境川 (諫早市)
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境川(さかいがわ)は、長崎県諫早市を流れる一級河川本明川水系の河川である。源流部は多良岳県立公園[1]の区域に指定されている。
概要
多良岳に端を発し名水百選に選定されている轟渓流[2]を形成し「落合川」と合流した後、多くの堰により止水され、近隣の灌漑用水の水源となり諫早湾干拓調整池に流入する。
轟の森林
境川の上流「轟渓流」一帯に位置する森林で、轟の森林として水源の森百選に指定されている[3]。
山岳 | 面積(ha) | 標高(m) | 人工林(%) | 天然林(%) | 主な樹種 | 制限林 | 種類 | 流量(m3/日) |
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畑倉山 | 936 | 700 | 50 | 50 | スギ・ヒノキ・スダジイ・カシ | 水源かん養保安林、保健保安林 | 湧水源 | 6,150 |
上流には国の天然記念物に指定されている「多良岳ツクシシャクナゲ群叢」[4]がある。 また、森には同じく天然記念物であるニホンヤマネが生息している。
轟渓流
轟渓流(とどろきけいこく)は轟滝を始め潜龍の滝、二見の滝、楊柳の滝等 大小30の滝があり、上流の「轟の森林」の水源涵養林に蓄えられた清水が集まり、6,150m3/日の流量の渓流となる。水質は軟水で水温は1年を通して14℃を保っており、別名轟峡(とどろききょう)とも呼ばれ観光名所となっている。
交通
- 鉄道
- 長崎本線湯江駅 タクシーで15分
- 車
- 長崎県道136号多良岳公園線 並走
周辺の行楽地
- 山茶花高原ピクニックパーク
- 白木峰高原