ドル。10月22日に259ドルに価格改定された(約2万3000円))[8]。 高精細大画面のKindle DXは、2010年1月19日(日本時間1月20日)に米国外にも出荷開始された。
第3世代は2010年8月25日より発売開始。日本語表示に対応(日本語入力は未対応)。Wi-Fi版が$139、3G + Wi-Fi版が$189となっている。2011年4月11日からスクリーンセーバーに広告がつくタイプを売り始め、Wi-Fi版が$114、3G + Wi-Fi版が$164で、$25安い[9]。
仕様
第1世代
Kindle
- ディスプレイ:600×800ピクセル、4階調グレースケール
- サイズ: 19.1cm×13.5cm×1.8cm、 292g
- 内部メモリー: 180MB, 約200冊の本を記憶できる
- 外部記憶: SDメモリーカード (Kindle2よりSDカードスロットは廃止された)
- 充電式電池寿命: 2日(HSDPA通信常時ON)から1週間(HSDPA通信常時OFF)
- サポートするファイルフォーマット: AZW(Kindle専用), TXT, PDF, MOBI, PRC (".MOBI"および".PRC"はフランスで開発されたMobipocket形式の電子ブックファイル)
- 付属辞書: The New Oxford American Dictionary.
- ウェブブラウザ: ベーシック ウェブブラウザ(JavaScriptとTLSをサポートするがFlashには対応していない)
- 通信方式: HSDPA network (Wi-Fi機能はない)
第2世代
Kindle 2
- ディスプレイ:600×800ピクセル、16階調グレースケール[10]
- サイズ: 203.2mm x 134.6mm x 9.1mm、 289g
- 内部メモリー: 2GB(1500冊)
Kindle 2は当初、第1世代と同じくスプリントのEV-DO接続によるUS版・HSDPA網接続による国際版があったが、US国内版は生産中止となり、アメリカ国内でも国際版のみの販売になった。
Kindle DX
- ディスプレイ:9.7インチ、824×1200ピクセル、16階調グレースケール
- サイズ:約264mm×約183mm×約9.7mm、約536g
- 内部メモリ:4GB、約3500冊が保存可能。
第3世代
Kindle Keyboard
- 2010年8月25日発売
- ディスプレイ:6インチ、600×800ピクセル、16階調グレースケール
- サイズ: 190mm×123mm×8.5mm、 241g(Wi-Fi版), 247g(3G+Wi-Fi版)
- 内部メモリー: 4GB、ユーザー使用可能領域は約3GB
- 外部記憶:なし
- 内蔵バッテリ駆動時間: 無線オフ時 約1ヶ月、Wi-Fiオン時 約3週間、3G+Wi-Fiオン時 約10日
- 充電時間: 約4.5時間(ACアダプタ/USBポート)
- サポートするファイルフォーマット: AZW(Kindle専用), TXT, PDF, Audible (Audible Enhanced(AA,AAX)), MP3, unprotected MOBI, PRC (".MOBI"および".PRC"はフランスで開発されたMobipocket形式の電子ブックファイル), HTML, DOC, JPEG, GIF, PNG, BMP*(変換必須)
- 付属辞書: The New Oxford American Dictionary, Oxford Dictionary of English
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電器またはPC/Macを接続
- オーディオ: 3.5mmステレオジャック、背面ステレオスピーカー
- ウェブブラウザ: WebKitベースのブラウザ(試用版扱いとなっている)
- 音楽再生: バックグラウンドでのMP3ファイル再生が可能。ただしmusicフォルダーに保存された全ファイルを順次再生し、可能な操作は再生開始・再生停止・曲送りのみで、ランダム再生や再生ファイルの選択は不能(試用版扱いとなっている)
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g) / HSDPA(3G+Wi-Fi版のみ)
- CPU: Freescale i.MX353, ARM-11
- OS: Linux 2.6.26
当初「Kindle」という名称で発売。第4世代の発売後も「Kindle Keyboard」に改称した上で販売が継続された。ユーザやメディアからは「Kindle 3」の通称でも呼ばれた。
第4世代
Kindle 4
- 2011年9月28日販売開始。以下、スペックは第3世代Kindleと違う部分だけ記載。2012年9月に価格改定。
- 価格:
- 2011年9月より: 広告付き $79、広告なし $109
- 2012年9月より: 広告付き $69、広告なし $89
- サイズ: 166 x 114 x 8.7 mm、170g
- キーボード: なし
- 内部メモリー: 2GB、ユーザー使用可能領域は1.25GB
- 内蔵バッテリ駆動時間: 1ヶ月
- 充電時間: 約4時間(USBポート)
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g/n))※802.11nは802.11b/g互換モードで接続
- CPU: Freescale i.MX515 (ARM Cortex-A8)
Kindle Touch
- 2011年9月28日発表、11月15日出荷、2012年2月3日より日本など海外にも出荷開始。2012年9月に販売終了。
- 価格: WiFi+広告あり$99、WiFi+広告なし$139、WiFi+3G+広告あり$149、WiFi+3G+広告なし$189
- ディスプレイ:6インチ、600×800ピクセル、16階調グレースケール、タッチパネル
- サイズ: 172 x 120 x 10.1 mm、213g(WiFi版)、220g(WiFi+3G版)
- 内部メモリー: 4GB
- 内蔵バッテリ駆動時間: 2ヶ月
- 充電時間: 約4時間(USBポート)
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- オーディオ: 3.5mmステレオジャック、背面ステレオスピーカー
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g/n) / HSDPA, EDGE, GPRS(3G+Wi-Fi版のみ)※802.11nは802.11b/g互換モードで接続
- CPU: Freescale i.MX515 (ARM Cortex-A8)
第5世代
Kindle 5
- 2012年9月6日発表。Kindle 第4世代から、15%の高速化、コントラストの改善。
Kindle Paperwhite (第1世代)
- 2012年9月6日発表、10月1日出荷。日本版は11月19日発売。
- 価格:
- 日本:WiFi+広告なし 7,980円(当初は8,480円の予定だったが発売前に値下げした)、WiFi+3G+広告なし 12,980円
- 米国:WiFi+広告なし $119、WiFi+3G+広告なし $179
- ディスプレイ:6インチ、758x1024、212ppi、16階調グレースケール、タッチパネル、Paperwhite、内蔵ライト
- サイズ: 169 x 117 x 9.1 mm、213g(WiFi版)、221g(WiFi+3G版)
- 内蔵ストレージ: 2GB
- 内蔵バッテリ駆動時間: 8週間[11]、(連続駆動時間: 28時間[12])
- 充電時間: 約4時間(USBポート)
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g/n) / HSDPA, EDGE, GPRS(3G+Wi-Fi版のみ)
第6世代
Kindle Paperwhite (第2世代)
- 2013年9月3日発表、9月30日出荷。日本版は10月22日発売。
- 価格:
- 日本:WiFi+広告なし 9,980円、WiFi+3G+広告なし 14,980円
- 米国:WiFi+広告なし $119、WiFi+3G+広告なし $189
- 第1世代からの変更点
- E-inkパネルをPearlからCartaに変更し、コントラストの改善
- 重さが 206g(WiFi版)、215g(WiFi+3G版)
- 内蔵ストレージ:2GB(日本版は4GB[13])
- CPUが25%高速化
- Page Flip機能
- リフレッシュ処理の改善
第7世代
Kindle 7
- 2014年9月17日発表、10月2日発売。
- 価格
- 日本:WiFi+広告あり 8,980円 WiFi+広告無し 10,980円
- 米国:WiFi+広告あり $79、WiFi+3G+広告なし $99
- サイズ: 169 x 119 x 10.2 mm、191g
- キーボード: なし
- ディスプレイ: Pearl 6インチディスプレイ、167ppi、16階調グレースケール
- 内部メモリー: 4GB、ユーザー使用可能領域は約3GB
- 内蔵バッテリ駆動時間: 1ヶ月
- 充電時間: 約4時間(USBポート)
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g/n))
Kindle Voyage
- 2014年9月17日発表、10月21日発売。日本版は11月4日発売。
- 価格
- 日本:WiFi+広告あり 23,980円〜WiFi+3G+広告なし 31,180円
- 米国:WiFi+広告あり $199〜WiFi+3G+広告なし $289
- サイズ: 162 x 115 x 7.6 mm、180g(+ 3Gは188g)
- キーボード: なし
- ディスプレイ: Carta 6インチディスプレイ、解像度300ppi、自動調整機能付きフロントライト、16階調グレースケール
- 内部メモリー: 4GB、ユーザー使用可能領域は約3.1GB
- 内蔵バッテリ駆動時間: 1ヶ月
- 充電時間: 約4時間(PCのUSBポート)
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- Paperwhite(第2世代)からの変更点
- フラットなノングレアなガラスパネルを採用し、画面とベゼルの間に段差がなくなった
- コントラストの改善
- 旧来のタッチパネルのみでの操作から、感圧フィードバック方式のページめくりボタン(センサー)を搭載
- 重さが180gに軽量化し、7.6mmに薄型化
- 自動調整フロントライト搭載で環境にあわせて明るさが自動的に調整
- 300ppiに高解像度化
Kindle Paperwhite (第3世代)
- 2015年6月18日発表、6月30日発売(出荷開始)。
- 価格
- 日本:WiFi+広告あり 14,280円〜WiFi+3G+広告なし 21,480円
- 米国:WiFi+広告あり $119〜WiFi+3G+広告なし $209
- サイズ: 169 x 117 x 9.1 mm、205g(+ 3Gは217g)
- キーボード: なし
- ディスプレイ: Carta 6インチディスプレイ、解像度300ppi、内蔵型ライト、16階調グレースケール
- 内部メモリー: 4GB、ユーザー使用可能領域は約3.1GB
- 内蔵バッテリ駆動時間: 1ヶ月
- 充電時間: 約4時間(USBポート)
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- Paperwhite(第2世代)からの変更点
- ピクセル数が2倍に
- Bookerlyフォントを初めて採用
- Kindle Voyageとの違い
- 明るさの自動調整機能(照明感知センサー)が無い
- ページめくりボタンが無い
- 重い(現行Kindlle全機種の中で最重は、Paperwhiteの3Gモデル)
第8世代
Kindle Oasis(第1世代)
- 2016年4月13日発表、4月27日発売。
第9世代
Kindle Oasis(第2世代)
- 2017年10月11日発表、10月末発売(出荷開始)。
- 価格
- 日本:8GBモデルではWiFi+広告あり 29,980円〜WiFi+3G+広告なし 31,980円
- 32GBモデルではそれぞれ3000円プラスになる
- サイズ: 159 mm x 141 mm x 3.4-8.3 mm、194g
- ディスプレイ: Carta 7インチディスプレイ、解像度300ppi、内蔵型ライト、16階調グレースケール
- 内部メモリー: 8GB/32GB
- 内蔵バッテリ駆動時間: 明るさ10、ワイヤレスオフで30分の使用で数週間
- 充電時間: PCからUSB経由で3時間、5W充電機で約2時間
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- 防水性能 IPX8等級
- Oasis(第1世代)からの変更点
- ディスプレイのサイズが6インチから7インチに
- 防水仕様へ
- カバーを予備バッテリーとする仕様は廃され、標準付属ではなしに
アクセサリ
革製のカバー、プラスチックカバー、650種以上のシール形式のスキンなどが公式にアマゾンから販売されている。また、同様の物はアマゾン以外からも販売されている。
多言語の取り扱い
第2世代モデルは英語とギリシア文字のフォントにのみ対応していたが、第3世代モデルからは日本語・中国語・韓国語・キリル文字などの表示に対応し、日本語ファイル名のテキストファイルやPDFファイルの表示、英和辞書などの利用が可能[14]。
Fireタブレット
特徴
独自開発された Fire OS を搭載したタブレット端末。フルカラーマルチタッチ液晶ディスプレイを備え、Kindle ストアや Amazon Appstore にアクセスして電子書籍・音楽・映画・アプリなどを買える。
- Fire OS 1.0 :2011年モデルで採用
- Fire OS 2.0 :2012年モデルで採用
- Fire OS 3.0 :2013年モデルで採用
- Fire OS 4.0 :2014年モデルで採用
- Fire OS 5.0 :2015年モデルで採用
仕様
機種ごとの仕様一覧表(Kindle Fire)
Generation (within Amazon tablets) | 第1世代 (2011) | 第2世代 (2012) | 第5世代 (2015) | 第7世代 (2017) | |
---|---|---|---|---|---|
機種 | Kindle Fire | Fire | Fire 7 | ||
発売日 | 2011年11月15日 | 2012年9月14日 | 2015年9月30日 | 2017年6月7日 | |
OS | Fire OS
(Android 2.3 ベース) |
Fire OS
(Android 4.0 ベース) |
Fire OS 5 | ||
System Version | 6.3.4 | 10.5.1 | 5.3.3 | ||
ディスプレイ | サイズ | 7" | |||
解像度 | 1024 × 600 | ||||
画素密度 | 171 ppi | ||||
CPU | 生産者 | Texas Instruments | MediaTek | ||
種類 | Dual-core OMAP4 | Quad-core | |||
モデル | 4430 HS | MT8127D | MT8127B | ||
コア | 2× ARM Cortex-A9 @ 1.0 GHz | 2× ARM Cortex-A9 @ 1.2 GHz | 4× ARM Cortex-A7 @ 1.3 GHz | ||
ビット数 | 32-bit | ||||
GPU | 設計者 | Imagination Technologies | ARM Holdings | ||
種類 | PowerVR | Mali | |||
モデル | SGX540 | 450 | 450 MP4 | ||
周波数 | 304 MHz | 384 MHz | 600 MHz | ? | |
メインメモリ | 容量 | 512 MiB | 1 GiB | ||
規格 | LPDDR2 | ? | |||
ストレージ | 内部 | 8 GB | 8 GB or 16 GB | ||
外部 | N/A | 最大 to 128 GB microSDXC | 最大 256 GB microSDXC | ||
カメラ | 背面 | 2 MP | |||
正面 | 0.3 MP VGA | ||||
マイクロホン | Yes | ||||
Bluetooth | Bluetooth 4.0 LE | Bluetooth 4.1 LE | |||
通信方式 | Wi-Fi | 802.11 b/g/n | 802.11 a/b/g/n
(デュアルバンド) | ||
Cellular | N/A | ||||
位置情報 | N/A | Wi-Fi ベース | |||
近接センサー | N/A | ||||
コンパス | |||||
環境光センサー | |||||
加速度センサー | Yes | ||||
ジャイロスコープ | N/A | ||||
気圧計 | |||||
重さ | 413 g (14.6 oz) | 400 g (14 oz) | 313 g (11.0 oz) | 295 g (10.4 oz) | |
サイズ | 190 × 120 × 11.4 mm
(7.48 × 4.72 × 0.45 in) |
189 × 120 × 11.5 mm
(7.44 × 4.72 × 0.45 in) |
191 × 115 × 10.6 mm
(7.52 × 4.53 × 0.42 in) |
192 × 115 × 9.6 mm
(7.56 × 4.53 × 0.38 in) | |
バッテリー | 4400 mAh | 2980 mAh | 8 hours |
Kindle Fire (第1世代)
- 2011年9月28日発表、11月14日出荷
- 価格: $199
- ディスプレイ:7インチ、1024×600ピクセル、フルカラー、IPS液晶
- サイズ: 190 x 120 x 11.4mm、413g
- 内部メモリー: 8GB、ユーザー使用可能領域は約6GB
- 外部記憶:なし
- 内蔵バッテリ駆動時間: 読書時8時間、無線なし動画再生で7.5時間。
- 充電時間: 約4時間(USBポート)
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- 映像出力: なし(内蔵ディスプレイのみ)
- 音声出力: 3.5mmステレオジャック、ステレオスピーカー
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g/n)
- ウェブブラウザ: Amazon Silk cloud-accelerated ブラウザ
- Adobe AIR: プレインストール済み
- CPU: Texas Instruments OMAP 4430 (ARM Cortex A9 デュアルコア) 1.0GHz
- DRAM: 512MB
- OS: 独自(Android 2.3.3ベース[15])
Kindle Fire (第2世代)
- Kindle Fire 第1世代の改良版。以下、第1世代からの変更点。
- 2012年9月6日発表、9月14日出荷。日本版は12月18日発売。
- 価格:
- 日本:12,800円
- 米国:$159
- CPU: Texas Instruments OMAP 4430 (ARM Cortex A9 デュアルコア) 1.2GHz
- DRAM: 1GB
- OS: 独自(Android 4.0.3ベース[15])
Kindle Fire HD (第1世代)
- 2012年9月6日発表、9月14日出荷。日本版は12月18日発売。
- 価格:
- 日本:15,800円 (16GB), 19,800円 (32GB)
- 米国:$199 (16GB,広告あり), $214 (16GB,広告なし), $249 (32GB,広告あり), $264 (32GB,広告なし)
- ディスプレイ:7インチ、1280×800ピクセル、フルカラー、IPS液晶
- サイズ: 193 x 137 x 10.3mm、395g
- 内部メモリー: 16GB (ユーザー使用可能領域は約12.6GB)または32GB (ユーザー使用可能領域は約26.9GB)
- 外部記憶:なし
- 内蔵バッテリ駆動時間: 11時間
- 充電時間: 約4時間 (USBポート)
- USBポート: USB2.0 (micro-Bコネクター)充電用
- 映像出力:microHDMI
- 音声出力: 3.5mmステレオジャック、ステレオスピーカー
- 通信方式: Wi-Fi (802.11a/b/g/n)
- ウェブブラウザ: Amazon Silk cloud-accelerated ブラウザ
- CPU: Texas Instruments OMAP 4460 (ARM Cortex A9 デュアルコア) 1.2GHz
- DRAM: 1GB
- OS: 独自(Android 4.0.3ベース[15])
Kindle Fire HD 8.9"
- 2012年9月6日発表、11月20日出荷。日本版は2013年3月12日発売。
- 価格:
- 日本:24,800円(Wi-Fi,16GB), 29,800円(Wi-Fi,32GB)
- 米国:$299 (Wi-Fi,16GB,広告あり), $314 (Wi-Fi,16GB,広告なし), $369 (Wi-Fi,32GB,広告あり), $384 (Wi-Fi,32GB,広告なし), $499 (Wi-Fi + 4G,32GB,広告あり), $514 (Wi-Fi + 4G,32GB,広告なし), $599 (Wi-Fi + 4G,64GB,広告あり), $614 (Wi-Fi + 4G,64GB,広告なし)
- ディスプレイ:8.9インチ、1920×1200ピクセル、フルカラー、IPS液晶
- サイズ: 240 x 137 x 10.3mm、567g
- 内部メモリー: 16GB (Wi-Fi Only)、32GBまたは64GB (Wi-Fi + 4G)
- 外部記憶:なし
- 内蔵バッテリ駆動時間: 10時間
- 充電時間: 5時間 (USBポート)
- USBポート: USB2.0(micro-Bコネクター)充電用
- 映像出力:マイクロHDMI
- 音声出力: 3.5mmステレオジャック、ステレオスピーカー
- 通信方式: Wi-Fi (802.11 a/b/g/n)
- ウェブブラウザ: Amazon Silk cloud-accelerated ブラウザ
- CPU: Texas Instruments OMAP 4470 (ARM Cortex A9 デュアルコア) 1.5GHz
- DRAM: 1GB
- OS: 独自(Android 4.0.3ベース[15])
Kindle Fire HD (第2世代)
- 2013年9月25日発表、2013年10月2日発売。日本は11月5日発売。
- 価格:
- 日本:15,800円 (8GB), 17,800円 (16GB)
- 米国:$154 (8GB, 広告なし), $184 (16GB, 広告なし)。広告ありは$15減算。
- ディスプレイ:7インチ、1280×800ピクセル、フルカラー、IPS液晶
- サイズ: 191 x 128 x 10.6mm、345g
- ストレージ: 8GB または 16GB
- 外部記憶:なし
- 内蔵バッテリ駆動時間: 10時間
- 充電時間: 約6時間 (USBポート)
- USBポート: USB2.0 (micro-Bコネクター)充電用
- 映像出力: なし
- 音声出力: 3.5mmステレオジャック、ステレオスピーカー
- カメラ: なし
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g/n)
- ウェブブラウザ: Amazon Silk cloud-accelerated ブラウザ
- CPU: デュアルコア 1.5GHz
- DRAM: 1GB
- OS: Fire OS 3.0(Android 4.2.2ベース[15])
Kindle Fire HDX 7"
- 2013年9月25日発表、Wi-Fi モデルが2013年10月18日発売、LTEモデルが2013年11月14日発売。日本は11月28日発売。
- 価格:
- 日本:24,800円 (16GB), 29,800円 (32GB), 33,800円 (64GB)
- 米国:$244 (16GB, 広告なし), $284 (32GB, 広告なし), $324 (64GB, 広告なし), LTE対応は$100加算。広告ありは$15減算。
- ディスプレイ:7インチ、1920×1200ピクセル、フルカラー、IPS液晶
- サイズ: 186 x 128 x 9.0mm、303g (LTEなし)、311g (LTEあり)
- ストレージ: 16GB または 32GB または 64GB
- 外部記憶:なし
- 内蔵バッテリ駆動時間: 11時間(Webなど)、17時間(読書時)
- 充電時間: 約6時間 (USBポート)
- USBポート: USB2.0 (micro-Bコネクター)充電用
- 映像出力: なし
- 音声出力: 3.5mmステレオジャック、ステレオスピーカー
- カメラ: フロントカメラ
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g/n)
- ウェブブラウザ: Amazon Silk cloud-accelerated ブラウザ
- CPU: Snapdragon 800 (4コア 2.2GHz)
- DRAM: 2GB
- OS: Fire OS 3.0(Android 4.2.2ベース[15])
Kindle Fire HDX 8.9"
- 2013年9月25日発表、Wi-Fi モデルが2013年11月7日発売、LTEモデルが2013年12月10日発売。日本は11月28日発売。
- 価格:
- 日本:39,800円 (16GB), 45,800円 (32GB), 51,800円 (64GB)
- 米国:$394 (16GB, 広告なし), $444 (32GB, 広告なし), $494 (64GB, 広告なし), LTE対応は$100加算。広告ありは$15減算。
- ディスプレイ:8.9インチ、2560×1600ピクセル、フルカラー、IPS液晶
- サイズ: 231 x 158 x 7.8mm、374g (LTEなし)、384g (LTEあり)
- ストレージ: 16GB または 32GB または 64GB
- 外部記憶:なし
- 内蔵バッテリ駆動時間: 12時間(Webなど)、18時間(読書時)
- 充電時間: 約6時間 (USBポート)
- USBポート: USB2.0 (micro-Bコネクター)充電用
- 映像出力: microHDMI
- 音声出力: 3.5mmステレオジャック、ステレオスピーカー
- カメラ: フロントカメラ、背面カメラ
- 通信方式: Wi-Fi (802.11b/g/n)
- ウェブブラウザ: Amazon Silk cloud-accelerated ブラウザ
- CPU: Snapdragon 800 (4コア 2.2GHz)
- DRAM: 2GB
- OS: Fire OS 3.0(Android 4.2.2ベース[15])
Kindleストア
アマゾンは「Kindle Store」の名称で、同端末・ソフトウェア向けに電子書籍の販売等を行うサービスを展開している。
アマゾン書店の約100万冊の書籍、150紙以上の新聞、60冊以上の雑誌、約60冊の朗読書籍を有料でダウンロードできる。また、Mobipocket形式の欧文書籍のうち、無料ダウンロードが可能なものを読める(Mobipocket形式でも有料のものは読めない)。全ての本の第一章もしくは最初の数ページはサンプルとして無料。また、新聞・雑誌は最初の2週間は無料購読期間となっている。
米国では一般に新刊本の単行本の定価は27ドル程度、デジタル版の定価は20ドルである。小売店は10ドル程度でデジタル版を仕入れ、16ドル程度で売るのが慣習になっている。たとえばソニー・リーダーのオンラインストアでは大半のベストセラーが16ドルで販売されている[16]。これに対しアマゾンはこれを9.99ドルで売り、しかもEV-DOを提供するスプリント・ネクステルへの通信料はアマゾンが肩代わりして支払う。このため、新書からの利益はまったく出ない[17]。
しかしアマゾンはこの低価格を武器に読者を開拓し、実際の利益はKindleの端末本体(399ドル)に加え、新聞購読費(1新聞あたり月額10-15ドル程度)や雑誌・ブログ購読費(例えばタイム紙で月額1ドル50セント、1ブログあたり月額1-2ドル程度)、需要が限定された30ドルから100ドルの電子書籍(主に専門書)および印税を払う必要のない著作権切れの電子書籍などの販売から得る。著作権切れの書籍の価格は1〜10ドルとまちまちで、同じ作品の別の版が異なる価格で販売されているのが目につく。これは注釈などの差や有無によるものとされる。[18]
Kindle版の売り上げはKindle端末の増加に合わせて伸びている。専用端末に加えて2009年3月に「Kindle for iPhone and iPod touch」をリリースしたことで売り上げを急速に伸ばし、2009年5月時点で紙媒体の売り上げの35%[19]にまで成長し、Kindle 3によりさらに成長し、2011年5月時点で105%[20]にまで成長している。
Kindleストアのほぼ全ての書籍が最初の1章分を無償で読める。これは自動生成されるもので、全体の内容の約10パーセントが公開される模様。
Kindle Paperwhite以降のモデルでは、米国で販売されたモデルでも日本のKindleストアで販売されているコンテンツを読める[21]。
米国のKindleストアで販売されたコンテンツを日本のKindle専用端末で読むにはアカウントの結合が必要となり、購入先のストアは切り替え式となる[22]。
Kindle無料アプリ
専用端末以外に、スマートフォン、タブレットやパソコン向けに「Kindle無料アプリ」を提供している[23]。一度購入した書籍は対応する全ての端末で読めて、読書位置やブックマークの情報は端末間で自動的に共有される。各言語の辞書をダウンロードでき、文中の単語の意味を調べることができる。[24]またそこからウェブ検索やウィキペディア検索機能を備える[25]。
Kindle (モバイルアプリケーション)
2009年3月4日にiOS版、2010年2月18日にBlackBerry版、2010年6月29日にAndroid版、2011年1月4日よりWindows Phone版の読書アプリ「Kindle」を公開している。日本向けは2012年10月25日にiOS版、Android版のみ公開。
Kindle for PC
2009年11月10日にWindows PC向けの読書アプリ「Kindle for PC」を公開している。日本向けは2015年1月21日に公開[26]。
Kindle for Mac
2010年3月20日にMac向けの読書アプリ「Kindle for Mac」を公開している。日本向けは2015年2月13日に公開[27]。
Kindle Cloud Reader
2011年8月10日にウェブブラウザで読める読書アプリ「Kindle Cloud Reader」を公開している。日本向けは2014年9月19日に公開[28]。日本向けは漫画など一部書籍しか読めない。
Kindleパーソナル・ドキュメントサービス
Kindleパーソナル・ドキュメントサービスは、Kindleストアで購入したコンテンツ(電子書籍ファイル)とともに個人用のドキュメント(パーソナル・ドキュメント)を保存できるクラウドサービスで、それぞれの端末(Kindle端末およびFree Kindle Reading Appsをインストールした端末)での保存閲覧ができる。各端末ごとに「Send to Kindle」と呼ばれるメールアドレスが割り振られており、添付ファイルとしてドキュメントを送るとフォーマットが変換され、各端末へ自動的にダウンロードされる。5GBのストレージ容量が無料で提供されている[29]。
Kindle Publishing Programs
Kindle向けの電子書籍を作成するために、「Kindle Publishing Programs」(Kindle出版プログラム)を無償で配布している[30][31]。以下のソフトウェアを配布している。
- KindleGen - HTML、ePub、opf形式からmobi形式、Kindle Format 8形式への変換
- Kindle Plugin for Adobe InDesign
- Kindle Previewer
例えば、A4用紙向けのPDFを読むのは、Kindleの画面サイズがA4よりも小さいため読みづらいが、別のソフトウェアで一度PDFをHTMLに変換して、それをKindleGenでmobi形式に変換すると、Kindleで読みやすい形式になる。
Kindleで採用されているAZW形式はmobi形式に独自のDRMをつけたものである。PalmOS時代の都合からmobi形式は拡張子にprcを使っている場合があり、Mobipocket Creatorなどはこちらの拡張子で生成する。
HTML5 および CSS3 をベースにしたAZW(MOBI)形式に代わる電子書籍フォーマットであるKindle Format 8 を2011年10月20日に 発表した[32]。専用端末Kindle 4以降が対応している。
Kindle ダイレクト・パブリッシング
Amazon Kindleストアで本を出版するためのサービス。[33] 出版コスト無しに世界中で販売することができる。
評価
音楽や映像がデジタル化されたのと同様、本のデジタル化もソニー・リーダーをはじめとして過去に様々な試みが行われているが、商業的に成功しているとは言い難かった[34][35]。アマゾンは「本のためのiPod」をコンセプトに開発に3年を費やし、2007年11月にKindleが発売となった。過去の失敗を克服するために、次のような点が特徴になっている[36][37]。
- デジタル版の本はベストセラーの本で約10ドルと、通常の本より安い。2011年6月現在、95万冊中55万冊が$9.99以下。
- PCを使ってダウンロードする必要がなく、どこにいても1分以内に1冊の本がEV-DOを介して送られてくる。また携帯電話会社との契約が不要である。
- 端末が省電力で電池寿命が極めて長い。
端末に関する評価では、第1世代に対する批判として、端末の値段が非常に高価である、端末のデザインが悪い(両側面が全てボタンになっており、どこを持っても間違ってボタンを押してしまう)、PDFファイルが読めない、ディスプレイがカラーではない、電子ペーパーの特性としてディスプレイの応答速度が遅い、などがあったが、第二世代やDXではデザインが改良されたりPDFビューワーが搭載(第2世代、DX)されることで改善が図られている[38][39][40]。
端末の販売は、当初順調とは言いがたく、アマゾンは発売から2011年6月現在に至るまで販売台数を発表していないが、発売開始からおよそ1年後の2008年11月での推定では約24万台のみ売れたとされ[41]、ヤフーテクノロジーサイトなどでも、2008年のワースト製品に選ばれていた[42]。しかしその後2009年の第四四半期には、全世界でおよそ150万台が売れたとされている[43]。2010年8月発売のKindle 3から急速に売上を伸ばし、2010年に800万台販売し、累計1000万台以上販売したと推計されている[44]。専用端末の価格が1万円程度まで下がったことが売上の増加の要因の一つになっている。2011年に入ると紙の書籍よりもKindle書籍の方が売上が多くなり、2011年4月1日現在、紙の書籍の1.05倍の冊数を売上げていて、2010年の同時期の3倍のKindle書籍を売り上げている[20]。
アマゾンは2010年1月21日に、作家または出版社が設定した価格が2.99~9.99ドル、電子書籍の価格が紙媒体の書籍の最低価格より20%以上安いなどの条件を満たした場合に、作家や出版社に支払う印税を、電子書籍の表示価格の35%から70%に引き上げた[45]。さらに、JavaによるKindle向けアプリケーション開発キットの提供を発表した。
トラブルと批判
オーウェル事件(電子書籍販売停止と無断削除)
- 2009年7月17日、アマゾンは、再版権を持たない出版社が販売していた電子書籍2点の販売を停止し、ユーザがすでに買った本についてもKindleから無断で削除したのち料金を払い戻した。削除されたのはジョージ・オーウェルの『1984年』と『動物農場』で[46]、ユーザからは作中の「ビッグ・ブラザー」を体現するような行為だと批判が起こった[47][48][49]。同月23日以降、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは、Amazon.comのフォーラム[50]やKindle購入者宛メールを通じてこの件について謝罪し、削除を受けたユーザに対して「該当作品の別のコピー、あるいは30ドル分のギフト券または小切手[51]」の提供を申し出た。
ニガード事件(アカウント閉鎖と購入済電子書籍全削除)
- 2012年9月、ノルウェー在住の女性のKindleに不具合が発生し、Amazonと連絡していたところアカウントが閉鎖された。そして、Kindleから購入済みの電子書籍が、Amazonにより全て削除された。ところが、新聞等で報じられた後、閉鎖されたアカウントが理由の説明なく復活した。
- この事件から、Kindleコンテンツ(電子書籍等)の料金等支払後もライセンスが提供されるのみで、コンテンツがAmazon管理下にあることが抱える問題点、DRM(デジタル著作権管理) に関する課題に注目が集まった[52]。
関連項目
- ソニー・リーダー、LIBRIe - ソニーによる電子書籍端末。
- GALAPAGOS - android OS搭載のシャープ製電子ブックリーダー
- ブックリーダー(SH-07C) - GARAPAGOSに3G回線を搭載したNTTドコモから発売される電子ブックリーダー
- biblio(TSY01) - 電子書籍閲覧用途に特化した東芝のau(KDDI/沖縄セルラー電話)向け携帯電話。
- 楽天kobo
- 電子書籍
- 電子ペーパー
脚注
- ↑ “キンドル発売、8000円台から 米アマゾン予約開始”. 日本経済新聞. (2012年10月24日) . 2014閲覧.
- ↑ “米Amazon.com、携帯電話内蔵の電子ブックリーダー「Kindle」を発売”. INTERNET Watch (Impress Watch). (2007年11月20日) . 2013閲覧.
- ↑ “Amazonの「Kindle Touch 3G」ではWikipedia以外のサイトにアクセスできない?”. マイナビニュース (マイナビ). (2011年10月6日) . 2013閲覧.
- ↑ 当然プラインドタッチは不可能であり、電卓入力のように一つの指でキーを選んで入力する形式である。
- ↑ “Amazonの第4世代「Kindle」試用レポート ~日本からも1万円以下で買える電子ペーパー端末”. PC Watch (Impress Watch). (2011年10月6日) . 2013閲覧.
- ↑ “米Amazonが大画面の「Kindle DX」発表、9.7型ディスプレイ搭載”. INTERNET Watch (Impress Watch). (2009年5月7日) . 2013閲覧.
- ↑ “Amazon、Kindleのバッテリー時間向上とPDFリーダー対応を発表”. INTERNET Watch (Impress Watch). (2009年11月25日) . 2013閲覧.
- ↑ [1]米国アマゾン公式サイト
- ↑ Amazon.com、114ドルのKindle発表 広告付きで安価に - 電子書籍情報が満載! eBook USER
- ↑ Amazon.com: Kindle Wireless Reading Device, Free 3G, 6" Display, White - 2nd Generation: Kindle Store
- ↑ ワイヤレス接続オフ、ライトの明るさ設定10で1日30分読書に使用した場合。
- ↑ ワイヤレス接続オフ、ライトの明るさ設定10で使用した場合。
- ↑ “日本は10月22日出荷:日本向けには内蔵メモリ4Gバイト――Amazon、Kindle Paperwhiteの最新モデルを発表”. ITmedia eBook USER (アイティメディア). (2013年9月4日) . 2013閲覧.
- ↑ “Amazon「Kindle 3G + Wi-Fi」試用レポート”. PC Watch (Impress Watch). (2010年9月7日) . 2013閲覧.
- ↑ 15.0 15.1 15.2 15.3 15.4 15.5 15.6 “Device and Feature Specifications - Amazon Apps & Services Developer Portal”. Amazon.com. . 2015閲覧.
- ↑ New York Times, Page C3, November 20, 2007
- ↑ 同
- ↑ New York Times, Page C3, November 20, 2007および米国アマゾン公式サイト
- ↑ [2] Silicon Alley Insider, May 6, 2009
- ↑ 20.0 20.1 Amazon.com Now Selling More Kindle Books Than Print Books
- ↑ Kindleサポート
- ↑ “日米Kindleアカウントを結合しても購入ストアは自由に切り替えできます”. ITmedia eBook USER (アイティメディア). (2012年11月6日) . 2013閲覧.
- ↑ “KindleがなくてもKindleは読める。iOS版とAndroid版の違いを超ていねいに解説”. . 2014閲覧.
- ↑ Amazon kindle(キンドル)アプリの使い方
- ↑ iPhone/iPad版Kindle:辞書機能を内蔵し、WikipediaおよびGoogle検索にも対応
- ↑ Amazon、「Kindle for PC」公開 Windows向け閲覧アプリ 和書も対応 - ITmedia ニュース
- ↑ Amazon.co.jpが「Kindle for Mac」アプリを提供開始、電子書籍をあなたのMacで - PR TIMES
- ↑ ブラウザで本が読める「Kindle Cloud Reader」が利用可能に - ITmedia eBook USER
- ↑ “Amazon.co.jp ヘルプ: Kindleパーソナル・ドキュメントサービス”. . 2013閲覧.
- ↑ Kindle Publishing Programs
- ↑ Amazon Kindle Publishing Guidelines
- ↑ “Amazon、新たな電子書籍ファイルフォーマット「Kindle Format 8」を発表”. . 2013閲覧.
- ↑ [3]
- ↑ [4]"Amazon's Breakthrough E-book"ビジネスウイーク 2007年11月19日
- ↑ [5]"Why e-books are bound to fail" April 27, 2007, ComputerWorld
- ↑ [6] "Can Amazon Kindle Digital Book Fever?" ビジネスウィーク 2007年11月19日
- ↑ [7] "Opinion: Why Amazon's Kindle is revolutionary" ComputerWorld, November 21, 2007
- ↑ [8] "Amazon's Kindle vs. Sony's Reader" 11/19/2007 CNET記事
- ↑ [9] "In Defense of the Kindle" New York Times, Nov 20, 2007
- ↑ http://blogs.cnet.com/8301-13506_1-9822044-17.html "Amazon Kindle: Flop" 11/21/2007 CNET Blog
- ↑ [10]
- ↑ http://blog.wired.com/business/2008/11/oprah-wont-boos.html
- ↑ “Updating Kindles sold estimate: 1.49 million”. . 2009閲覧.
- ↑ Amazon、Kindleシリーズの累計販売台数ついに1000万台突破か - 電子書籍情報が満載! eBook USER
- ↑ http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20407080,00.htm
- ↑ 削除されたのは該当出版社が発行していた版のみで、再版権を持つ他社が発行するものには影響していない。
- ↑ “アマゾンは「ビッグブラザー」? 電子書籍を無断で遠隔削除” (日本語). AFPBB News (2009年7月19日). . 2010閲覧.
- ↑ Fried, Ina (2009年7月17日). “Amazon recalls (and embodies) Orwell's '1984'” (英語). CNET News. . 2010閲覧.
- ↑ Frucci, Adam (2009年7月17日). “Big Brother Amazon Remotely Deletes Purchased Copies of 1984 and Animal Farm From Thousands of Kindles” (英語). Gizmodo. . 2010閲覧.
- ↑ Bezos, Jeffrey P. (2009年7月23日). “An Apology from Amazon” (英語). . 2010閲覧.
- ↑ Krazit, Tom (2009年9月7日). “アマゾンのベソスCEO、Kindleからのコンテンツ無断削除を謝罪” (日本語). CNET Japan. . 2010閲覧.
- ↑ あなたが買った“本”は、勝手に消されてしまうかもしれない 英国の騒動から浮かび上がる電子書籍の課題日経ビジネスオンライン 2012年11月14日
外部リンク
- Kindle 公式サイト
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