可杯

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可杯(べくはい)は、さかずきの一種。「べくさかずき」ともいう。

漢文で、「可」の字は「可○○○○」(は返り点)のように、常に句の上に来て、けっして下に置かない。このことから、飲みほさなければけっして下に置くことができないさかずきを、「可杯」という。

いくつか種類がある。

  • さかずきの底にちいさな穴がうがってあり、さかずきを持つ手の指でその穴をふさぎ、飲みほさなければ下に置くことができないもの。
  • 天狗面のさかずきは、容量は8勺ほどで、その鼻(容量は5勺ほど)を持って酒を飲むもの。
  • ひょっとこ面のさかずきは、面の口にひらく穴を指の腹でふさぎながら酒を飲むもの。

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