バッキンガム公
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バッキンガム公(Duke of Buckingham)は、イギリスの公爵位の一つ。
第6代スタッフォード伯爵ハンフリー・スタッフォードが1444年にバッキンガム公に叙爵されたのが始まりである。スタッフォード家の世襲となったが、曾孫のエドワード・スタッフォードが謀反の容疑で処刑され、バッキンガム公は断絶した。
1623年、ジェームズ1世が寵臣ジョージ・ヴィリアーズをバッキンガム公に叙爵、ヴィリアーズ家の元で復活したが、同名の息子ジョージ・ヴィリアーズに子が無く、再び断絶した。
以降はシェフィールド家がバッキンガム=ノーマンビー公、グレンヴィル家がバッキンガム=シャンドス公とそれぞれが既に受け継いでいた爵位を組み合わせてバッキンガム公位を継いだが、1889年にグレンヴィル家が断絶したのを最後に現在は叙爵されていない。
Contents
一覧
スタッフォード家
- ハンフリー・スタッフォード (初代バッキンガム公爵) (1402年 - 1460年)
- ヘンリー・スタッフォード (第2代バッキンガム公爵) (1454年 - 1483年)
- エドワード・スタッフォード (第3代バッキンガム公爵) (1478年 - 1521年)
ヴィリアーズ家
- ジョージ・ヴィリアーズ (初代バッキンガム公) (1592年 - 1628年)
- ジョージ・ヴィリアーズ (第2代バッキンガム公) (1628年 - 1687年)
シェフィールド家
- ジョン・シェフィールド (初代バッキンガム=ノーマンビー公) (1648年 - 1721年)
- エドマンド・シェフィールド (第2代バッキンガム=ノーマンビー公) (1716年 - 1735年)
グレンヴィル家
"「コバム子爵」"
- リチャード・テンプル=グレンヴィル (初代バッキンガム=シャンドス公) (1776年 - 1839年)
- リチャード・テンプル=グレンヴィル (第2代バッキンガム=シャンドス公) (1797年 - 1861年)
- リチャード・テンプル=グレンヴィル (第3代バッキンガム=シャンドス公) (1823年 - 1889年)